新★基本書・演習書スレッド2011 第2版【第185刷】
大学教授等が執筆している基本書・演習書等について、書評や情報交換を中心に
語り合いましょう。
【基本書まとめwiki】
http://www27.atwiki.jp/kihonsho/
新☆基本書スレッド 2011 第1版【第184刷】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/shihou/1302573996
(注:予備校本の話は荒れるので他スレでお願いします) >>148
たの刑の参考答案は弁護士が書いてる。たの刑自体はいい本。
学者の書いた参考答案とか、学者の短答対策本ってないのかな? 学者の短答対策本といえば石山教授の新司法試験会社法短答対策の本があったはず。
論文と同じシリーズだが論文の方は参考答案が一通しかない。 ユーブング刑訴は模範回答あるはず。辰巳ライブ本で刑訴は糞だ
セミナーのパラダイムも良かったのだが廃刊。 使ってる演習書晒してくれ
俺はこんな感じ
【憲法】急所、宍戸
【行政法】事例研究
【民法】事例演習
【商法】事例演習教材
【民訴】遠藤、ロースクール民訴
【刑法】事例演習教材
【刑訴】古江、事例研究U
上記演習書+新司過去問全部潰せばおk?
科目によっては旧司(スタン100)まで手を出そうかとも思ってるけど(民法とか) >>177
極めてわかりにくい。
民訴の学者は全般に文章がおそろしく下手だが、遠藤の本は文章が下手
云々以前にそもそも流れがおかしい。その上肝心なことが書いてない。
無意味に漢語を使う藤田や何が言いたいのか結局良くわからない高橋がとても
わかりやすく見えるくらい。 そうなのか。初版を持っているが、まだ全部は読んでいない。
そんなに読みにくかったか。う〜ん。わからんなあ。 麻美ゆまでオナニーWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
麻美ゆまでオナニーWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
麻美ゆまでオナニーWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
麻美ゆまでオナニーWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
麻美ゆまでオナニーWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
麻美ゆまでオナニーWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW 解説がわかりにくいとは思わないんだけど、事案が生かしきれてないとは感じる。
理由付けとかは答案に流用できるコンパクトなのがけっこうあると思う。 確かに民訴法学者は日本語不自由な人多いよな
民訴法は
基礎力養成→林屋
さらに発展→高橋重点講義
がオヌヌメ >>187
麻美ゆまの安定感はすごいよな。
美人度でいえばRIOのほうが上だが。 事案と関係なく解説して何の意味があるのかね。あのアホ。 身の丈に合わないレベルの演習書を読んだ者の感想は総じて「分かりにくい」というものになる すまんが、本番を意識した、2時間で書くような演習書って、書籍じゃあんましないのかな?
えんしゅう本の長文問題みたいなので、他に出てる奴があったら教えて!!! 愛してるよ☆
「愛」という言葉をご存知ですか?
実はこれ「音読み」、そして現代中国語そのものでもあるんです。
代わりになる言葉は何か他に日本語にありますか?
・・・ありませんね?
手づかみでごはんを食べて、石ころ石器で毎日殴り合いをしていた日本人に、
箸や道具や文字だけでなく、愛の心や気持ちまでくれたのが中国人なんです。 ●ニ宮周平さん
●本名井上
●部落出身を隠すため無戸籍に。婚姻して「人」の戸籍を得る
●色覚異常。眼球が動かない
●手が不自由
●知能指数74
●てんかん
●小学生の頃から激しいイジメにあう
●イジメられるのは部落出身だからだと身内から教育を受ける
●元解同工作員
●最終学歴中卒。学歴偽装
●学生のアイデアを盗んで論文執筆
●父親は性犯罪者
●母親は父親の被害者(和解したと見せかけるため騙して婚姻?)
