小学生と高知競馬騎手18人が稲刈り
08月01日 17時31分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20180801/8010002780.html

夏休み中の小学生たちが高知競馬のプロの騎手と春に植えた稲を収穫する催しが南国市で開かれました。

この催しは、高知競馬の赤岡修次騎手が特別支援学校の子どもたちにおいしい給食用のコメを贈ろうと
知り合いのコメ農家と協力して毎年開いています。

1日は、遠征で参加できなかった赤岡選手のよびかけで集まった高知競馬の18人の騎手たちが、
夏休み中の小学生とその保護者およそ30人と、南国市にある農家の田んぼで、稲刈りを行いました。

参加した子どもたちは、騎手と2人1組になり、30度近い暑さの中、鎌をつかったり、
コンバインを運転したりしながら4か月で黄金色に実った稲の収穫に汗を流していました。

そして、子どもたちは稲刈りの後、同じ田んぼで事前に収穫されたコメでおにぎりをつくり、
おいしそうにほおばっていました。

参加した小学6年生の男子児童は「騎手の人たちが優しくて、手作業で刈る作業も楽しかったです」と話していました。

また、永森大智騎手は「騎手の私も普段できない稲刈りを存分に楽しみました。子どもたちには、稲刈りの苦労を知ってもらい、食のありがたさを感じてほしいです」と話していました。

1日収穫されたコメは9月、高知市の特別支援学校などに寄贈されるということです。