小学生の頃、かなり太ってたから男子に「ブタ」「喪山喪子の呪い」といじめられていた
その時周りの女子達は「ひどい」「喪ーりんが可哀想!」と庇ってくれて、やっぱり女の子は優しいな、頼れるのは下品で幼稚な男子じゃなくて同性だよね…と思っていた
しかしある日、一番庇ってくれてたリア子ちゃんに「今日からデブリンって呼んでいいー?wあ、いじめじゃないよ、喪子が可愛いからそう呼ぶんだよ?w」と言われ、動揺したけど当時の私は完全にその子を信頼してたので嫌とは言えなかった
それから毎日皆の前で大きな声で「デーブリーン!」と呼ばれ続け、いつの間にかクラス中の女の子が私をデブリンと呼ぶようになっていた
「俺らはデブって言ったらダメなのに、なんでリア子はいいんだよ!」と男子に責められる私をいつもの調子で「リア子達とデブリンは親友だもん!ね、デブリン?」と庇われるともう何も言えなかった
その時唯一デブリンと呼ばず、ただ当たり前のように「喪ーりん」と呼んでくれた子とは今でも親友