福永達観の域 中京得意パラディで挑む/京都金杯
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円熟の年へ−。3冠ジョッキーの福永祐一騎手(44)が3日、栗東トレセンで新年の抱負を口にした。
デビュー25年目の昨年はコントレイルを無敗3冠へと導き、JRA年間勝利数でも134勝で自己最多を更新した。「キャリアハイの
成績を残せたのは、自分がやってることの証しにもなる」と納得しつつ「もっともっと自分をアップデートさせていって、よりいい
騎乗を高い確率でできるようにしたい」とさらなる進化を新年の目標に掲げた。
JRA通算では2394勝を数え、競馬を達観する領域にも入った。「勝ったらOKで負けたら駄目ということではやってない。ジョッキー
としての技術をどれだけ高めていけるかがモチベーションだし、やっている意味だと思っている」と話す。
京都金杯には、初コンビのピースワンパラディで参戦。「年始からいい馬を頼まれた。左回りがいいみたいだし、中京も走っている
からね」。その言葉通り【2 2 0 0】と中京相性は抜群。円熟の手綱さばきで重賞制覇へリードしていく。【木村有三】