民法の勉強法■21
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民法って難しいよなぁ。
覚えなきゃいけないことがいっぱいあるし、
新しい判例がどんどん出てくるし。
調べ物しようとすると注釈民法でも古かったりするんだよな。 『私法』っていう民商法の学会発表の論文とかシンボジウムとかを
のせてる雑誌だけど、その74号で、加藤雅信大先生が、
1)不当利得法の類型論的発想がダメなのは、大昔から私が批判しとるだろボケ
2)そのダメな類型論的発想に乗りかかってしか不当利得法を議論できない
連中が、民法改正にタッチするなどおかしいだろボケ
という風な発言をされていて面白かったです。
民法の勉強方法や中身には永遠に触れそうにないスレッドだね
>>6
実名を出して2ちゃんねるのようなののしりあいをコピペする雑誌ですか 解釈論争の話題に論陣を張ってる学者の実名を出すことが
どういう問題を引き起こすんだ????????
世の中には>>8みたいな人はいるんです
みなさん、驚いてはいけません 、z=ニ三三ニヽ、
,,{{彡ニ三ニ三ニミヽ
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/ \ lミ{ ニ == 二 lミ|
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|::::::::::: U | {t! ィ・= r・=, !3l 今まで何してたんだ?
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|:::::::::::::::::::::::\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 登記は対抗要件でも権利保護資格要件でもなく「効力要件」である
という理解が、近時、通説となってきました。
そもそも登記は「対抗要件としての登記」という文言しかないのがいけない
こんな文言があるおかげで裁判所は常に「対抗要件としての登記」との言い回ししかしない 時効の効果論で、条文の文言こだわらない解釈してるんだから、
177条も条文の文言にこだわらなくても良い。
立法者意思がはっきりしていたら、駄目だが、177条の立法者(起草者)意思は
曖昧だから、文言にこだわらず、効力要件説をとることができる。
石田穣先生の考え方の骨子。
物権法の先生は民法総則(時効)の勉強がおろそかだとわかった。 LECの択一六法の民法2013年版って2012年版と何か変わった?
値段上がりすぎじゃん 連帯債権のとこでさ
連帯債務者の一人が債権者を相続したら
他の人の債務も消えるってぐぐったんだけど
これって全く消えたらなんか、相続した人可哀想に思えるけど
他の債務者に請求したり出来ないの? 俺が考えた効果的暗記法を教えてやる。てか教えたい。
それは「覚えたい文章の最後にwwwをつけて何度も書く」。
多少印象付け効果はアップするだろう。 >>15
レック司法試験部自体が潰れかけてるから
売れ筋を一挙に千円値上げのぼったくり足元商法に出た 民法学会の癌、元祖パワハラ教授、★野が死んでよかった。 >>23
kwsk
三島由紀夫も「お通夜ではお亡くなりになった人の悪口を言え」
と言っていたと思う。
よろしく。 利益考量論は、
(1)後輩の平井教授に批判された。反論されたが、意味なし。「価値の体系」示せず。
(2)解釈論において「立法者意思説」を採用する、石田穣先生からは、無視された。
立法者意思説的解釈は、債権譲渡での安達三季生VS池田真朗論争でも役立った。 民商法雑誌に、
京大の前田先生が、解釈論の論文書くみたいだけど、
なにか新しい立場での立論なのかな?????? 私人間効力がわからん
自由権と平等権に限って認めるでいいの? 潮見ベースで勉強したいんだけど
総則と物権は無理かな?
