2005年05月11日 他人の目を借りて自己分析

実の弟に2年ぶりに会った。

別に生き別れてた訳でも何でもなく、それどころか家は2〜3キロしか離れてないし、勤務先に至っては数百メートルの近さ。
それなのに、こんなにご無沙汰してたのは・・・・・・何でだろ?

会ってみて謎が解けた。
まあお互いエリートサラリーマン(ツッコミ無用)として忙しかったのは大きな理由の一つなのだが、
過去何度か家族同伴で会おうとしてドタキャン喰らってたのが偶然じゃなかったようなのだ。
聞いてみれば無理もないことなのだが、血族と姻族の違いの難しさというか、
人づての評価の不正確さというか、複雑なものを感じたなあ。

つまり、弟や親を通じてわしの評判を聞いた弟の姻族サイドの方々が、
家族ぐるみで極力わしとの接触を断とうとしていた模様なのだ。
どうやら、わしが極道まがいの所業を繰り返してるかのような「評判」。
・・・まあ、その「評判」は殆ど事実なのだが。

「100近い金が動くレートで麻雀やってる」
「消費者金融からン十万摘んでる」
「競馬で1レースにン十万突っ込んでる」
・・・そんなわしの近況を示す枕詞を、血族たちは「相変わらずだな」「仕方ないな」ぐらいの文脈で発するのだが、
それを伝え聞いた人々が「とんでもないやさぐれ者」という評価を下すのは想像に難くない。
って言われるまで気付かなかったけど。
よくよく考えれば、「親しくしたら保証人にさせられる」ぐらい考えて
態度を硬化させるのは無理もないよ、そりゃ。

しかもこれって、たぶん世間が下す平均的な評価なんだよね。
うーん。
社会人として、ちょっと考えなきゃいかんか。って何を今更。