【現代短歌スレッド】五七五板編

[0001 詠み人知らず NG NG]

あなたの好きな現代短歌をどうぞ。
文学板のものが潰れそうなので、こっちにも立てておきます。

硝子戸の中に対称の世界ありそこにもわれは憂鬱に佇つ　　尾崎佐永子

文学板の現代短歌スレッド。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/993954481/

[0002 詠み人知らず NG NG]

ゆずらざるわが狭量を吹きてゆく氷湖の風は雪巻き上げて　　武川忠一

[0003 詠み人知らず NG NG]

かなしみの遠景に今も雪降るに鍔下げてゆくわが夏帽子　　斎藤史

[0004 詠み人知らず NG NG]

壮年の今ははるけく詩歌てふ白妙の牡丹咲きかたぶけり　　塚本邦雄

[0005 詠み人知らず NG NG]

「さねさし」の欠け一音のふかさゆゑ相模はあをき海原のくに　　小池光

[0006 時人 NG NG]

唇を離す一時　君の噛む
吐息の甘し、スイレンの庭
こんなん知ってる？って、俺の歌やったりするんやけど＾＾

[0007 趣売る NG NG]

文学板の現代短歌スレッドの１に「姉妹スレ」として、
五七五板の「好きな短歌」のスレッドが書いてあるのに何故？

好きな短歌＠五七五板
http://game.2ch.net/test/read.cgi?bbs=tanka&key=989776737

[0008 詠み人知らず NG NG]

>>7
五七五板の「好きな短歌」にはあまり現代の短歌が
書かれてないし、方向性違っちゃったからこのスレは
一応（仮）とみてください。

[0009 時人 NG NG]

うむ、なんか邪魔なレスやったみたいね、＾＾
＞＞６
すんません＾＾；

[0010 １です NG NG]

ちなみに>>7も１です。
詳しくはここしばらくの文学板の「現代短歌スレッド」を
見てみて下さい。総攻撃を食らってます。
緊急避難なんで、不要になりましたらすぐsageます。

なぜ我はひとを恋ふるたび春泥のもつとも深きところをめざす　　小川真理子

[0011 詠み人知らず NG NG]

われはわれのため生きゆかんはだけたる胸をためらいがちに風過ぐ　　永田和宏

[0012 詠み人知らず NG NG]

菜の花の黄溢れたりゆふぐれの素焼の壺に処女のからだに　　水原紫苑

[0013 詠み人知らず NG NG]

夕ぐれは焼けたる階に人ありて硝子の屑を捨て落すかな　　近藤芳美

[0014 詠み人知らず NG NG]

>>1＝>>7さん
緊急避難ということなんでこっち来ました。
わざわざすいません。本当は前の板の方が
好きなんですがあれでは何も書けないし。
結構良スレとして進行してただけに淋しいです。
まあとりあえず。

火は絶えてたのしかったと声がいふよかったあなたがたのしかったら　　辰巳泰子

[0015 １です NG NG]

>>14さん、正直来てくださってほっとしました。
６，７，９以外は全部一人で書いていたもので。
（10のスレの>>7は>>8の書き間違いです・・・）。
とりあえずもう一首書いて、私は寝ます。おやすみなさい。

ひぐらしの昇りつめたる声とだえあれはとだえし声のまぼろし　　平井弘

[0016 詠み人知らず NG NG]

父といふ恋の重荷に似たるもの失ひて花は咲くべくなりぬ　　馬場あき子

[0017 詠み人知らず NG NG]

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/993954481/19前後の経緯とか、
このスレでも、>>14で、
＞本当は前の板の方が好きなんですが
なんていってる辺り、あんましいい気はしない。私は住人の排除をする気はないので、
お好きにどうぞ。ただの感想です。

[0018 詠み人知らず NG NG]

身辺をととのへゆかな春なれば手紙ひとたば草上に燃す　　小中英之

[0019 詠み人知らず NG NG]

検索の途中の画面『闇のない宇宙』該当する資料なし　　千葉聡

[0020 詠み人知らず NG NG]

〈晩年〉をたてかけておく柱こそあらな春にはひばりあがらむ　　今野寿美

[0021 詠み人知らず NG NG]

