>>863
 説明書には、まず左側のカバーに布マスクを2つに折って入れ、それから、右側本体部分をマスクの折り目の間に挿入しろとある。

 しかし、実際には、マスクの耳ヒモがカバーの中でぐしゃっとしてしまったり、あるいはカバーから飛び出てしまったりして、一回できっちりセットすることが難しい。無理にセットしようとすると、耳ヒモがはさまってしまう。

 そこで、まず本体部分(右側)の、先が丸い櫛のような形の「透明なガイド」にマスクを二つ折りでセットして、同時にカバーを閉じながら耳ヒモがうまくカバーの中に入るように、何回か本体をスライドさせながらセットする、という手順が正解のような気がする。

 特に、外出から帰ってマスクを除菌しようとする場合はその方がやりやすい。
ウイルスが付いているかもしれないのは、マスクの外側。除菌したいのはこっちだ。UVは、水と空気以外の物は透過しにくいという性質を有しているから、紫外線がダイレクトに当たった面だけが除菌されるのが原則である。
布マスクなので多少はその内部を通過するかもしれないが、基本的にマスクの反対側(内側)までは紫外線は届かないことになろう。したがって、紫外線LEDがある本体透明ガイドの側に接するべきなのは、マスクの外側ということになる。

 そこで、耳ヒモを持ってマスクを脱いだら(ここで外面のマスク本体部に触ってはいけない)、そのまま本体(右側)を掴むような形で、マスクをぐるりと反転させながら透明ガイドの周りにセットする。
そして、本体を掴んでいる右手でマスクと耳ヒモをホールドしながら、左手でカバーをセットして、ズコズコと何回かスライドさせながら挿入すると上手くいく。これで、マスク外側を手で触ることなく、LEDライト側に向けた形で簡単にセットできるだろう。

 マスクをケースにセットしたら、大きめの電源ボタンを1秒ほど長押しすると本体が起動。電源ボタンの下に並んでいる青色LEDと緑色LEDがともに点灯する(ここではまだ運転は始まらない)。
そこで、もう一回電源ボタンを押すと、「乾燥10分→除菌10分」の連続運転モードがスタートする。この時、乾燥の動作中は青色LEDが点滅し、除菌中は緑色LEDが点滅する。これだけでOK。極めて簡単だ。