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◆袴田事件 特別抗告断念求め「袴田巌さんの壁」 静岡設置

 1966年に静岡市で起きた「袴田事件」で、死刑が確定し再審開始決定で釈放された袴田巌元被告(82)の即時抗告審を巡り、弁護団の小川秀世弁護士らが再審開始を求める運動の一環として、同市葵区本通に「袴田巌さんの壁」を設置した。
お披露目された18日は、袴田さんや姉秀子さん(85)も訪れた。
 袴田巌さんの壁は、高さ約2.4メートル、幅約5メートルで、自由の象徴とされるチェコ・プラハの観光名所「ジョン・レノンの壁」をイメージ。
左端にはピースサインをした袴田さんのイラストが描かれ、メッセージを自由に書き込めるようにした。
 袴田さんが最初に「幸せの花」と記した。
秀子さんはその下に「無実」と書き「無実だから無実と書いた。
(高裁の決定に)期待している」と語った。
 東京高裁は来月11日に再審開始の可否を判断する。
ただ再審開始を決定しても、検察が最高裁に特別抗告すれば審理は長期化する。
 壁は、近くに事務所がある上川陽子法相にアピールして特別抗告の断念を求める狙いがある。
小川弁護士は「上川さんには検察の特別抗告をやめさせてほしい」と訴えた。

毎日新聞 2018年5月18日 19時29分
https://mainichi.jp/articles/20180519/k00/00m/040/040000c