日本の馬場が、時計の出る速い芝になっていったのがSS出現前後だというのも影響あるかと
それと、価値観がスピード競馬に寄ることによる有効な血統の変化

ノーザンテーストやパーソロンが猛威を奮っていた時期は、
目指すのはあくまでも三冠・春秋天・宝塚・JC・有馬などの王道路線で、
同じG1でも、安田やMCS等の中短距離は「王道路線に行けない二流どころ」のレースという印象が強かった

つまり当時は、「パワーの必要な重い芝を」「中長距離走れる」ことが優秀な血統だったわけで、
それが「軽い芝を」「スピードで走る」現代競馬と噛み合わなくなった、というのも一因だと思う