ディーン・クーンツの「一年で一番暗い夕暮れに」
この作者の作品初めて読んだけど、なんか「超自然サスペンス・ミステリー」とでも
形容するのが適切なジャンルが主な作品みたい

これは犬好きには堪らない小説だと思う
お互いに過去に傷を持つ訳アリのカップルと
新たに救助したゴールデンレトリバーを軸に話が進む
男は昔別れた、頭がイかれた女からの執拗な嫌がらせメールに頭を悩ましている建築家
女は虐待されてたり、処分間近の保健所の犬を可能な限り引き取ったり、
新しい飼い主や住みかを探す支援団体(といっても計理士を除いて実質一人)で
活動・運営している
ある日、虐待していた犬を頑として譲らない飼い主のクズ男から、
団体資金ではなく自分の財布から2千ドルもの大金で買い取った
ゴールデンレトリバーの周りで不思議な現象が起き始める
同時に建築家の男の元カノも不穏な動きを見せ始め、
女の過去に関係する人物もストーリーに関わっていく.....と言う内容
あまりにも面白くて文章が良かったので他の作品も読んでみたいな