●母親は渡鹿野島→福原
●嫁は福原
●息子は汁男優
●性犯罪の被害者(川地、進藤)宅に電話し被害状況をしつこく質問
●趣味はレコード収集、新聞のスクラップ
●自説を批判されると人権団体に泣きつく
●SM、アナルセックス好き あんま話題にあがらない新・論文の森使ってる人、少ないのかな? 行政法、商法、民訴なんかは結構いいと思うけど…。上3法は例外。 ●ニ宮周平さん
●本名井上
●部落出身を隠すため無戸籍に。婚姻して「人」の戸籍を得る
●色覚異常。眼球を動かせない
●手が不自由
●知能指数74
●てんかん
●小学生の頃から激しいイジメにあう
●イジメられるのは部落出身だからだと身内から教育を受ける
●元解同工作員
●最終学歴中卒。学歴偽装
●学生のアイデアを盗んで論文執筆
●父親は性犯罪者
●母親は父親の被害者(和解したと見せかけるため騙して婚姻?)
●母親は渡鹿野島→福原
●嫁は福原
●息子は汁男優
●性犯罪の被害者(川地、進藤)宅に電話し被害状況をしつこく質問
●趣味はレコード収集、新聞のスクラップ
●自説を批判されると人権団体に泣きつく
●SM、アナルセックス好き 頭のおかしな人には気をつけましょう
利用者が増えるに従って、頭のおかしな人もそれなりに出没するようになって来ています。
頭のおかしな人に関わるとなにかと面倒なことが起こる可能性があるので、注意しましょう。
頭のおかしな人の判定基準
・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに他人もそう思ってると力説する人
他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。自分の意見が通らないとコピペや荒らしなど
無茶をし始めるので見かけたら放置してください。
・根拠もなく、他人を卑下したり、差別したりする人、自分で自分を褒める人
他人を卑下することで自分を慰めようとする人です。実生活で他人に褒めてもらう機会がないが
プライドだけは高いとか、匿名の掲示板しか話し相手のいない人です。可哀想なので放置してください。
・自分の感情だけ書く人
「〜〜がムカツク」とか自分の感情を掲示板に書くことに意味があると思っている人です。
何がどのようにムカツクのか論理的に書いてあれば、他人が読んでも意味のある文章になりますが、
そういった論理的思考の出来ない人です。もうちょっと賢くなるまでは放置してあげてください。 肢別本をヤフオクで出してます。
全科目(8冊)セットで出してるので、
これから択一の対策をがっつり始めるロー1,2年生の方、よかったら見てください。
すべて新品かつ最新版です(定価23730円相当)。
終了日時は3月4日の21時ぐらいまでです。
よろしくお願いいたします。 >>208
マルチきちがいはお前だろw
唐揚げ糞低能ニート これからの民法基本書は平野裕之が定番になる。これ豆な。 >>210
そっくりそのままお前に返すよマルチリアクションキチガイw >>212
お前ら、これ以上荒らすなら運営に即報告するぞ。
既にフォーマットは出来てるからな。 新試験の論文過去問の演習書(解説書?)で定評あるのって何ですか?
鉄板かと思ってた辰巳のパーフェクトが微妙に評判イマイチで悩んでる
科目別でも年度別でも良いです。最終的には全科目揃えたい ★スキマスイッチ信者( 通称オーガスタ君 )の特徴
★身体障害者&知的障害者
★中卒
★アニオタ
★スキマのファンでいることが恥ずかしくて明かせないことがある
★公害病、性犯罪者を擁護する
★海部俊樹、棚橋泰文、ニ宮周平のことが悪く言われると黙っていられない
★自分を特別扱いすることに慣れている
★アンチのコピペに対して何もできないことをなぜか強調する
★アンチに関する妄想が激しい
★アンチのことを何でも知ってるように振舞うがアンチを特定できない
★2chを昼夜監視しIDを変えて粘着、数分おきの連投
★読解力ゼロ
★複文が書けない
★なぜか質問攻めが得意だと思っている
★スキマに関する知識が乏しい
★死刑囚のシンタ父を隠すためネット上に架空のシンタ父をでっち上げる 山崎の債権各論の要件事実的アプローチだかっていう本、読んだことある人いる?
