【今週のポイント】
今週日曜の東京メインは、ユニコーンS。故障したスマハマ、ジャパンダートダービー一本に絞るドンフォルティス以外の
世代上位馬がほぼ出走してきたのだが、毎年のことながら、抽選対象馬がとても多くなっている。12日朝の段階では、21頭から
10頭が選ばれる抽選となりそうで、抽選該当馬にとっては約2分の1となる確率を突破することが、最初の課題となる。
その中にはアジアエクスプレスの弟レピアーウィット、ミラクルレジェンドの子でローマンレジェンドの甥にあたるグレートタイム、
ドンフォルティスと小差の競馬をしているコマビショウなどの逸材もおり、出られればチャンスは低くないはずだ。

近年は、青竜S3着以内馬の好走傾向が強いレース。グリムを筆頭とするこの3頭の中に、世代ダートナンバー2のルヴァンスレーヴ
の牙城を崩す候補はいるのか、芝路線から戻って来るリョーノテソーロ、鳳雛Sを勝って臨むハーベストムーンも強い。見どころ十分
のユニコーンSとなるはずだ。