【極楽】ロー→三振→予備→三振→【ニート人生】
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the United States is disappointed.
最近、物議を醸しているのでちょっと書く。
まず語義だが、disappointed は、前提として一定の期待がある場合の感情表現であること。
ある特定の ap- に対して dis- である形で表現されるもの。
例えば、いまこのスレを開いたそこのお前、お前がまたしょうこりもなく新司に落ちたとき、
もしネイティブの親友(きっと親友)なら、こう言うだろう。
I am disappointed.
これが通常の用法で、「受かればいいと思ってたけど、そうならなくて残念だなあ、あ〜あ」
おっさん向けには、「せっかく給料日にキタのに、お気に入りの子がいなくて、残念だなあ」
オタ向けには、「せっかく高崎からAKB劇場までキタのに、こみはるカゼで休みかよ、あ〜」
ここではそのことで誰も非難したりしない。「ap-」にある期待に対する本人の感情だけだから。
なのに、ここに他者に対する非難批判を読み込むとすれば、相当な意訳になってくる。
たしかに、英単語的な訳語で単発で答えれば、「失望する」となる。
しかし、文章で訳するときは、正しく語義語感を表現しないと誤る。
じっさい、お前が新司に落ちたとき、親友に「失望した」なんて言われたか?
おっさんもオタも、カゼで休んだお気にの嬢やこみはるに「お前には失望したわ」って言うか?
ここで意見の対立を含めて、批判的に「失望した」といって責めるなら、改まってこう言われる。
It's a matter for regret.
いわれたがな。いつまで受験生なのよって。 ちなみに、どのメディアでも正確に書いていないが、冒頭の文言は、
米国の外交上の職務として相手国日本に対して発せられたものではない。
現地報道官の質問に対してなされた、単なるプレスリリースである。
「靖国どうですか?」に対して、
「東亜がなかなか良くならないのが残念です」で基本的ニュアンスであって、
「靖国に行ったことについて失望している」というような外交上の批判はしていない。
外交用語は伝統的に慎重で控えめな陳述であって、
関係者の「そこまでいうことはないのに」と驚いたのは、まさにプレスリリースのために、
日本のメディアを通じて、外交上の誤訳を夾んで伝えられたことによる。
学費出してください。これも控えめに慎重にいってる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています