報知ブログ 今年初の…

矢作厩舎
ラインアップはとにかく多彩。この取材は重要になってきます。
オーキッドテソーロ(牝、父ディープインパクト、母シスタリーラヴ)。セレクト1歳セールで1億円の値「馬がいいと思ったので買ってもらいました。
動きは軽快です。桜花賞目標という感じでやっていきたい」と歯切れのいい口調。そして、さらに心強いのは「これは早いです」と早期の始動も視野に入れている点でしょう。楽しみな1頭。

ホウオウライジン(牡、父キングカメハメハ、母ガールオンファイア)
母がラドラーダの妹、つまりはダービー馬のレイデオロが従兄弟になります。
なるほど、セレクト当歳セールで1億8000万円というのも納得です。「仕上がりは割と早い。北海道というか、中京もあり得る」と非常にいい形で育成が進んでいるようです。
「幾らか硬いけど、ディープじゃなくて、キンカメだから、これでいいかな。走ってきそうなのは走ってきそうです」と好感触。ただ、ダービーというよりは中距離色が強そうなのかな、という感じは受けました。

 次も大物系。
ラヴズオンリーミーの16(牝、父ディープインパクト)
リアルスティールの全妹。セレクト当歳セールでDMMが1億6000万円で購入。
「セリの頃に比べて、変わってきた。良くなってきたね。血統なのかな。体形的にはリアルスティールの小型版ということでいいと思う」
現在、452キロだそうです。こちらは育成の進み次第ですが、夏からの始動も視野に入っている1頭とか。兄弟にしては異例の早さで初陣を迎えるかもしれません。

 速攻系
ホウオウエックス(牡、父ダイワメジャー、母スネガエクスプレス)
兄は矢作厩舎にいたサトノグランです。
「今年のノーザンファーム組は早い馬が多いけど、その中でも一番早い」とのこと。
北海道か中京での始動となりそうです。「ダイワメジャーの子供という感じでスピードタイプ。マイラーかな」と早い時期から稼げる有力候補じゃないでしょうか。

 今栗東にいるマウレアの弟になる
バイザキャットの16(牡、父ブラックタイド)も矢作。
牝馬で活躍馬の多い一族なんですが、「血統的には筋が通っている。ただ、仕上がりはゆっくりかも」とのこと。長い目で見守りたい感じですね。