【宝塚記念・最終結論】奇跡に非ず、必然の走り
水上学の血統トレジャーハンティング
日曜阪神11R 宝塚記念(G1)(芝2200m)
◎本命馬
@キセキ
(牡5、栗東・角居厩舎、川田騎手)
心配された雨の影響もおそらく回避できそう。まずは申し分ない舞台で迎えられそうだ。
ただ、馬場の如何を問わず、上半期の締めくくりは@キセキで行こうと決めていた。

ルーラーシップ産駒なので、阪神内回りのような力の要るコース、今開催のような時計の掛かる芝は本質的に向いている。そもそもルーラーシップもこのレース2着。
そしてキングマンボの系統も、このレースとの相性はとても高い。
また祖母ロンドンブリッジは桜花賞2着、近親ビッグプラネット(アーリントンC)、ダイワエルシエーロ(マーメイドS)は阪神での重賞勝ち馬。
個人的に坂コースを疑問に思っていたこともあったが、前走大阪杯の走りで払拭した。中山はともかく、阪神なら相性の良い牝系だ。

去年は8着に大敗したが、当時は後方からマクって不発を連発していた時期で、先行馬に脚質転換が大成功した今とは違う。最高の枠で今年は押し切り濃厚だ。

$お宝馬
Eスティッフェリオ
キングマンボ以前に、宝塚記念の代名詞となっている種牡馬がステイゴールド。
過去5勝は断然だ。同産駒のこの馬は、母方にダート要素がほとんどないクラシカルな欧州血統で、いかにも芝小回り、時計を要する馬場が良さそう。
前走は力負けだったが、スローの外枠先行で脚を使わされたきらいもある。内へ潜り込めたら馬券圏はあっていい。

相手上位はBエタリオウ、Cアルアイン、Aレイデオロ。押さえにJスワーヴリチャード、Kリスグラシュー。