会社法の勉強法■06 [転載禁止]©2ch.net
会社法の勉強法、初の大改正会社法
基本書や演習書の改訂補訂情報などついてカキコするスレ
前スレ
会社法の勉強法■04
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/shihou/1309204834/ どの基本書を読んでも不思議に思うのは、営利性とか社団性を書きたがること。会社法になって実益のない規定はカットしたんだからそれに従えば良い話だと思うのだけど。 正確性に欠けるのではないか。
本書は、簿記のルールにも言及されていて意欲的な作品であった。
しかし,さらりと通読して気になった点が数か所あり僭越なることは十分承知しているが指摘しておきたい。
@全体を通して著者は「鑑み」てと言う言葉を多様する。しかし時代劇じゃあるまいし「照らし」「考慮し」「踏まえ」てなど
ふつうのことばに言い換えることができなかったのか。今ドキ学生が最初に身につけるべき論文リポートの書き方のイロハに欠ける(著者に限らないが)。
次にA単元株のところで上限制限を1000株のみ記載されている(134頁)が,正しくは1000株「又は発行済株式の総数の200分の1」であり、
特に後者は会社法制定時に一度廃止され、その後復活した規定であり1000株のみを記載したら誤解を生じる結果になる。いや著書が誤解
したまま書いている可能性がつよく疑われる。
A株式分割と発行可能株式総数の規律(131頁)で総会決議を経ずに定款変更することができるが、これができるのは
「現に2以上の種類の株式を発行しているものを除く」,旨の説明がない。ちまたある通常の種類株式会社ではできないのである。
B総数引受契約(474頁)では平成26年改正で譲渡制限株式の場合株主総会や取締役会の承認が必要になった点につき触れられていない。
特に平成26年改正については全体に力を入れ詳しめに説明を加えていることからもなぜ落としたのかつよい疑問をもつ。
他にも社債権者集会(541頁)や発起設立(580頁)など,正確性を欠く記載がはなはだ多い。加えて「取締役会設置会社である
ことは登記事項である」など登記事項の説明があるが、逆に登記事項なのにその指摘がない箇所も多く一貫性に欠けるのではないか。
じぶんが知っている登記事項だけ思いつきで記したのか疑われてしまう。また、リーガルクエストを共著で執筆されているが、
3章、9章は本文からコラムの内容までリークエとほとんど同じ内容(コピペ)というのもいかがなものか。
つづく つづき
以上総じてリークエ共著を脱し単著を著すには時期尚早(実力不足)の感がつよく残る。2:25には当初からこのようなところがなく
学界からも会社実務からもその深慮にみちた内容が絶大の信頼と尊敬を受けているだけに─能力の違いといってしまえばそれまでだが─
後継を名乗りでるにはいささか残念なデキといわざるを得ない。
初刷である程度仕方ないかもしれないが「発行可能株式総数」が「発光可能株式総数」など極めてお粗末な誤植も多々みられる。
専門書の校正は版元の編集部の実力を示すが、版元はその冠する名に相応しい能力があるとは思えない。早急に正誤表をおねがいしたい。
また、スピン(栞紐)を装丁に加えてほしいかった。以上更なる改善を希望したい。 論文演習会社法 上巻
上田 純子、松嶋 隆弘 編
(勁草書房)
ISBN 978-4-326-40332-5
出版年月 2017年2月
判型・ページ数 A5判・350ページ
予価 本体3,500円+税
論文演習会社法 下巻
上田 純子、松嶋 隆弘 編
ISBN 978-4-326-40333-2
出版年月 2017年2月
判型・ページ数 A5判・300ページ
予価 本体3,200円+税
過去問・オリジナル問題に対し、若手弁護士(模範答案)×研究者(コメント・解説)!
