Jゴーフォザサミット
牡3、美浦・藤沢和厩舎、田辺騎手
土曜のクラシック前哨戦を見ると、本当にここまでに十分賞金を持っている馬はアテにならないという定説を痛感させられる。
もっとも、ロックディスタウンにしてもタイムフライヤーにしても、それ以外の大きな敗因はあるのだが、
基本的にはトライアルで目いっぱいに走ってくる必要のある馬のモチベーション、新鋭の伸びしろは侮れないということだろう。

ここではステルヴィオが、すでに十分の賞金を持っての参戦となる。器用なタイプだけに大崩れはないとみるが、
アタマにも置きづらい。ここは皐月賞のみならず、賞金を積んでダービー出走枠も見据えたいJゴーフォザサミットに期待したい。

ステルヴィオの最大の長所である、
剃刀のような切れ味とは逆のタイプ。点火してからグングンギアを上げていくタイプの持続力的な末脚が武器の馬だ。こうした馬は、
今の中山のようなパワーの要る芝に向いている。
母の母父にリボー系の血を持ち、半兄に大阪杯、安田記念で健闘したショウナンマイティ。
小回り適性も低くないはずだ。外目をのびのび走りたいタイプなので、枠も歓迎とみる。

$お宝馬
Kマイネルファンロン
中山コーナー4つとなれば、やはりステイゴールド産駒を常に警戒。祖母マイネヌーヴェル、
近親マイネルチャールズ、全兄マイネルクラフトと中山巧者が揃う。いかにもトライアルでこその馬だ。
相手上位はDエポカドーロ、Eハッピーグリン、Gステルヴィオ。押さえはCレノヴァール、Lライトカラカゼ。