【口の中を見つめて思うこと】
ものを食べている人と食べていない人、どちらが口の中が汚れていると思いますか?経験上、食べていない方のほうがかなり汚れていることが多いと感じます。
食べていない人の口の中は、歯が根っこだけになっていたり、歯ぐきや粘膜の血色が悪かったり、カラカラに乾いて痰がこびりついていたりします。
「ものを食べられない口」になってしまっているとも言い換えることができるでしょうか。
汚れを取っていくともちろんきれいにはなりますが、食べる訓練を進めて食事がとれるようになると、初めて口を見た時の印象からは想像できないほど血色がよくなり、観察のためライトで照らすと唾で口のなかが適度に湿り、輝くように見えることがあります。
このような「ものを食べられる口」へと変えていく事が出来たときにはいつもホッとします。
口の中は物を食べるにあたり、とても大事なところです。普段から大事にしてあげましょう。
言語聴覚士 ■■■士郎 >>228