「実用性」と信頼性を兼ね備えた会社法論文演習書。
つまり学者が書いた予備校本の類(その分、アホほどボッタ高価格設定) Law Practice商法〔第3版〕
黒沼悦郎 編著
A5判並製/380頁
ISBN:978-4-7857-2497-9
定価:3,456円 (本体3,200円+税)
発売日:2017/02
平成26年改正会社法および重要判例を織り込み改訂。
第3版では、設問の見直しを行うとともに新しい論点や判例を取り込み、
重要性が低下した設問は削除したほか、参考判例・文献についても再検討を行った。
https://www.shojihomu.co.jp/publication?publicationId=2816254 分厚くて通読するのはしんどかったが参考書には最高だよ 睡眠学習しばらくやったけどまったく効果がわからん
ただ、起きた瞬間でも聞こえるからその時に聞いてる内容のことを考えようとする
起き上がってPCつけたりの無駄な時間が省ける点では多少マシかと思う
しかし、それ以上にデメリットが大きい
睡眠の質が極端に悪くなって、ひたすら日中眠くなる
どうやら睡眠から1時間以上聞き流してるとダメみたい わざわざピロスピーカー買ってきて睡眠学習試したけど
実感としては効果ゼロだった希ガス 会社法 第19版 (法律学講座双書) 単行本 ? 2017/3/14
神田 秀樹・著
(弘文堂)
価格:¥ 2,700
単行本:440ページ
ISBN:978-4335304774
発売日:2017/3/14 >>131
やはり出るのか
ページ数まで同じだが
何か変ったのか >>118
法文を読む基本的決まり事の1つに『及び』『並びに』がある
会社法を学んだことのない通りすがりたが、
「当該株式会社以外の者『及び』当該者が発行済株式の全部を有する株式会社その他これに準ずるものとして法務省令で定める法人」
の『及び』が何を並べているかを考えるとその直前が者なので、『株式会社以外の者』と『当該者』か、『株式会社以外の者』と『株式会社その他…法人』を並べていることがわかる。
このうち、前者は同一人物を並列していることになり不適
よって後者が正解
株主とその株主の所有会社であわせて9/10持ってる場合と読んだけどこれで合ってる? >>135
「及び」と「および」
「又は」と「または」も、実は異なる。 >>137
それは時代による表記のゆれだ
それ以下でもそれ以上でもない >>137
もし接続詞と副詞の違いを言っているのであれば申し訳ない 接続後のダイカッコ・チュウカッコ・ショウカッコ相当は誰でも一度は凝るね。 田中会社法は429条廃止論を載せたり、会社の計算についてファイナンスや会計の見地からの説明を
かなり詳しく述べるなど、エキサイティングだね。細かい点でミスや間違いが多かったりするが、意識高い系の学生も満足。
ただ、試験対策的にもうちょっと突っ込んで書いてほしい箇所なのに、事例で考える会社法が文献紹介されるだけって
いうのは悪質なマーケティング。
逆に、岡会社法はロー教員が書いた完成度の高いシケタイ
機能的観点からしか制度を説明しない教科書が増えている中、試験対策上どうしても必要となる教義主義的な説明も
ちゃんと載せているのは親切。試験で答案に書きそうなキーワード、キーフレーズを太字にしたり、典型論点に
ついてはあからさまな論証ブロック形式で記述がなされているのも特徴。一回きちんと読めば、後日の読み返しの時、
表題とキーワードを追うだけで記憶が喚起できて論証ブロック張りつけられるような作りにしてるんだろう。まさに予備校本モドキ
ただ、親切すぎて分厚い 入門講義会社法 第2版 新刊
鈴木千佳子 (著)
(慶應義塾大学出版会)
税込価格:3,024円
発行年月:201704
出版社: 慶應義塾大学出版会
ISBN:978-4-7664-2427-0
初学者が会社法の全体像をつかめるようまとめた入門書を、
平成26年の会社法改正に対応した内容に改版。改正のポイ
ントである「コーポレート・ガバナンスの強化」「親子
会社に関する規律の整備」の要点もコンパクトに収めた、
司法試験論文試験に最適の一冊。 みんな、頑張ってね!
∧_,,∧
(´・ω・`) _。_ お茶でもどうぞ。
/ J つc(__アi!
しー-J 旦 ロープラ初版100円で(σ´∀`)σ ゲッツ!!
ん?今の改正対応の3版かあどこが変わったのか分からないが
高すぎて買えないしまっいいか 七光り(7)で株式会社
信用失墜(421)表券代取
語呂合わせの本面白かったww Newえんしゅう本商法を買った
出題趣旨が答案構成に全く反映されてないのとか微妙なのが多い気がする
例えば19問目(旧司H19-1)
利益相反の直接取引だから仮に承認手続きに瑕疵があるとすると、
利益相反取引の効力が無効となる(判例通説)
それでは取引自体が無効で損害自体が発生していないのではないか?
