>>213
賞典費は以下の方法で計算できる。

賞金:1着〜5着賞金の合計+黒潮JCSの着外賞金
手当:以下を全て合計した数字

重賞・準重賞・A級・B級:出走頭数×11.7万円(出走手当9万円+調教管理手当9000円+騎乗手当9000円+引き馬・厩務手当9000円)
2歳・3歳の条件戦およびC1級以下:出走頭数×10.7万円(出走手当8万円+調教管理手当9000円+騎乗手当9000円+引き馬・厩務手当9000円)
デビュー馬出走奨励金(黒潮JCS分):5万円×黒潮JCS(高知デビュー馬)の出走頭数
デビュー馬奨励賞(黒潮JCS分):30万円
レース数×4.2万円(騎手賞14000円+調教師賞14000円+厩務員賞14000円)

これで計算すると賞金は1554万円、手当は1418.4万円になるから、賞典費はその合計である2972.4万円になる。
なお、黒潮JCSは優良2歳馬促進対策事業対象競走の付加賞金が1着650000円・2着227500円・3着130000円つくが、これは全額地全協から補助されるので上記計算には入れていない。

あとは開催経費だが、実は以前、高知県の競馬対策課のHPで開催経費が公表されていた事があって、平成23年度で開催日数94日に対し、開催経費(組合職員人件費・従業員人件費・その他経費の合計)が8億7290万4000円だったので、1日平均928万6212円となる。
当時は警備は外部委託されていたし、窓口パートも今より多かったので、今の方が開催経費は少ないと思われる。
仮に開催経費900万円と計算して、8280.6万円から賞典費2972.4万円と開催経費900万円を引いた数字の4408.2万円程度が純利益になる。
収入区分の細かいところでは入場料・個人協賛競走組合取り分(1レースあたり4000円)・広域場外発売の受託手数料収入(他場発売分の15%・JRAは5%ぐらい?)などがあるが、
入場料収入はコロナで0円、個人協賛競走組合取り分についてはこの日は2レースだったので8000円、広域場外発売の受託手数料収入は毎年1年分のみの公表で日々分は公表していないので不明。