前のスレに頑張って書き続けている
人が居るんだし、逃げればいいという
考え方はどうかと思うよ。短歌書くだけでいいんだから
煽りなんて無視して続けていけばいいじゃん。
半年も続いてるスレを板から追い出せる権利なんて
誰にもないし、スレはスレ住人の好きなように
進めればいいんだと思うよ。

[0022 詠み人知らず NG NG]

戦力分散という点からしてもうまい対応ではないと思われる。
せっかくおもしろい議論もできそうになっていたのにね。
ただの煽り厨は放置すればいいが、短歌ユーザー以外の読者の疑問に
応えず逃げるのは、それこそ現代短歌の不作を証明してしまう。
>17の御不快はごもっとも。

[0023 趣売る NG NG]

>>8　了解

初めての肉の重さを全身で噛みしめているあなたの下で（岡しのぶ）

[0024 toro rosso NG NG]

冬が北風冷たくてコンビニに夜買い物ついでエロ本立ち読み　(toro rosso)

＃現代短歌知らないので詠みました…

[0025 あおきひとし＠３２１０ あほうむ ビギャｎ NG NG]

うんこする
凝固のかたまり
計算機
歴史はかくも
もりだくさんか

[0026 詠み人知らず NG NG]

http://www2j.biglobe.ne.jp/~tatuta/cgi-bin/paint/15.gif

[0027 詠み人知らず NG NG]

昨晩から、2Chの各方面で悪質なトラップが目立ってます。
書き込まれたリンクを踏むと、自動的にそのスレや新規スレにてIPを晒されます。
一見ただの画像ファイルに見える***15.gifや***20.gifなどに特に注意してください。何気なくリンクを踏んだだけで知らない間にレスやスレ立てが実行されてしまいます。
「裏２ちゃんねるへようこそ」というスレはこのトラップによって自動生成されたものです。そこにあるリンクは絶対踏まないように。すでに速報板や厨房板などで大増殖が始まってます

[0028 あおきひとし＠３２１０ あほうむ ビギャｎ NG NG]

それをはやく言ってくれなくっちゃ
くれなくっちゃ
わーん

[0029 詠み人知らず NG NG]

age

[0030 あおきひとし＠暁 NG NG]

近代史
蟻＊１０なら
そのとおり
悠久とはいえ
短い人生

[0031 詠み人知らず NG NG]

豚の交尾終わるまで見て戻り来し我に成人通知来ている　浜田康敬

[0032 詠み人知らず NG NG]

あますなく楽想展げらるるまで一樹の楽を聴きてゐたりき　岡井隆

[0033 詠み人知らず NG NG]

長く生きて時にひとたび逢ひにけり雪降る音のごとくなつかし　安田章生

[0034 詠み人知らず NG NG]

この朝クロワッサンちぎりつつ今はどこなる一生の中のどこなる　高瀬一誌

[0035 詠み人知らず NG NG]

吾がもてる貧しきものの卑しさを是（こ）の人に見て堪へがたかりき　　土屋文明

[0036 詠み人知らず NG NG]

夕かぜのさむきひびきにおもふかな伊万里の皿の藍いろの人　玉城徹

[0037 詠み人知らず NG NG]

春を断る白い弾道に飛び乗つて手など振つたがつひにかへらぬ　斎藤史

[0038 詠み人知らず NG NG]

さようなら。人が通るとピンポンって鳴りだすようなとこはもう嫌　穂村弘

[0039 詠み人知らず NG NG]

斬りつけるごとく書きたきぬばたまの夜の木枯らしの音を聴きをり　渡辺幸一

[0040 詠み人知らず NG NG]

君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ　北原白秋

[0041 詠み人知らず NG NG]

ただ天を倶に戴くうれしさのゆふかげぐさがそよぐと思ひぬ　　紀野恵

[0042 詠み人知らず NG NG]

君にちかふ阿蘇のけむりの絶ゆるとも萬葉集の歌ほろぶとも　吉井勇

[0043 蒼狼 NG NG]