総則と物権ってどの本がいいのだろうか?内田以外で。
なら、総則もしおみんにすればいいじゃん
物権はないけど。 >>34
潮見の総則って古いんだよね・・・
総則は山本敬三でもいいかと思ってるんだけど
物権の良い本が本当にわからない・・・ 総則ってそんなに変わるところじゃないし、しおみんもそこまで古くないだろ。
あれでいいじゃん。 民法総則:石田穣 ちょっと古い
物権法 :石田穣 最新
担保物権法:石田穣 最新
債権総論 :安達三季生 ちょっと古い
契約法 :石田穣 ちょっと古い
事務管理不当利得:加藤雅信 新民法大系
不法行為 :有斐閣大学双書 民法講義6(石田穣執筆部分)ちょっと古い >>39
債権にしても総論は中田がいい気がする。潮見プラは債務不履行あたりの独自色がかなり強くて答案に起こしにくい。
各論も消去法でイエローが残る感じ。中田に各論書いて欲しい。 『法典調査会議事録で学ぶ立法趣旨』石田穣、前田達明
債権総論は中田か潮見かで悩むな…
内民使い続けるのもあれだから買いたいんだが 楽天オークションのedamitsuっていうやつの商品落札したら
悲惨な解答例だった・・・死にたい
「京都大学法科大学院有志作成」とかウソばっか
http://my.auction.rakuten.co.jp/profile/itemlist?uno=dQ5g3Rvj34D
スレおちそうなので
平野の基礎コースって司法試験向け?どこまで戦える? 武器屋で買えるけどラスボスを倒せる程度の破壊力はある。 登記は
★★★ 効力要件 石田穣、吾妻(旧説)
★★ 権利保護資格要件 川井健
★ 対抗要件 内田TUW
潮見総論各論
この組み合わせだと不味いこととかあります? 内田のU(特に不法行為法)はあまりオススメしない。けど潮見イエロー×2もそこまでいいわけではなく、債権各論はチョイスが難しい。
債権総論もどっちかというと中田が分かりやすい。内田T・Wは悪くはないと思う。 >>52
なるほど
内田Uは学部の指定教科書で買ってて潮見各論を自分で購入したのですが、とりあえずは潮見をメインで使います
総論は中田がいいみたいですね 購入しようと思います
ありがとうございました >>54
Uに限らず内田全般に言えることだが、要件効果が明確でなく、試験対策としては微妙。口語体で分かりやすいから最初に読む分にはいいが、何度も繰り返して読む教科書ではない。さりげなく独自説に持って行こうとする箇所も散見される。
特にUの不法行為部分は悪書と言っても過言ではない。 不法行為って、試験に出るところと出ないところが明確に分かれるからなぁ。
かといって試験に出ないところも実務的には重要だったりするし。 内田不法行為パートは過失のあたりからわからなくなってきた。一読は薦めますが、心中はお勧めできません。実務不法行為法講義は?Wは窪田が出る前なら使われてた。 なんだかんだいって今年の民法は内田に載っているところから出た。
不法行為は窪田が一番いい。極めて判例分析が秀逸。 >>61
>なんだかんだいって今年の民法は内田に載っているところから出た。
具体的に何ページ?
載っていないと思うが。 建物賃貸借のことで教えてください。
所有者Aと賃借人Bの間で2年の賃貸借契約締結後に
A→Cへ売却。CがBに明け渡し請求をする場合について。
@昔は短期賃貸借として、Cは保護されていたような記憶がある
のですが、今は無理?
ACは登記あり、Bは賃借権登記ない場合、借地借家法31条
により、建物の引渡しを受けているからBは保護される? 【季節もふところも】弁護士本音talkスレ176【寒い】
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1353844751/442
442 名前:無責任な名無しさん[] 投稿日:2012/12/03(月) 17:17:04.34 ID:lD06UQao
内田は内田で、我妻を超える神になろうとする野心によるものなのだろうけど
(以前、講演を聴きに行ったら、「実務家にいくら学説を説いても
我妻説に固執するので、もう民法自体を変えるしかない」と言ってた)
それに反対する加藤雅信も、講演聞いたことあるが、「不勉強な内田君ごとき
が民法を改正しようなどとはおこがましい」みたいな言いぶりで、こちらも
嫉妬心まるみえで、まあどっちもどっちみたいな感じだったな。
うわ〜ん ワロタ
TPPに向けてまっしぐらか
世界潮流という名の政策改正には逆らえないだろうが、日本がオワコンになった今、飴さんに以前ほどの
やる気があるかどうか >>72
加藤雅信ってだれの弟子?