どんな感じなの? >>220
紳士の完璧な解説書は今のところない。
憲法については、憲法ガールの評判がよい。
辰巳パーフェクトについては、良い部分も悪い部分もあるが、
他の解説書に比べるとこれしかないんじゃないかな。
思考過程が丁寧に書かれているやつがいい なんで模範答案が答案構成なんだろう
答案にしろよ後藤! 妻「子供鹿の背中に乗せて写真撮るんはあれ危ないな」
夫「そやな。」
妻「大人ならいいんやろうけどな。」
夫「うん?」
周囲の人「うん?」
妻「ホンマ危ないわぁ〜。鹿は突いてきおるからなぁ。」
夫「あぁ」
周囲の人「???」
妻「力がすべてやねんぁ、動物は。大人は勝てるからなぁ」
夫「あの鹿も半分野生やからね。」
妻「そうやねん。子供乗せたらあかんわ。」 293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:iqPLvDj00>>290
AIRの美鈴
作中でゴール=死ぬことなんだが、声優も死んだ
294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:D/mWTJ7RO代わりに平野や植田が死ねよクズほど長生きするってか糞が
295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:L4+DSAr70精気吸い採って生きてるからなあいつら
296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:iqPLvDj00これからは、後藤(強)じゃなくて後藤(凶)か(死)って呼ぶか。 だってそうじゃないか!
僕達はいつだって孤独の中を生きているのだから サクハシって旧版じゃダメ?
あと、刑訴と行政法のロープラくらいとっつきやすい演習書を教えて 民法の演習書として、「民事判例の読み方 学び方 考え方」ってどうなのかな?
初学者からするとやや難しく感じるんだけど。 本なんかもうシケタイでいいよ
それより弁護士の地位向上が先だろ
近所のおばちゃんにまで大丈夫?とか聞かれる俺の身になれっての
司法試験受験者はいつから無職浪人的扱いになったんだよエリートだろエリート >>236
俺はそういうこと言われたとき、検察官目指してるから大丈夫って言ってるw プライド高そうなのに実態が伴ってないから心配されてるんだろw 弁護士価値が下がってるんだからプライド高い奴なんてそんなにいないのでは? 新世社から出た刑訴法、立ち読みした感じ読みやすそうだったんだけどどうかな?
法学叢書っていうシリーズのやつ 中本裕之の書き込みから推定されるプロファイル 改訂版
(大学には一浪で入学、大学卒業後に勉強を開始し、ロースクール既習に入学したものとする)
昭和48年(1973年)生まれと推測
家庭:分家 母親(英語教師)、妹、(父親については言及なし)
19歳 平成4年(1992年)高校卒業(奈良県の中高一貫校? 共学)
20歳 平成5年(1993年)大学入学?(早稲田大学?)
24歳 平成9年(1997年)大学卒業?
25歳 平成10年(1998年)司法試験の勉強開始?(本人談:合格まで10年)
26歳 平成11年(1999年)実家がある村の消防団に加入
31歳 平成16年(2004年)ロースクール開校
32歳 平成17年(2005年)ロースクール既習入学(本人談:下位ローは暗かった)
33歳 平成18年(2006年)2ちゃんねる模型板に出現「ぐっすりんだよ〜 ◆MUvZYiT8o6」「プリニー ◆ag9ItmvS2s」
34歳 平成19年(2007年)ロースクール修了、第2回新司法試験不合格
35歳 平成20年(2008年)第3回新司法試験合格(大阪)、地方公務員試験(県庁)不合格(面接落ち)
36歳 平成21年(2009年)司法修習 新62期 終了(大阪)
37歳 平成22年(2010年)就職 日本弁護士連合会『自由と正義』2010年6月or7月号?に掲載
38歳 平成23年(2011年)N法律事務所(大阪市北区)を退職?
