3年連続で最優秀障害馬に輝き、中山グランドJ4連覇を含め、障害重賞11連勝中。それでも今回は簡単なレースではない。自身は11カ月ぶりの障害戦だった。
そして、昨年の中山大障害覇者でオジュウのJRA賞連続受賞をストップさせたシングンマイケルと初対戦。快速馬トラスト、昨年の中山大障害2着ブライトクォーツ、
昨年の中山グランドJ2着シンキングダンサーなど、素晴らしいメンバーがそろっていた。やや重の馬場で01年にダンシングターナーが記録したレコードを0秒7上回る
4分19秒1の決着。ハイレベルなレースだったのは間違いない。

レース後、厩舎地区に戻り、馬房でオジュウの手入れをする長沼厩務員は言う。「今日の相手も力をつけてきた馬たち。絶対に負けられないと思って、ドキドキしていたけど、
すごい競馬をしてくれたね。今日のレースを見ると、やっぱりオジュウは戦ってきた馬たちが強かったんだよ。アップ(アップトゥデイト)とか、バロン(ニホンピロバロン)とか、
タイセイドリームとか、強い馬たちだったんだな。それを考えると、彼らのためにもここでは負けられなかったよね」。
https://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&;id=202003140000379&year=2020&month=3&day=14