内田は悪名高き星野一派だよね 家にいて試験の前とか、勉強しないといけないのに、YouTubeみたり、オナニーして、全く勉強が手につきません。
しかし、パソコンでやる学習なのでオフラインはNGなんです。
どうしたら真面目に取り組めますか? >>81
試験前に勉強しないのは、あなたにとって、勉強が苦痛になっているからです。
どういう苦痛かと言うと、何が出るかわからないのにそこで努力する気がしない、
勉強してもそれを理解できるかどうかわからないのに努力するのはこわい、
試験で悪い成績を取るのが怖いから「勉強しなければならない」という後ろ向きの感情から離れられない、
これら諸々が、迷いとなって、あなたの行動を阻止する方向に表れています。
ですが、この行動は人間の精神構造に照らせば、健全で合理的な行動だということをまず、
理解して下さい。
人間には、連想のメカニズムそして精神的苦痛を回避する心理的なメカニズムが存在します。
あなたは、努力したにもかかわらず、試験を受けて失敗した経験があるでしょう。やったところが
出なかった、あるいは勉強したのにいい点数がとれなかった、といった経験です。
試験勉強するのは、よい点数を取るという期待に従った行動ですから、悪い点数を取った時には、
この期待が裏切られて、精神的苦痛を受けることになります。
そして、この精神的苦痛が人間に心理にある枠組みを作りだすことになります。同様のパターンが
を認識した時には、その精神的苦痛を意識的にあるいは無意識的に避けようとするのです。
あなたは勉強することを怖れています。たとえば、試験前に掃除をすることは何の苦痛でもないでしょう。
これは、その状況では、掃除が同様の精神的苦痛を与えるものではないからなのです。
では、どうすればよいのか。
パソコンをオフラインにしても、あなたの精神的苦痛はなくなりません。youtubeの代わりが、
漫画やアニメやゲームやオナニー(これは今も同じか)になるだけです。
じゃあ、にもかかわらず、勉強する人間というのはどういう心理なのか。
優秀な人間は苦痛を精神力で抑え込んでいると想像するのが合理的な考え方なのですが、……。
実はまったくちがいます。優秀な人間と、典型的な迷い人との決定的な違いは恐怖心の有無にあります。
優秀な人間というのは、わからないこと、不確実な結果に関して「まったく怖れがない」のです。
心を強くするのではなく、心理のプログラムを逆に修正する努力が必要になるのです。 試験で悪い点数を取ると、傷つきます。精神的苦痛が生まれます。
そこでどういうことになるのか。
典型的な人間に生じるのは、「復讐心」です。試験が自分を傷つけた、だから今度は試験が自分を
苦しめることのないように、試験範囲を知ろう。そして、ある人間は、試験範囲の知識を集めることになります。
あるいは、試験を前にして、自分はいい成績を取れる優秀な人間であることを証明しようという気持ちが生まれます。
試験でよい点数をとらなければ「ならない」という後ろ向きの気持ちになります。
ところが、経験があるでしょうが、知識を集めても集めても、かえって不満が生まれると言うジレンマが
生まれます。知識に際限はないからです。法律にここまででよい、という限界などありません。
教育指導要綱が存在した大学受験とは違うのです。
そして、知ろうとすればするほど、成功から遠ざかっているのです。
ある裁判官が言いました。この方は、卒業1年目に合格した方です。
「自分は卒業して試験前はほとんど勉強をしなかった。
これには2つの意味がある。自分は在学生の頃には死ぬほど勉強した。そして本質をつかんだ。
本質がわかると、自分の頭で考えたことは、大抵教科書に書いてあるようになった。だから、
卒業してからは勉強する必要がなかった。これが1つの意味である」
そして、もう一つの意味があるが、実はこちらのほうが重要なのだ、と。
「たしかに、気楽な気持ちで本を読んでいたかもしれない。でも、そこに『勉強する』という
試みはなかった。ただの興味本位だった。興味本位だから恐怖がない。恐怖がないから、
試みる必要がない。試みの必要がない所に、努力など存在しない」
そして、彼は、人間の心理に存在する連想のメカニズムと、その連想の発動を阻止する、
