Lを倒して数年
世界は月の思惑通り犯罪は減り
そして逆にキラを崇拝する者は増えていた
警察はキラ捜査を打ち切り
寿命が4分の1になったミサは死んだ
月はリュークから名を書いた者の寿命を無限にする「ライフノート」を渡され
自分の名を書き込みキラの新世界は永遠となった
もうキラである事を隠す必要はない
月は皆の前に出「僕がキラだ」と宣言した
歓声、しかし月は虚無感を覚える
己でも気付かなかったが月はミサを愛していたのだ
それに今気付きミサを利用しその寿命を縮めた事を激しく後悔した
月はライフノートにミサの名を書く
すでに死んだ者に効果があるとは思わなかったが書かずにはいられなかった
そしてミサは生き返った
しかしミサは心を失っていた
やはり死者には効果が不完全だったのだ
植物状態のミサを抱き寄せ月は狂ったように笑う
end