という問題意識の中で承認の有効無効をまず検討する必要がある
という思考の中で特別利害関係人の範囲など論じさせてから
承認有効で損害が発生していることを前提に
各取締役への責任追及について書かせたかったのではないだろうか
掲載されている出題趣旨に「承認決議の効力」「取引の効力」「損害」についても論述する必要がある
とはっきり書いてあることから誰でも出題趣旨を見たらそう思うと思う
それなのにただ各取締役への責任追及並べてるだけの答案構成になっている
法務省の期待に答えきれてない気がする もう1例 29問目事例2(旧司H20-1)
法務省の出題趣旨には「各事例で」「承認の要否と効力」について論じろと書いてある
つまり法務省の意図は、事例2の譲渡は事実上は「事業の全部の譲受け」に該当するのではないか?
そうだとしたら譲受け会社において株主総会の特別決議の承認が必要ではないか?
承認を欠いているならこの譲渡は無効ではないか?
というのを前提問題として論じてもらってから22条を類推できるか書かせたかったのだろう
そういうのが出題趣旨から簡単に読み取れると思う
それなのに答案構成例では事業譲渡有効を当然の前提に
商号ではない名称続用の場合の22条類推の論証だけ書いて終わってる
法務省の期待に答えきれてない気がする ダンロップに対するTOB事案
ダンロップに対する銀行団(債権者)が株主総会に提案する再建案
〔銀行団が有する債権の一部を株式に変える(債務の株式化)等〕を公表
した翌日、BTR(BritishTire&Rubber)が「暁の急襲」(dawn raid)を賭け、
取引開始後15分間でダンロップの優先株28%を市場で買い付けた事案。
株主総会でBTRは反対の意向を表明し再建計画は崩れた。
翌日、BTRはダンロップに対してTOBを宣言、
経営陣との間で激しい支配権争奪戦を繰り広げた。 これほんと?
名前:名無し検定1級さん[sage] 投稿日:2017/04/29(土) 19:18:33.62 ID:AIYxGcaaa
平成26年改正で解消されるまで、911条17号なんて「立案者が完全に登記知らなくて見落としちゃってた」条文だしね。
かと思えば、整備法43条1項は改正しないでそのまんまにしちゃってるし。
結果、「会計監査限定の旨を廃止できるかどうか」について、
立案者同士で積極説と消極説が分かれてしまって、
未だに統一されてない、というひどさ。
法務省の立案者たちもよくわかってないのでは。
違法配当なんて有効前提の構成にしちゃったから、条文意味不明にしちゃってるしね。
学者からは猛反対だらけ。
やっぱ東大法の学者中心に据えて立法しないと、ズタボロの法律になっちまうな
会社法はそのうち全面改正しないとだめかもね。 【東芝】WDに対抗策、メモリー事業の資産を本体に戻す
ttp://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1496267015/ 会社法
黒沼 悦郎 著
(商事法務)
A5判並製/410頁
ISBN:978-4-7857-2541-9
定価:3,996円 (本体3,700円+税)
発売日:2017/08
学生・社会人を問わず、会社法を基礎から学ぼうとする人向けの基本書。
金融商品取引法の制度との関係も織込み、会社法の基礎を通読して
理解しやすいように解説。会社法制の全体像の理解に最適。
名前:氏名黙秘[sage] 投稿日:2017/08/24(木) 20:25:26.61 ID:kGvO+vT
黒沼悦郎? 誰それ?
名前:氏名黙秘[] 投稿日:2017/08/27(日) 21:42:36.05 ID:GyvjiHLo
「黒沼の会社法」、個人的にはなかなかよいと思うけど。
LQ代替というより、むしろ”想定読者レベルを下げた神田”いう感じ。
巧い文章で簡潔に趣旨・理由付けを論じている。
ただ、この本で勉強を進めていくというより、
ロー講義なんかで少し突っ込んで勉強した後に読む(頭の整理に?)のがよさそうだが。 名前:氏名黙秘[] 投稿日:2017/09/08(金) 04:31:12.32 ID:MNPN0NEK
これから予備試験目指す者ですが、会社法の基本書で神田・リークエ・田中のどれがいいと思いますか?
