昔の試験問題は学者が主体で作ってたから一行問題とか質が悪いのは仕方ないが、
受験生にノーヒントな問題だけに、学問体系が大脳の中にしっかり出来上がってる人間でないと、正確に事例場合分けして、論点提起から反対批判、論証までこなす答案すら書けなかったという意味で、選別機能はあった
しかも、年間千人以下という狭き門が、受験者プール数万人を作り出し、受験歴十数年とかいう超ベテランに天井を蓋された熟成された超高圧環境の上澄みだけ超優秀層だけが、毎年排出される良い競争環境だった

今の試験問題は、休止実務家が主導して作ってるから、問題は実務的でその分量も多いが、解答の道筋が見え見えである意味簡単
しかも受験者母集団のレベルが低いし、中途半端な迫力でも受かるから、上位層がいないプールで浮かび上がっただけの中位層が受かってしまう
十分な時期鍛錬の機会のないまま、合格してまうザル試験