>>160
2.留年率が相対的に高い
2年次留年の場合は、必修科目が前期に集中しているため、ローの学習に慣れないまま中間・期末を迎えて、単位を落とすケースが散見されます。
これは、勉強方法が確立していない人の場合、範囲が膨大で、かつ、各科目の論点理解が進まないまま試験を迎えるために起こる現象だと分析しています。
なお科目難度は、それほど高くありません(一部科目例外あり)。

3年次の留年は、特定の必修科目で毎年一定数落ちているので、表面的な主原因は科目難度にあるとも言えます。
が、基本的な論点を落とさない限り、及第点は取れる採点はされているようなので、絶対評価で単位が出る感覚です(そのため留年率が高い)。
確かに、一部必修科目は出題傾向が特殊な気もしますが、基本的な理解を自分の言葉である程度表現できればよく、大きな論点外しをしない限り単位は出ます。
刑法・憲法・民訴などの理屈重視科目では、論の組み立てに理論的齟齬がある場合はアウトでしょうが。
なお、出題範囲は全範囲です。特に絞りはありません。したがって、ご指摘のように、全体的に勉強が追いついていないために、単位を落とす人もいると思われます。