WJの10・22後楽園大会が、ボクシングの興行とバッティングしていたことが発覚。
偶然に偶然が重なりたまたま招いた事態ではあるが、こういう時のWJの応対は
プロの興行会社らしく迅速だ。ただちに各方面に連絡をとり、チケットの販売を中止した。
ボクシング側との話し合いで、WJの方から「今回はうちが譲りますから」と大人の対応、
これにはボクシング主催側も「同じ興行会社として見習うべきところが多い」と感心していたという。
そしてすでにほぼ完売状態だったにもかかわらずチケット購入者にオフィシャルHPを通じて呼びかけ
トラブルを起こすことなく払い戻しに応じた。
興行日が重なってしまったこと自体はミステイクかもしれないが
言うまでもなく、この件に関しては選手には罪はない。
長く団体をやっていればたまたま何かの弾みでこうなってしまうことだってある。
X−1の反省を活かしたあたりは偏見の目を捨てて素直に評価するべきだろう。
災い転じて福となす。この秋、WJの大挽回が始まる予感がする。