NGT48問題でも見せた秋元康の“無責任”! 事実上の最高責任者なのに表に出ず「憂慮している」と他人事|LITERA/リテラ
https://Lite-ra.com/2019/01/post-4490.html
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なんとわかりやすい“トカゲの尻尾切り”か──。
NGT48メンバーの山口真帆がファンに暴行を受けていた事件をめぐって、本日未明、グループの運営会社であるAKSが今村悦朗・NGT48劇場支配人の人事異動を発表。
新支配人となった早川麻依子氏や岡田剛・新副支配人とともに、AKSの松村匠・運営責任者兼取締役がはじめて記者の前で騒動を謝罪、第三者委員会による調査を実施する方針を示した。

ようするに、「運営統括責任者」である松村AKS(※AKBやNGTの運営事務所)取締役よりも“上の立場”として「叱責」している秋元氏こそが最高責任者なのだ。

 それは、今村前NGT48劇場支配人や松村AKS取締役と秋元氏の関係からも明白だ。今村氏はNGT48劇場の支配人となった際、
〈秋元(康)さんとは25歳のときからの付き合いだから約30年〉(「週刊プレイボーイ」2015年3月30日号/集英社)と語っており、松村氏は元フジテレビ社員で、
秋元氏が関わってきた『とんねるずのみなさんのおかげです』でAD、ディレクターを務めてきた人物。
このように、秋元氏は古くから付き合いのある人物をAKBグループの運営に食い込ませているのである。


■これまでも不祥事を隠蔽し続けてきたAKS! 盗撮事件もうやむやに

 今回の暴行事件では、山口が8日夜にネット上で告発した際も、スポーツ紙は9日夕方ごろまで一切報じなかった。
ようやく報じ始めたと思ったら運営の釈明に丸乗りし「メンバーの関与はない」と火消しに協力。ようやく報じ始めたと思ったら運営の釈明に丸乗りし「メンバーの関与はない」と火消しに協力。
そればかりか、山口が公演で謝罪をした際には、どうみても山口は痩せこけており、謝罪のときも虚ろな目で頭を下げたが、日刊スポーツは〈騒動をものともしないクールな表情〉と伝える始末だった。
 だが、こうしたスポーツ紙の報道の裏側では、こんなことが起こっていたらしい。
「デイリー新潮」によると、“NGTの関係者などは芸能メディアに『山口には少し精神的な問題がある』と、あたかも狂言であるかのように匂わせるなどしていた”というのである。

 ようするに、少なくとも最高責任者である秋元氏は、暴行事件について知りながら真摯な対応を実行しない運営を放置し、さらに一部の関係者は、むしろ被害者の山口に問題を転嫁しようとしていたのだ。
 たしかに、これまでもグループに深刻な事件や問題が起こり、そのたびに運営の無責任体質や隠蔽体質が指摘されてきても、運営は真摯に向き合って解決策を探ろうとはしなかった。
そして、秋元氏はそれらを“黙認・是認”してきた。