◎本命馬
Aアキトクレッセント
牡6、栗東・荻野極騎手、清水久厩舎
フェブラリーSの前哨戦だが、出走へ向けて賞金の足りている馬、マイルがベストで本番で勝ち負けを計算できる馬はここが叩き台になるケースが多く、
1400mのスペシャリストたちや、ここで賞金を積まないと本番出走が覚束ない馬たちなどが勝負を掛けてくる舞台。
去年の覇者カフジテイクは、賞金は十分といっても1600mがひと息長いことは陣営も分かっていると思うので、ここに照準を絞っている可能性が大きいが、
今週の湿り気を保った軽いダートはやや不向きの恐れがある。凍結防止剤のために日曜になっても乾かないだろう。
今年は根岸Sで最も信頼できるストームキャット系の出走がない。エーピーインディ系もキングズガードでは、賞金をクリアしていてあまり妙味がない。
となると、軽い馬場でスピードの持続力を活かせるミスプロ系の、芝兼用血統を狙っていきたい。狙うはAアキトクレッセントとなる。
ウォーエンブレム産駒で母の父は黙って買いのフレンチデピュティ、1400mスペシャリストの戦績で東京巧者、砂を被るのも気にしないタイプ。ここは重賞初制覇のチャンスだ。

$お宝馬
Bブラゾンドゥリス
正真正銘の冬馬が走るシーズン。この馬は夏場がダメなわけではないが、12〜2月に限れば(2.2.1.1)であり、ほぼ1年前に当該コースでオープンを勝っている。
ノボジャック産駒で当該コースはぴったりだ。曾祖母にロジータをいただき、近親にカネツフルーヴ、レギュラーメンバーらがいるダートの古い名門。厳寒期でこそだろう。

上位評価はEカフジテイク、Gサンライズノヴァ、Dノボバカラ、Iサイタスリーレッド。押さえはKブルドッグボス、Fキングズガード、Jラブバレット。