ひむかしの　のにかきろひの　たつみえて　かへりみすれは　つきかたむきぬ　あおきひとし

[0044 詠み人知らず NG NG]

ロミオ洋品店春服の青年像下半身無し＊＊＊さらば青春　塚本邦雄

[0045 詠み人知らず NG NG]

貝賣りの手に貝類の無色の血　革命といへど人の死の上　塚本邦雄

[0046 詠み人知らず NG NG]

玉音を理解せし者前に出よ　　渡辺　白泉

[0047 詠み人知らず NG NG]

箱舟に袋も豚も投げ入れて落ちたる豚は黄河を泳ぐ　　　土屋文明

[0048 詠み人知らず NG NG]

海鳴りのごとく愛すと書きしかばこころに描く怒濤は赤き　　春日井建

[0049 詠み人知らず NG NG]

あしたまで
話しても尽きぬ
雪時間
黒でまとめた
fashionable icon

岡井隆「Ｅ／Ｔ」

[0050 詠み人知らず NG NG]

かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな　若山牧水

[0051 詠み人知らず NG NG]

馬を洗はば馬のたましひ冱ゆるまで人恋はば人あやむるこころ
塚本邦雄

[0052 詠み人知らず NG NG]

晩夏光おとろへし夕　酢は立てり一本の壜の中にて　　葛原妙子

[0053 詠み人知らず NG NG]

おほてら　の　まろき　はしら　の　つきかげ　を
　つち　に　ふみ　つつ　もの　を　こそ　おもへ　会津八一

[0054 詠み人知らず NG NG]

幾山河越えさりゆかば淋しさの果てなむ国ぞ今日も旅ゆく　若山牧水

[0055 蒼狼 NG NG]

つらぬきぬ
おきかんばせ
ぬばたまの
やおろずのちよ
けっきせよみな

＃あおきひとし

[0056 修 NG NG]

時といふ境はゆめに満ちながら二輪馬車にて越ゆべかりけり　　紀野恵

[0057 蒼狼 NG NG]

時ならで
急行列車は
停止する
その時は今
いまがチャンスだ

＃曉に逝ってよし

[0058 修 NG NG]

滑川越すとき君は天の河白しといひてあふぎ見しかな　　吉井勇

[0059 詠み人知らず NG NG]

忘るべき人も言葉も明るみてわが相聞のおそきはじまり　　大谷雅彦

[0060 蒼狼 NG NG]

しらとりは
かなしからすや
うみのあお
そらのあおにも
そますたたよふ

＃吉幾三

[0061 詠み人知らず NG NG]

「あなたがたの心はとても邪悪です」と牧師の瞳も素敵な五月　穂村弘

[0062 詠み人知らず NG NG]

春蝉のようなあなたと野に座るパンには雨がしみこんでいた　　（吉川宏志）

[0063 あおきひとしforever NG NG]

邪悪とは
何ぞ暴いてみせようぞ
さるものはさて
おきのかもめる

＃蒼穹

[0064 詠み人知らず NG NG]

三十代のみどり静かにみちわたり微かにぼくがゐることを識る　　（萩原裕幸）

[0065 修 NG NG]

「人類の恋愛史上かつてないほどダーティーな反則じゃない？」　　穂村弘

[0066 あおきひとしforever NG NG]

七十代の　命ひそかに　準備する　暴発望む　ぼくは今もここにいる

＃青域仁

[0067 詠み人知らず NG NG]

しまじまもさやかに見えてかがみなす青海原に秋の風ふく　　明治天皇

[0068 修 NG NG]

四国路の旅の終わりの松山の夜の「梅錦」ひやでください　　俵万智

[0069 あおきひとしforever NG NG]

目に見えぬかみの心に通うこそ　ひとの心のまことなりけれ

＃明治天皇御製

[0070 あおきひとしforever NG NG]

＞６８修さんに冷酒一献

[0071 修 NG NG]

>70
いただきます。

[0072 あおきひとしforever NG NG]

＞７１修さんへ
　「いける口ぢゃのをぉ
　　おかわりあげまん」

[0073 詠み人知らず NG NG]

われもまた異土の木の卓打ちながら来む世の綺羅のものがたりせむ　井辻朱美

[0074 詠み人知らず NG NG]