41歳 平成26年(2014年)現在 弁護士登録は抹消中 【アマゾン次郎氏の基本書・副読本・演習書評】
【憲法】
△芦部「憲法(5版)」
解釈の本としてはいまでもナンバーワンでしょう。群を抜いています。ただし、新しい時代の流れについていっていない。
では、芦部憲法に代わるべきものがあるか、ということになると、答えは「ない」。東大で芦部先生に教えてもらった
東大の院生さんが書いた憲法などあるが、予備校本レベル。あたらしいフロンテアを開拓していない。思いつき程度で
終わってしまっているのは誠に遺憾。
というか、いまの学者本は、すべての最高裁判決を厳密に分析しておらず、そもそも裁判所(最高裁調査官・部長判事クラス)
が馬鹿にしてしまうレベルの研究書ということであり、これでは、裁判所に影響を与えることができるわけがないのだ。
アカデミズムの側の非力さは目を覆うばかりで、これが長期的な意味での日本の教養のレベルの低下を招いているといえる。
×高橋「立憲主義と日本国憲法(3版)」
私は、何度か通読していますが、そのたびに何を言っているのかがわからず、結局は「時間の無駄であった」と結論つけています。
ここでも、具体的にひとつ例を書いておきますと、高橋著立憲主義2版の234ページから235ページ。ここでは薬事法解説距離
制限違憲判決を取り上げ、規制目的二分論を説明してあるのですが、「より制限的でないもの」という判例の中の重要な表現につ
いて、括弧はつけてあるものの、その違憲基準としての意味を、明確に書いてあるとはいえません。挨拶しただけ。あいまいに
ぼかしたままになっています。同判例については、たとえば、戸松秀典「憲法訴訟」2版323ページ最終段落〜324ページ上段において、
「より制限的でない他の選びうる手段」のテストを採用したものでは「ない」と、はっきりとかかれております。同判例の読み方は、
判決文の前後の日本語としての構造から、戸松著のほうが正しいと思います。
×松井「日本国憲法(3版)」
ローレンス・トライブというハーバードロースクールのセンセイの本に「コンスティテューショナル・ロー」というめちゃくちゃに
分厚い本がありまして、学習用のテキストとしては、ダイナマイトとすら評されるものですが、本書の構成はこれにそっくりというか
そのものです。 ×木村他「憲法学再入門」
典型的な問題を想定してあり、柔らかい語りで進むのですが、ふつうのコンテンツ。
とりわけ洞察力の深い著作ではありません。既存の権威書のリライト(書き直し)になっています。
しかし、入門ばかり繰り返しても、いったいどうなるのでしょう?つぎは、憲法学再々入門とでもタイトルを変えるのでしょうか?
永遠に入門を繰り返すのでしょうか? そもそも入門の次には何があるのでしょうか、全然書いてありません。
勉強で省エネを実践しているわけです。パフォーマンスと要領だけ。いつまでたっても、鋭い現実を見つめて・厳しく法律上の
紛争に対峙していない・ヒマな著作者の合作であるといえます。
だから、読んでいて、実にダルい。タイトルで売るつもりなんでしょうか? 仮想現実に生きる著者たち。
×戸松「憲法訴訟の現状分析」
そもそも、民事訴訟法・刑事訴訟法・および行政訴訟法の知識を踏まえた論稿になっていない。実務について、なんだかんだ言い訳
が書いてあるが、端的に、ふたりの編著者はじめこの本に寄稿している「先生」の学力の問題。たとえば、地方自治法の何条をどう
つかうのか、民事訴訟法の何条のどこをどう解釈するのか。そのうえ、抽象的な審査基準や、どうでもいい一般論で、わあわあいう
割には、具体的な事実関係を切り出すことには全く触れられていない。ましてや、どのような証拠をもってくるのかなど、憲法訴訟
をやるときの大問題については、完全なゼロ回答。普通の実務ローヤーにとって決定的に重要なことが欠落している。憲法学者って
それでいいの?ふ〜ん、お気楽な商売ですねえ。
△永田「基礎から学ぶ憲法訴訟」
戸松「憲法訴訟」(現在は第2版)+判例集(ケースブックor憲法判例集etc)のほうがよいと思われます。「よい」というのは、
より正確だということです。最新の動向をかなり端折ってある。
芦部流の二重の基準中心でいくのか、高橋などかなり有力になっているドイツ憲法訴訟「的」三段階の考えでいくのか、日本の
判例の一般的読み方とされている「違憲審査基準」(いくつかバリエーションあり)との整合性が、いまいちピンとこない。
ちなみに、わたしは、芦部+戸松+憲法の判例集(講義の資料含む)で、素直に勉強して、Aでした。 ×駒村「憲法訴訟の現代的展開」
結論から言えば、時間の無駄でしょうね。溶解するポストモダン=ゆとり世代のフーリガン的野放図さがあるといえます。
理由1唯我独尊。何を言ってるのか不明の文章があまりにも多い。日本語を書くべき。
なぜ唯我独尊になるかといえば、先人の考えを正確に理解していないためです。判例の読み方もきわめてずさん。
やはり、先哲の考えをはっきり理解し、判例を事実とともに理解し、そのうえで自分の考えを述べるべき。
理由2憲法は、受験生が学者先生の言うことを黙って聞く唯一の分野。だから駄法螺を繰り返してもあまり批判されない。
それに乗じて言いたい放題。 最高裁判例の的確な分析がない。
良心的な学者であれば、出典の根拠を明示し、ちゃんと判例集の何ページをどう読むという厳格な対応が必要でしょう。
理由3憲法を支えている現行実定法の解釈が非常に弱い。これでは「現代的」展開にはならない。
×曽我部他「憲法論点教室」
一文一文の文章が厳密に推敲されておらず、かつ、論理的に書かれておらず、お勧めできない。これではアタマが悪くなるだけである。
ほかのレビューで、各執筆者は「芦部説」を前提としていると書いているのがあるが、トンデモないレビューですね。
どこが芦部説の前提ですか?勝手に、各執筆者が、自分の主張を述べているだけで、整理なしじゃあありませんか。
結局、社会科学としてみれば、明晰かつ論理的な文章によって、各テーマを解説しているするものだとはいいがたい。
ほかのレビューが、答案構成に最適などと書いているのは、大変悪い冗談。
まじめに各文章群を検討しているとは思えない。この書き方では、司法試験では、確実に落ちます。
単独で一冊書く力量のない学者さんを集めて、このようなものを出すという、つまり商業目的以外に何かあるならば、その何か(意義)
を、問うてみたい。 ○長谷部他「ケースブック憲法(4版)」
これプラス答案練習→合格圏BかA答案 1)判例の選択は妥当。芦部憲法(4版)の判例は全部ある。受験には必要十分の知識量。
芦部を読んで、当該判例をこれでチェックし重要フレーズを記憶すれば、択一はほぼ満点。論文もAかBはもらえるとおもう。
×長谷部他「憲法判例百選T(6版)」
司法試験受験には足りないし、過剰。何が足りないかといえば、「読み方」が足りない。「判例」なるものを自由にあやつる方法に
ついての記述が足りない。何が過剰かといえば、的外れの解説。
×戸松・初宿「憲法判例(7版)」
整理されていない判例要約の手法。判例の主取捨選択とその整理の方法に、一貫性がない。バラバラ。
×渋谷他「憲法事例演習教材」
この憲法ですが、議論が憲法解釈になっていないのではないかと思います。問題文と解説、できるだけバラエティに富んだ構成に
するために、書き方も工夫されており、参考にすべき法律の当該条文もつけてあったりするのですが、全体として、想定する解答
へ無理に誘導する書き方は、科学的・論理的ではなく、浮世離れした考え方もあるもんだぐらいの感想しかわきません。
ある判例があるとして、その判例を解釈の道具として、どのように使うのかをはっきりと書いてないのが、一番の問題。
事実の相違があっても類推できるのはなぜかとか、この判例は使えないのはなぜかとか、基礎の基礎が書いてないので、執筆者に
合わせるのが大変です。
合格したい受験生には、お勧めできません。ふつうに大学のゼミで使ってお茶を濁す程度の人には、使っても損得ありません。 【行政法】
◎宇賀「行政法概説T(5版)」
