58 : 名無しさん 2018/08/08(水)13:36:42 ID:tCT
大学の実習で「果物から果実酒を作る」ってのをやった
使う果物の種類は自由で、班ごとに自腹で持ち寄る
たいていの班は無難なブドウとか
安価なリンゴとかを持ってきてたんだけど、
ある班がなんとメロンを持ち込んだ
この実習、学生の腕では美味しい酒になることは稀だ
と教授や諸先輩方から聞かされていたので、
メロンもったいねーwそのまま食べたほうが絶対美味しいのにw
なんて皆でからかいつつも、内心どんな酒ができるのかwktkしてた

で実習最終日、できたメロン酒を俺も試飲させてもらったんだけど…
メロンの味、一切しない。
キュウリ。キュウリ味。キュウリとアルコール。
原理を考えたら納得なんだけど、
果実酒って果物の糖分がアルコールになってできるわけで
メロンの糖が全部アルコールに変わって甘味が消えた結果がキュウリ味だったっていうオチ

あの美味しそうなメロンがキュウリになっちゃったことも衝撃だったし
キュウリ味の酒なんて生まれて初めて飲んだからそれも衝撃だったし
何より「キュウリにハチミツかけるとメロンの味になる」
っていうあれは、逆算でも成立するんだ…っていうのが一番の衝撃だった