給付金振り込みも、googleからの振込も大きな原因となる



『中堅Youtuberが税金について語った』

我々編集部はとあるYoutuberに話を聞いた。
登録者30万人ほどの中堅YoutuberであるAさん。
動画投稿を始めたのは2015年頃。
自己の生活の中で面白いものや気になったものを自由気ままに投稿するスタイルで2年ほど経過した頃に、かわいい動物の動画がTwitterにてバズったことにより登録者が激増した。

それまで収益化には興味が無かったものの、これをきっかけにプログラム参加し無事に広告がつくようになった。

その後は動物の動画がバズりやすいと考え、野良猫を中心に数分の動画を投稿するスタイルになっていった。

動画1本あたり平均で10万再生、まれに50万再生を越えることもしばしば。

毎月の収益は平均すると40〜50万円にものぼり、多い月では100万円を越えることもあったという。

しかし収益化されてから翌年に確定申告をすることなく放置していたAさん。

大変なことをしたと気づいたのは2019年のこと。

突然税金未納との通知が来た。
金額は3桁を越えていた。

Aさんは仕事もやめており、貯金などはせずに自由気ままに生活していた為、一括で払えるような額ではなかった。

困ったAさんは交渉を行い分割で支払うことで合意することとなったそうだ。

2020年2月現在いまだ支払いを終えることが出来ていないという。

なぜ突然支払い督促がきたのか理由を考えてみたAさんは1つの結論にたどり着いた。

収益は自身の口座に毎月Google社からの振り込みとして得ていたことから、Google社が広告費の支払いをAさんにしていることを当然ながら国に報告していたことを知る。

それを元に未納であるAさんの元に未納通知が来たのだという。

収益を得るようになってから2年以上経過してからのことであった。