【鳴尾記念】下半期の飛躍を夢見て
2023/6/2(金)

◎本命馬
④フェーングロッテン
阪神は開幕週、それでなくとも内が有利になる馬場が、内から乾いていく芝の傾向を踏まえると、なお内に利が出ることが考えられる。ここは単騎逃げまで見込める4番フェーングロッテンを信頼する一手だ。

大崩れしたのは距離不適の上に逃げられなかった菊花賞だけ。すんなり先行できた時のしぶとさは現役屈指のものだ。さらに小回りコーナー4つもベストの舞台。またブラックタイド×キングヘイローなら、想像以上に雨の影響が残ってもなんら心配はない。57キロでのパフォーマンスも前走で保証されているし、不安点は何かに執拗に絡まれた時くらい。

$お宝馬
⑨アドマイヤハダル
人気薄目の馬の中で、唯一GⅠ好走歴(皐月賞4着)があるのがこの馬。鳴尾記念はこうしたGⅠ実績が忘れられた馬が激走するケースが多いレースでもある。小回りにも坂コースにも実績があるし、2000mでは東京とはいえジャックドールの小差2着もある。また都大路S組は、近10年のうち阪神施行時で3回馬券になっている。

アドマイヤの冠号だが、近親にスイープトウショウがいるトウショウ一族。もうひと花あっていい。

上位評価
⑦マリアエレーナ、⑭ソーヴァリアント
押さえに
⑫ボッケリーニ、⑪ヒンドゥタイムズ、②カラテ