「通常とは逆の思考方法」を語りだしたのです。……今日はここまで。
コピペじゃないのか。偉いな
内容もちょっと面白いし評価しよう >>89
おい!最後まで語れよ。聞きたくなるじゃないか。 >>81
あなたが真面目に取り組めないのは、連想のメカニズムによる合理的な行動だと言いました。
ポイントは、意識的にせよ無意識的にせよ、あなたが精神的苦痛を感じているということです。
では、優秀な人間と、典型的な受験生を隔てるものを考える時、その違いは、精神的な強さにあるのか。
ある裁判官が語るところによれば、そういう順接の論理的思考こそが、苦痛のサイクルを生む、ということです。
論理的思考というのはこういうことです。試験が自分を苦しめる。だったら、自分を苦しめることのないように、試験に必要な知識を
得よう、という思考のことです。動機が、精神的苦痛からの回避である場合、この試みは大抵さらなる苦痛のサイクルを生むだけだ、と。
こうした経験が、真面目に取り組むことを妨害する、ということがありえます。
「優秀と言われる人間と、典型的な迷い人である人間との違いは、恐怖心の有無にある。
自分もかつては恐怖を抱いていたからわかるが、優秀とされる人間の特徴はただ一つ。彼らは怖れない」
心理とは、本来言語化ができない分野にあります。概念(これは言語で作られます)の外側の問題だと言えばいいでしょうか。
言う者は知らず、知る者は言わず。――後者の意味は、本来言語で表わせない領域の問題であるため、言語化することができないのだと思います。
それをあえて、言葉で伝えようとする時、最も伝えやすいワードは「逆説」だと思うのです。
逆の努力が必要となるという意味ですが、そのためには、まず通常の精神的なシステム『連想のメカニズム』から語らなければなりません。
人間は、ある苦痛を経験すると、それと同じパターンに出くわした場合、精神的苦痛を再体験する。
ヒト科の人間が誕生してから数百万年。農耕が始まるのはわずかに一万年前です。その間、ヒトは狩猟採集の生活を送りました。
たとえば、ライオンに遭遇した場合、その怖さを苦痛として心理にとどめおかなければ、次の危険に対処することはできません。
その時、次に遭遇するのは、実際には別のライオンであってとしても、同じ恐怖心が起きなければ、逃走か戦闘かの判断ができません。
人間の心理の中には、精神的苦痛をパターン認識して、同じ苦痛を呼び起こすようになっているのです。 連想のメカニズムは、人間の心理に存在します。これは本能的行動であるため、動機が精神的苦痛を回避しようと、
考えるのは健全な行動です。ですが、ライオンのような生命を脅かす存在がなくなり、安全な所にいて試験を受けようと
する人間にも、同じように作動します。この本能的なメカニズムにどう対処すればよいのでしょうか。
たとえば、ここに犬を怖がるAさんがいるとします。
Aさんは、子供の頃、ある犬に吠えられ追いかけられるという体験をしました。その結果、すべての犬を怖がるようになっているとします。
この例はさほど稀有な事例ではないでしょう。襲われた種類の犬でなくても、色が違っても、犬を見ただけで怖がる人は存在します。
犬に吠えられた経験は多くの人間にあると思うのですが、通常は、危険な犬がいることは知りつつも、すべての犬を怖れたりはしません。
怖れないためには、危険な犬とそうでない犬を区別しようという心理的な枠組みが存在する必要があります。
Aさんには、その心理的枠組みが存在しないのです。かわいらしさと愛情をからだ全体で伝えてきて人間とたわむれる犬は存在する、
そのことを知らないわけではありません。ですが、Aさんの心理は、犬という存在を全体としてパターン認識してしまい、
「すべての犬」に対して、恐怖を感じてしまうのです。
これは純粋に精神的苦痛を受けた経験によるものだと思います。人間の本能に犬を怖がるというDNA的なものはないと思います。
youtubeで「犬 赤ちゃん」で検索してみてください。犬の恐怖を知らない赤ちゃんは、犬をまったく怖れることなく、犬の口の中に手を突っ込んだりします。
>>81のあなたは、法律について(あるいは試験科目について)、最初から精神的苦痛があったでしょうか。