生き物をかなしと言いてこのわれに寄りかかるなよ　君は男だ　　梅内美華子

[0075 詠み人知らず NG NG]

木に花咲き君わが妻とならむ日の四月なかなか遠くもあるかな　前田夕暮

[0076 詠み人知らず NG NG]

たすけて枝毛姉さんたすけて西川毛布のタグたすけて夜中になで回す顔
　飯田有子

[0077 詠み人知らず NG NG]

ねばねばと納豆いろの人生に足をとられて騾馬われは鳴く 渡辺松男

[0078 詠み人知らず NG NG]

ねばねばの蜜蜂のごといもうとはこいびとの車から降りてくる 江戸雪

[0079 詠み人知らず NG NG]

ねばねばの感触妖しい色道に足をとられて駄馬われは逝く　音屋雪

[0080 あおきひとしforever NG NG]

太い骨は　先生ならむ　そのそばに　小さき頭の　骨集まれり　ｂｙ　正田篠枝
　（在日）朝鮮人、（在日）韓国人の原爆被災者の碑は平和公園の敷地外に建てられている。
ここにさえも、差別があるのだ。

　吾子もどせ　もどせと爆心　法師蝉
　冬紅葉　韓人爆死の　青き墓碑
　倭人の愚　まざまざ笑い　弾け夜寒

　ｂｙ　久保浩之（元・広島管区国鉄職員）

[0081 詠み人知らず NG NG]

あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり　　斎藤茂吉

[0082 詠み人知らず NG NG]

哀しみは極まりの果て安息に入ると封筒のなかほの明し　　　浜田　到

[0083 詠み人知らず NG NG]

憂愁をぬぐわんとして拭わずにおり冷や酒の露となるまで　　福島泰樹　　

[0084 詠み人知らず NG NG]

がくがくと夕暮れていくもう君は人の形をやめてください

[0085 詠み人知らず NG NG]

↑作者書き忘れました。すみません。
永田紅さんです。

[0086 詠み人知らず NG NG]

戦争で抒情する莫迦がいつぱいゐてわれもそのひとりのニホンジン　　荻原裕幸

[0087 修 NG NG]

かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ　　若山牧水

[0088 詠み人知らず NG NG]

ハゲアタマ、ハゲアタマとぞののしりし少年の日は単純なりき　奥村晃作

[0089 詠み人知らず NG NG]

いとこ死にまたいとこ死に真夜中の廊下廊下に歯をみがく音　　渡辺松男

[0090 詠み人知らず NG NG]

無に帰するゆゑ美しき生ならめ両の腕添ふからだまだある　　浜田蝶二郎

[0091 詠み人知らず NG NG]

一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」といへばみな終るなり　　　　竹山　広

[0092 詠み人知らず NG NG]

2ch風添削
>>91 一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」の声に皆終る罠

[0093 詠み人知らず NG NG]

五七五板風添削
>>91一分ときめてぬか俯す黙祷の「終り」と言うな黙祷なのに

[0094 詠み人知らず NG NG]

age

[0095 詠み人知らず NG NG]

合唱を愛する海と知れる頃ひとは最初の名を失はむ　　　　　　　　　　水原紫苑

[0096 詠み人知らず NG NG]

建つるなら不忠魂碑を百あまりくれなゐの朴ひらく峠に　　塚本邦雄

[0097 詠み人知らず NG NG]

みじかびのきゃぷりきとればすぎちょびれすぎかきすらのはっぱふみふみ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大橋巨泉

[0098 詠み人知らず NG NG]

その正午――死の屋上に震え立つ少年の頭に声は降り来つ　　高島裕

[0099 詠み人知らず NG NG]

腕相撲われに勝ちたる子の言ひて聞けば鳴きをり薮の梟　　宮柊二

[0100 詠み人知らず NG NG]

寒風の吹きすさぶ夜を唸りつつ樹樹はおのれの齢（とし）おもふらし　　前川佐美雄

[0101 詠み人知らず NG NG]

わが恋はとめどもなくて己が絵のをみなに寄するあつきくちづけ 中井英夫