日曜中山11R フェアリーS(G3)(芝1600m)
◎本命馬 Oテトラドラクマ
牝3、美浦・小西厩舎、石橋脩騎手
毎年、B級メンバーが揃って、重賞でソコソコやってきた馬が押し出され人気になり、
トリッキーなコースで崩れて波乱となるのがフェアリーSのパターンだった。」
しかし今年は、これがフェアリーSかと目を疑うようなメンバーレベルとなっている。
例年のクイーンCに匹敵するほど。
おそらく、ここ数年のような荒れ方はしないように思う。
その高レベルメンバーの中でも、
ひときわ輝いて見えるのがOテトラドラクマである。

初戦は急仕上げで、見た目にも緩い馬体。
1200mを使ったのは、言葉は悪いが息を作るためと判断した。
出遅れから大敗したが、その後2か月半ですっかり別馬となり、
未勝利戦でいきなり好タイムの僅差2着。
そして前走は、優に500万でも上位レベルの時計で未勝利戦を圧勝した。
問題は中山のマイルに替わることだが、
ルーラーシップ×ファルブラヴなら小回りに何の心配もなし。
加えて近親にシーキングザパール、シーキングザダイヤとくれば、
さらに意を強くできる。
またとかく不利と言われる中山マイルの外枠も、近年はさほど影響がなくなっている。内で締められるよりは良いだろう。

$お宝馬
Gグランドピルエット
本命としたテトラドラクマにも該当するのだが、
このレースは父か母の父がキングマンボ系の馬がとにかく激走する。
該当馬から穴を探せばGグランドピルエットとなる。
父がキングマンボ系、しかも母は当該コースで活躍したザレマだ。
切れないタイプなので、中山替わりは大歓迎。
少しでも配当を上げるには、この馬の激走が不可欠とみる。

印上位は、テトラドラクマと互角のMプリモシーン、
@サヤカチャン、Iスカーレットカラー。押さえはKジーナスイート、
Fトロワゼトワル、Eジョブックコメン、Hレネット。