雪に埋もれたベビザリハウスの雪掻きに悪戦苦闘のぼくちん、
どこからか清楚なお姉ちゃんがボランティアで助けに来てくれたでちゅ。
お姉ちゃん、何か悩んでる様子だったのでそれとなく尋ねると、
「好きなカレシがいるのだが、カレシの母親がブサイクで下品なのと、借金がある」
らしいでちゅ。
ナニワ金融道大好きなぼくちん(3歳児)、それとなく関西弁で

「人を縛るのは金と罪やでえ。借金あるくせに銀行勤めやめてアルバイトやっとる奴のどこが信用できるんや?でんがなまんがな」

とアドバイスしたら、お姉ちゃん、なんだか納得したようで静かにうなずいて去って行ったでちゅ。
いつの間にかお姉ちゃんのまわりを黒い服の人たちが囲んで、冬だというのに菊の花が付いたブーブーに乗って帰ったでちゅ。
あのお姉ちゃん、いま何してるでちゅかね?