昔の日本人の文章は、まず修飾語の時系列がおかしい。

「甲は山林を所有していた。乙のためにその山林に抵当権をつけた。甲はその山林に立木を植栽して、明認方法を施した。しかし立木は甲と通謀した丙が搬出してしまった。甲は乙への借金の返済に窮し、抵当権が実行された。」というように書くべきだろう。

文章を短く書くためかなんか知らんが
「乙のための抵当権が設定された甲所有の土地上に甲の植栽し明認方法も施した立木があったが、甲が借金の返済に窮しこの抵当権が実行される前に、甲と通謀した丙が立木を搬出してしまった」
と書かないとなんない理由が分からない。

他人が読みにくい文章を書ける人は、難しいことを書く能力のある偉い人なんだろうか。