名前:氏名黙秘[sage] 投稿日:2017/09/08(金) 04:41:38.03 ID:0RDmtiC5 [1/4]
>>
リークエ一択
名前:氏名黙秘[] 投稿日:2017/09/08(金) 05:10:04.57 ID:7ay34WNJ
>>
東大の田中
名前:氏名黙秘[sage] 投稿日:2017/09/08(金) 10:34:17.87 ID:NvQ3JE+v
高橋ミカたんは?
なぜ泰斗江頭が出てこないのか?あっそれら+辞書本なのか 至誠堂書店の近刊案内より。
株式会社法 第7版(11月上旬入荷予定)
江頭憲治郎・著
(有斐閣)
本体価格:5,600円 (税抜)
販売価格:6,048円 (税込)
ISBN:978-4-641-13786-8
サイズ:A5判上製 (1060ページ) 民法改正で影響うける商法関連の補訂か
激安になった第5版やっと買えた人にとって
関係ない高値の花だな ひとりで学ぶ会社法
久保大作、森まどか、榊素寛・著 (有斐閣)
発行年月:201802下旬
価格:2,484円(税込)/サイズ:A5/340ページ
ISBN:978-4-641-13781-3
Stage1からStage3まで段階的にレベルアップしていく
仕立ての演習書。基礎から応用まで,会社法事例の考え方を学ぶ。 会社法の学び方
久保田 安彦・著
(日本評論社)
価格:¥ 2,700
ISBN:9784535523388
発売日:2018/2/20
それを知らないと会社法がよくわからないのに教科書には
あまり書かれていないことを解説し、会社法の理解を一歩
進める学習参考書。 会社法〔第4版〕 (LEGAL QUEST) 新刊
伊藤靖史 (著)
税込価格:3,132円
出版社:有斐閣
発行年月:201803下旬
民法債権法改正に合わせた改訂と思われる
施行日まで不要と思われる 2019年通常国会で会社法改正予定だから
第4版とか飼ってもほぼ使い道がなく無駄になるだろう
会社法は2019年7月以降の改訂版を買うべき 会社法 第20版 (法律学講座双書)
神田秀樹 (著)
税込価格:2,700円
出版社:弘文堂
発行年月:201803中旬
会社法 第2版
高橋美加/笠原武朗/久保大作/久保 田安彦 (著)
税込価格:3,132円
出版社:弘文堂
発行年月:201803下旬 とても簡単なPCさえあれば幸せ小金持ちになれるノウハウ
知りたい方だけみるといいかもしれません
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
3YMHM がっつりいくんだっら、江頭かな。日評のコンメンタールで補充。これ最強 名前:氏名黙秘[sage] 投稿日:2018/05/23(水) 11:20:42.74 ID:wWqSVFV5
高橋美加の会社法、2版になっても間違いだらけ・・・
初版から何も直ってない。
債権者の会計帳簿の閲覧請求権のそれ、とかそのままだし
種類株主総会の特殊決議も特別決議も特殊決議とまとめて表現してるし
他にも初版で目についた変な記述や誤植がそのまま残存してる。
やっぱ東大・京大系の学者以外は仕事にプライドがないと言うか
雑でいい加減な本ばかりで責任感がなくて信用できないな
名前:氏名黙秘[] 投稿日:2018/05/24(木) 23:03:55.79 ID:jd7uFPEx
女の脳のレベルは男の中学生と同程度だから。
これは東大だろうがハーバードだろうが同じ。
頭脳の程度が最も明確かつ顕著に出る囲碁・将棋の世界で
女流トッププロは、男の中学生の初段クラスに敵わない。
数学、物理の世界で、女は丸っ切り男に敵わない。 美加の2版が出てるけど、実質的に何が変わったの?
会社法改正も特に無いよな?
ってコトはリークエ同様、頻繁に買い替えさせて信者けよう
という版元と著者の金儲けのための改訂?