定本のひとつ。3)読み方ですが、3冊で1500ページぎっしり。これは相当な量です。だから一回全部さっと通読。その後判例
百選などと比較しながら、真剣にノートを取りつつ再読。司法試験直前にノートと判例を読み返す。これで合格だと思う。
当分はこの三冊の王座は揺るがないでしょう。読むか否かに迷う本ではなく、まず買う。そしてどう読みこなすかを考えるべき。
○宇賀「行政法」
概論の圧縮版―叙述の順番が若干入れ替わっているのはご愛嬌。概論3冊はたしかに読みにくくしかもかなり高度なことまで書いて
あるので、途中で沈没する。司法試験でも概論の知識まではいらない。この本で全体を知り、行政訴訟だけ別の本でやれば、司法
試験レベルだったら、合格でしょう。
○大橋「行政法T現代行政過程論(2版)」
この叙述のスタイルは、たしかに一理あります。というのは、たとえば、マンション業者の調査→土地取得→住民への説明会・
行政庁への建設許可申請など→複数の許認可OK→住民からの環境保護などのわっしょいわっしょい→取消訴訟提起→並行して
差し止めうんぬん、というような一連のプロセスは、やはり行政行為のところだけを切り出しただけでは、理解不能だからです。
関係する法令も複数になりますので、「仕組み解釈」みたいに単純に書く受験用の平凡な行政法テキストでは、見逃すところが
でてきます。
△藤田「行政法入門」
文章の外見は、リベラル。つまり肝心なところはだんまりで、ピアノ教師の職務命令みたいな、まあこういっては悪いが、趣味的な
訴訟では、大上段で少数意見を書く。枝葉末節ではワンワン吠えるが、国(=最高裁)という飯の種を提供した飼い主には常にしっぽ
を振る、そういう狡猾さがある。
○高木他「行政法事例演習教材(第2版)」
行政法が一番よくできている感じです。読む側にむだな負担を与えません。 ×原田大樹「例解行政法」
ひとことでいえば、「こころざしが低い・低すぎる」。この程度の学力のひとが、れっきとした大学院で講義をして、次世代の
法曹を送り出すのだろうか? しかも中身は、受験生の定番のひとつ、「紛争類型別行政救済法」(版が新しくなっている。吉野著)
の公然たる流用(換骨奪胎?)になっている。各領域ごとに比較してください。そっくりだから。こんなのおかしい(というか学者
にはおかしくないのだろうか?)
×原田大樹「演習行政法」
そもそも何を演習するのか?法廷弁論?行政実務家とのディスカッション?法務省のHPからダウンロードした過去問関係の資料などを
囲みで書いて、そのあと答案をどう書くかみたいなことがやたら強調してあるのだが、それではこの著者に問いたい。
「あなたは、国家1種(行政法が大きな比重をもつ)、あるいは、司法試験(行政法必修化のあと)に、あなたの答案で、堂々と
合格したのか?」と。そう問うてみたい。
×「事例別実務行政事件訴訟法」
分野的にはありきたりのものばかりで、その新規性に目を白黒しながら、日々格闘しているような、前例の見当たらない類型は、書かれていない。
優秀な事実審裁判官の格闘しているような事案は取り上げられていないのに、タイトルは「実務行政事件訴訟法」となっており、なにか矛盾を感じる。
さて、振り返ってみるに、そもそも仮説例にこだわる必要があるのだろうか? 生の判例を読む・分析するという学習はされていないのだろうか?
なぜいま現実に生起している、新しい類型を考えないのだろうか? 公定力のある答えが、どうもみあたらないみたいなところは、
行政法にはとくにたくさんありますので、こんなものでいいのかという疑問を禁じ得ない。
研究vs実務 という図式を、法科大学院のチープな教授さまが、自らの行動により、自家撞着的に否定してみせた、「茶番」。
×土田「基礎演習行政法」
こういう事実を大事にしない、とんがった部分を丸めた・仮想説例ものばかりでは、個別事案の的確な訴訟追行に何の見通しもない
・というか誤った訴訟観をもつ・訴訟をやれない・しり込みする・新聞記者的な烏合の衆・しか生産できない。