フランスの心理学者であるサストールは、800人の成人男女を対象にして、性格傾向について調べました。

その上で、「あなたは、誰かが自分にしたイヤな行為を、どれくらい許せますか?」と聞いたのです。

その結果。

性格的に健康的である人ほど、「許せる」と判断することが多くなりました。

逆に性格面に問題がある人ほど、「許せない」と判断することが多くなったのです。

いえ、当たり前といえば、当たり前の結果かもしれません。
しかし個人的に、非常に重要な真実だと思うのですが、いかがでしょうか。

よく企業にたいして、批判を繰り返す人>>6がいます。
またネットの掲示板などでも、ひたすら悪口や批判を書く人>>6がいたりします。

こういうのを見るたびに感じていた違和感の正体は、これだったのかもしれません。

実際、企業側の対応や、発端になった事件にも、確かに問題はあるでしょう。

しかしまぁ、多くの人は、そこまでエンドレスに怒りません。
さらにわざわざ企業に電話をしたり、わざわざコメントを書くまでのことはしないでしょう。

それでも、激しく強く「許せない!」と思い、その気持ちを時間がたっても持ち続ける。

そうなると、それはもう「性格」だというわけです。

https://sinri.net/sinrigaku/355.html