とりあえず美加の本を読んでみようという向きには投げ売りの初版で
十分だよね? そうそう
今改正中ですぐに新版出るだろうからリークエ4版とか地雷買ってはダメ 美加第2版とリークエ第4版って
(神田の第17〜20版とかも)
改正前のつなぎの捨て版だよな >>177
これオイラも知りたい
美加の第2版って初版と何が変わったの?
あとリークエ あとリークエ第4版と第3版との違いは何?
民法改正と会社法、商法改正の対応版じゃないよね 会社法入門[第13版] 新刊
前田庸 (著)
税込価格:6,804円
出版社:有斐閣
発行年月:201810下旬 前田先生はお亡くなりになったはず。
神田、神作の補訂だと? ∧∧ ≡=−
゚ 。 / 支\ ゚。 アイヤーァァァァァ!!!
゚ ・(゚`ハ´゚;)。
(つ ⊃ みんなのバカァァァ!ァァァ!
ヾ(⌒ノ
` J ≡=− その普通株式を上場している株式会社Yは、12月決算会社であり、毎年3月に定時株主総会を開催している。
Yの創業者で代表取締役社長でもある筆頭株主Xは、2017年12月末日時点において、Y株式を発行済株式総数の約19%を保有していた(その近親者であり、Xを支持するYの株主が有する株式を合わせると20%超となる)。
従前よりXとXの子である取締役Aとの間で経営上の確執が生じていたが、2018年1月のYの定例取締役会において、Xが代表取締役社長を解任されるとともに、Aが代表取締役社長に選定された。
Xは、2018年3月に開催予定のYの定時株主総会において、自己が指名する者10名をYの取締役に選任したい意向を有している。
なお、Yの現任取締役7名は全員が同年3月に改選期を迎える。
またYの定款上、取締役の員数は10名以内となっている。
Xは、上記目的を達成するために、会社法上、いかなる手段を講じることができるか。
Yは、Xが講じる手段に対してどのような対応をすることができるか。 Xは、自ら株主としてYの定時株主総会に出席した。
議長には、Yの定款に従い、Aが就任した。
議長は、報告事項の報告後、全ての議案を一括して上程したうえで、議場に審議を求めるに際して、多くの株主に発言する機会を与えるため、一人の株主が質問できる数を制限する場合がある旨を説明した。
また、Yは、定時株主総会に先立ちXから会社提案議案についての質問を含む多数の質問を受領していたため、冒頭で、そのうち主要な質問に対して質問内容を整理した上で一括して回答を行った(なお、一括回答しなかった質問は議場において実際に質問がされることはなかった)。
その後、審議に入ったが、Xは、会社提案の取締役選任議案について、各候補者に関して多数質問した。
質問の中には候補者のプライベートに関する質問も含まれていた。
議長は、基本的には一括回答で説明したとおり、と説明して、それ以上の詳細についての説明を行わなかったところ、Xが繰り返しその回答を求める発言を行ったため、会社提案の取締役選任議案に対する質問をあと1問に制限する旨を宣した。
これに対してXは議事進行が不公正であるとして議長不信任動議を提出したが、議長は理由がないとして議場に諮らなかった。
その後、議長は審議の終了を宣言し、挙手により採決を行う旨を述べたところ、Xは、採決方法を投票にすべきことを求めたが、議長は、書面投票の集計結果を踏まえて投票は不要である、として議場に諮らなかった。
これに対しても、Xは議事進行が不公正であるとして議長不信任動議を提出したが、議長は理由がないとして議場に諮らなかった。
その後、挙手による採決がなされ、株主提案は否決され、会社提案が可決された。
Xが定時株主総会後に会社提案議案を承認した決議を取り消すために、どのような主張が考えられるか。 その普通株式を上場している株式会社Yは、その100%子会社Aの事業が、Yの事業と関連性が乏しく、Aを売却することにより、
検討中の株式会社Cの買収資金に充てるために、Aの全株式をその簿価に相当する価格で資本関係のない株式会社Bに売却することとした。
A社の株式の簿価は合計4.8億円であり、Yの貸借対照表上の総資産額300億円の1.6%に相当する。
その評価額については、Yが1年前に売却を検討した際には、Aの株式について第三者算定機関であるZから評価書を取得しており、
合計6億円から8億円とされていたが、今回は、C社の買収に間に合わせるために評価書の作成を依頼していない。
また、Yの取締役会規程上、重要な子会社の売却及び重要な資産の譲渡はそれぞれ取締役会付議事項とされている。
但し、後者については、重要性の金額基準として簿価5億円超と定められていたが、前者については、具体的な数値基準が定められていなかったため、従前は、同様の金額基準を適用して運用していた。