まだその内容を体験していないとき、最初から苦痛だったでしょうか。
最初感じたあなたの心理は、「好奇心」だったのではないでしょうか。わたしはそうです。
好奇心を感じて、どんなもんかなと読み進める人間に、恐怖はありません。いわゆる無心状態です。
その無心状態を維持できればよいのですが、いつのころから精神的苦痛を回避しようとする例のメカニズムが発動しているのです。
この状態にあることを、まず認識することが出発点です。 ……今日はここまで。 >>81
心理的な枠組みは、本人の意思とはまるで独立しているかのような性格を持つ。
それはあたかも心理のプログラムという表現が、最もふさわしい。
そして、現在の形を変えようとするいかなる願望にも抵抗する。
だが、最初に出会った犬に吠えられ追いかけられた人間の中にも、すべての犬を怖がらない人間はいる。
誰しも、最初は恐怖だったものが、恐怖でなくなった経験はあるはずだ。
そういう人は、のちの経験で、恐怖の原因となった経験とは別のプログラムを強化したのだ。
かわいらしくなついていくる犬に、おそるおそる手を伸ばして、体にさわり、なでた経験。
つぎに、比較的楽に、同じようになでた後、抱きかかえた経験。
こうした経験が、最初にあった「すべての犬は怖い」というプログラムを修正する。
あなたが、どこかで試験を怖れ、真面目に取り組めなくなっているとしても、
その原因が心の枠組みにあると認識し、プログラムの修正を行えば、恐怖はなくなる。
過去にひとつの心理的枠組を修正した経験が一度でもあるなら(一度でも恐怖を乗り越えたことがあるなら)
別の心理的枠組だって、必ず修正できるはずだ。
では、試験に対処するにふさわしい心理的枠組(プログラム)とはどういうものなのか。
ある裁判は、これを一言で、確率的思考だと表現した。
「優秀とされる人間は、試験においても、プロのギャンブラーと同じように、トータルで勝つことを知っている。
このトータルでは勝てるという確率的思考が、一回一回の試験の結果にまったく不安を抱くことがないという、
一貫性をもたらしている」
あまり連投をつづけると荒らしと判断されかねない。
わたし自身も、結構時間をとられているので、無理やりにでも終わらせなければならない。
そこで、ある裁判官の台詞をそのまま書くことで、勘弁してほしい。
その裁判官は次のように言った。 「この点が確率的思考を非常に難しくしているのだが、表面がもう一方と対立する二層式のような信念をもってほしい。
最初の層はミクロレベルの話で、個々の試験の不確実性を信じなければならない。試験範囲は広く、出る問題は知らされていない。
一回の試験だけでは、優秀な人間とはいえ、試験結果をコントロールできないのである。
そのため、一回の試験だけでは、結果は常にランダムとなる。
もう一つの層は、マクロレベルの信念である。このレベルでは、試験の一連の結果は比較的確実で予想できるものである。
本質を理解した者は、知識を増やした者よりは、トータルで勝てる可能性がより高い。
優秀な人間こそ、ミクロレベルで試験の不確実性を信じ、同時にマクロレベルで試験の予見性を信じているのだ」
この裁判官は旧試験合格者だが、最初に3回の制限を自分で設けて、3回目に合格している。
あなたは、試験で良い成績を取った経験がある人のはずだ。その場合、自分は、良い成績を取ったことがある優秀な人間だ、と考える。
だから、今度の試験でも良い成績を取れるはずだ、と。典型的な人間はこう考えてしまう。
今まで語った連想のメカニズムだ。だが、かつて良い成績を取った時の問題と、今後出題される問題は同じだろうか。
違うはずだ。問題も違う。受けている人間も違う。準備した期間も違う。問題周辺の理解度も違う。
可変要素(変数といってもよい)をあげれば、いくらでも思いつくだろう。
成績が良かったのだから、今度もよいはずだ、というのは甘い期待である。まったく因果関係がないのだ。
この甘い期待は、そうでない事実に直面したとき、今度は試験を受けることに精神的苦痛を呼び起こす。
これも連想のメカニズムだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています