メルボルンカップ勝馬ドゥーナデン、来年より種牡馬生活開始

ファハド殿下の競走・生産アドバイザーであるデヴィッド・レッドヴァース(David Redvers)氏は、
次のように語った。「ドゥーナデンがプロ意識の高いスウィーティング氏の牧場で供用されることになり、
とても嬉しく思っています」。

 「トゥウィーンヒルズ牧場(Tweenhills Farm and Stud)の近くで供用されることで、
ファハド殿下の最高級の繁殖牝馬をドゥーナデンと交配させることができます。
ファハド殿下はドゥーナデンに牧場においても活躍するチャンスを与える決意をしました」。

 「ドゥーナデンには、平地・障害目的の繁殖牝馬の招致に加え、
平地競走の優良繁殖牝馬グループを確保すべくあらゆる種類の奨励策を検討することになるでしょう」。

 スウィーティング氏は次のように語った。「ドゥーナデンのような名高い馬を繋養し、
また、ファハド殿下やレッドヴァース氏と一緒に取組むことができることになって非常に胸が躍っています」。


 「ドゥーナデンに関するすべてが、彼が種牡馬として成功することを示しています。
馬格、気性とも極めて魅力的な馬で、G1を3勝し、タイムフォーム(Timeform)でのレーティングは130です。
ファハド殿下のこの馬に対する情熱を生産者と共有することを大いに期待しています」。

 ドゥーナデンの全弟パールドラゴン(Pearl Dragon)は、
兄と同じくファハド殿下のパールブラッドストック社(Pearl Bloodstock)が所有しデルザングル調教師が
管理しているが、8月にクレールフォンテーヌ競馬場で新馬戦を勝利した。
http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2014/36/2.html