なお、Yの現任取締役は、代表取締役社長(甲)、業務執行取締役(乙)、業務執行取締役(丙)、社外取締役(丁)の4人である。
また、Bは、非公開会社の取締役会設置会社であり、丙がその代表取締役社長に就任しているほか、代表取締役1名と業務執行取締役2名が存在する。
Yは、Aの売却のために、いかなる手続が必要となるか。
仮にA株式の譲渡価格が客観的な価値に比して低廉であり、Yが損害を被ったと認められる場合、甲、乙、丙、丁について、どのような責任が問題となるか。 Yにおいて従業員による独占禁止法違反の事実(カルテル行為)が発覚し、それによって公正取引委員会から10億円の課徴金の支払い命令を受け、事実関係や法解釈について一部認識の齟齬があったものの、早期解決を図るため、これを争わずに全額支払った。
なお、丙は、対象となった製品の営業担当の取締役であったが、取締役会等において、丙から他の取締役に対して、上記カルテル行為の存在やその兆候について報告がなされたことは一切なかった。
また、Yは上記カルテル行為の発覚を受けて丁を委員長とし、顧問弁護士でない外部の弁護士2名を委員とする調査委員会を設置し、原因究明を行ったところ、
取締役ではない担当部長(戊)の独自の判断で当該カルテル行為が行われていたこと、戊から丙に対して当該カルテル行為について一切報告されていなかったこと、
その部下である従業員(己)は戊が競合他社の部長と頻繁に会食等を行っており、特定の納入先に対する価格について協議しているのではないかと疑いをもっていたこと、
己が当該事実を丙その他のYの役職員に報告しなかったのは、戊から人事等の点で不利益な扱いをうける可能性があると考えていたことが判明した。
さらに、Yは上記カルテル行為の発覚後、速やかに顧問弁護士と相談して、社内調査を行い、公正取引委員会に対して所謂リニエンシー申請を行ったが、申請順位が第2位であったため、課徴金全額を免れることはできなかった。
Yの株主が、上記課徴金に関連してYの被った損害について、その取締役の責任を追及しようとする場合、甲、乙、丙、丁について、どのような責任が問題となるか。
なお、丙が上記カルテル行為の存在・兆候を認識していた場合と、丙を含むYの取締役が認識していないかった場合とに分けて検討せよ。 田中亘
会社法(第2版)
(東京大学出版会)
ISBN:978-4-13-032389-5 2018年12月 A5判 844頁 本体3,800円+税
初学者向けの基礎事項から実務家向けの最新トピックまで、会社法のすべてを
解き明かした概説書。基本原則や制度趣旨など初歩からわかりやすく解説する
とともに、実務上の運用や争点など実践的な知識も数多く提示、待望の改訂に
より更なる充実を図る。 とりあえず、どれでも好きなの買って読めばいい
会社法 第20版 (法律学講座双書) <= 第18版、19版持ってれば同一内容で買替え不要
神田秀樹 (著)
税込価格:2,700円
出版社:弘文堂
発行年月:201803中旬
会社法〔第4版〕 (LEGAL QUEST) 新刊
伊藤靖史 (著)
税込価格:3,132円
出版社:有斐閣
発行年月:201803下旬
会社法 第2版
高橋美加/笠原武朗/久保大作/久保 田安彦 (著)
税込価格:3,132円
出版社:弘文堂
発行年月:201803下旬 学術的価値
江頭株式会社法第7版>田中会社法第2(初)版>神田会社法第20(=18,19)版>リークエ会社法第4(=3)版>美加第2版
予備司法試験の基本書的価値
美加≧リークエ≒田中>>>神田、江頭 >原因はこのへんらしい
>・ガソリン・軽油の燃料増税
>・徴兵制の復活
>・年金受給の年齢引き上げ
>・「労働改革」による低賃金や雇用の不安定化
>・公共施設の民営化
>・移民増加による治安悪化
徴兵制以外は日本もそうだな。
暴動を起こしてるのが、「元 移民」だったら(移民で居ついたフランス人が暴徒化した)
日本も将来はこうなる予測大だな。いや必ずそうなる
米国だって、黒人やヒスパニックの暴動は繰り返されてる
フランス、ドイツ、イタリア、イギリスもう欧州の日常なんだろな、これ欧米で移民が疎まれつつあるのに
ポーランド、オーストリア、ハンガリーあたりもずっと香ばしいし
目先の利益で権力の安定維持を捨てるとか、グローバル政商脳天気アベ社会笑えるな プレステップ会社法 (プレステップシリリーズ) 新刊
柳 明昌 (著)
税込価格:1,944円
出版社:弘文堂
発行年月:201901下旬 法律学講座双書 会社法(第21版)(2019年3月上旬入荷予定)
著者 神田秀樹・著
本体価格:2,500円 (税抜) 2,700円 (税込)
発行元 弘文堂
ISBN 978-4-335-31545-9
サイズ A5判 (440ページ) リークエ4版ってみんな買い替えてる?
なんか出たときすぐにまた会社法改正されるからやめとけってこの板で言われてたけど
結局次の司法試験までに5版が出そうに無いなら買い換えようかな さすがに買い替える気はせんな
つかそもそもそんな金もない。
リークエ会社3、リークエ民訴2、中原2は
買い替える金などどこにも無い
民法の債権法と総則の基本書は
仕方ないけど 基本書の買い換えより過去問の解説を注意しないと痛い目見るのが嫌です 正直、会社法なんて、リークエとロープラで十分。
江頭や田中とか、葉玉とか、どっかの弁護士のレジュメとか、予備校本なんて不要 成文堂サイトから
10月
『会社法重要判例 第3版』
酒巻俊雄・尾崎安央・川島いづみ・中村信男 編
本体価格2,000円
978-4-7923-2744-6 会社法判例40! (START UP) 新刊
久保田 安彦/舩津 浩司/松元 暢子 (著)
税込価格:1,980円
出版社:有斐閣
発行年月:201912上旬 会社法入門(第六版)
葭田英人 [著]
(同文舘出版)
本体価格:(予定)3600円
ページ数:350p
Cコード:2032
発売予定日:2020-02-13
ISBN:9784495463861
判型:A5
会社法制(企業統治等関係)の見直しに関する要綱を踏まえた
法案の国会可決に伴い、内容を大幅に見直し、加筆修正を
(社外取締役の有効活用や社債管理補助者制度など)施した
ビジュアルな教科書の最新版! 会社法[第2版]
橋紀夫 [著]
(嵯峨野書院)
本体価格:(予定)3600円
ページ数:532p
Cコード:3032
発売予定日:2020-01-10
ISBN:9784782305928
判型:A5
会社法の規定(規律)の意義(趣旨)・要件・効果を中心に、体系的な面
にも留意しながら丁寧にわかりやすく記述。かなり豊富な下級審裁判例
を含む判例を引用し、解釈の手引きとした。巻末付録に「令和元年
改正会社法の概要」を記した、初学者向けの標準的テキスト第2版。 Law Practice 商法〔第4版〕
黒沼 悦郎 [著]
(商事法務)
本体価格:(予定)3300円
ページ数:388p
Cコード:3032
発売予定日:2020-03-19
ISBN:9784785727789
判型:A5
令和元年改正会社法を踏まえた改訂版。
「株主総会の権限」、「利益相反の特則としての補償契約」、
「取締役の解任」の3項目を新たに追加し、判例と文献を
アップデートした最新版。 会社法 第22版 (法律学講座双書)
神田 秀樹・著
(弘文堂)
価格:¥2,860
単行本:464ページ
ISBN:9784335315510
発売日:2020/3/13 最新株式会社法〈第9版〉
近藤 光男・著
(中央経済社)
定価:4,840円(税込)
発行日:2020-03-27
A5判/600頁
ISBN:978-4-502-34221-9
主要論点を明示しながら、会社法体系の全体像を詳細に解説
するテキスト。第9版では、令和元年12月に成立した会社法改正
をフォローするとともに、最新の判例に言及する。
商法総則商行為法だけの光男ではないことを
示すために著した本