2014年、本島中部の飲食店の遊び場で当時7歳の児童が遊具から転落し重傷を負った事故をめぐり、児童と両親が店に対しておよそ3億4500万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。

2014年12月、本島中部の飲食店の屋外に設置されている滑り台で具志堅将之介くんが3.8メートルの高さから転落して重傷を負い、その後、重い障害が残りました。

原告は、店が製品マニュアルに従って遊具を設置していなかったことなどを指摘し、この遊具が通常備えるべき安全性が欠如していたなどとして飲食店におよそ3億4500万円の損害賠償を求めています。

父親の具志堅一郎さんは、「簡単に落下する遊具とか簡単に命を落としてしまう遊具は無くしてほしいです」と話しました。

飲食店は、「遊具の使用方法に問題があったことに起因するものと考えています。訴訟において弊社の見解を明らかにしていく方針です」とコメントしています。

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