>>442
悪の組織の馬「長電話が過ぎたな。もっとも現状を1ミリでも伝えようとしたら即座に切っていたところだが」
シービー「はっ……無粋なもんだ。ここから俺の甘く素敵な口説き文句がスタートするところだったのにな」
悪の組織の馬「あれだけ拷問を受けながら、よくもまあそんな軽口を叩ける。見上げたもんだ、呆れるよ」ヤレヤレ
シービー「何を隠そう俺はボンド……ジェームズ・ボンドなのさあ」ニヤリ
悪の組織の馬「!」ボコォ
シービー「ぐ、ぅ……」
悪の組織の馬「言葉遊びはそこまでだ……我々の組織を嗅ぎ回ったツケは大きい。屠殺のうえ首を剥製にされてもらおう」
シービー「死んで幽霊になっても、晒し首にされる可能性があるとはねえ……殿堂入りした馬には説明書が、必要だなっ」ニヤニヤ
悪の組織の馬「何が可笑しいっっ!助けが来るとでも思っているのかっ?さっきの電話にヒントなど隠されちゃいないっ!貴様はっ……孤立無援だあっっ!!」バキドカドゴォ
シービー「うぅ……」
悪の組織の馬「はぁ、ハァ……」ゼェゼェ
シービー「痛めつけて、くれるもんだな、っ……だがなあ、俺のこの、お袋遺伝のつぶらな瞳はなるべく傷つけないでもらおうか?数少ないチャーム・ポイントなんでね」ニッ
悪の組織の馬「だったら!貴様の握る機密情報を白状しろ!」バキィ
シービー「わかった、オーライ。降参だぁ……ふぅ、じゃあ喋るからよおく聞けよ。機密情報……そうさなあ、俺の弱点は蹄が若干薄いってことだ⌒☆」ヘラヘラ
悪の組織の馬「ぬう、っ!!ならば望み通り、その蹄を完全に削ぎ落としてやるっっ!!」ギラリ