おまいらセキュリティ企業の提灯会見に踊らされすぎ

ほとんどのセキュリティ企業は何がどんな風に起こったのかまったく認識
できていないので、多少なりとも解析できている企業の情報を元にそれっぽい
ことを並べて、最終的にはうちの製品でコレだけ被害が防げましたって論拠の
ない宣伝をしてるだけ

基本的には1次感染元はまったく判明していないので、Windowsのパッチが
当たっていないとか、メールの添付ファイルからとか言うのもまったくないとは
いえないけど、主な感染源はWebの広告等からクリックしなくてもプロセスを
実行される系の攻撃なので1次感染したかどうかは運みたいなもの
その後爆発的に感染が拡大したのはWindowsのパッチが当たってなかった
マシンが大量にあったからだけど

Wannacry(WanaDecryptor)の感染開始を2007/05/12 18:00(日本時間)以前と
言っている企業以外は、基本的に自社独自に検体も入手できていないし
まともな解析も出来ていないと思ったほうがよい

現在はWannacry自身のKill機能でDNSの名前解決が出来る環境であれば
プロセスが終了するので、インターネットに直接繋がっている環境のほうが
この件に関してだけは返って安全な可能性も高いけど、Proxy経由のみや
中途半端にインターネットから隔離されて感染しているマシンがローカルLAN
内に存在してWindowsのパッチが適用されていないと非常に危険

携帯のティザリングや公衆WiFiは、仕組み上待ち受けポートを開くことが
出来ないのでSMB経由での感染の心配はないはず

まぁ何にしても色々と挙動不審な感染騒ぎであったことは確か