ウイニングポスト ハンドブック 攻略サイトより
配合理論
本作の代表的な配合理論としては、距離適性の組み合わせがある。しかし、後々のシリーズのようにダイレクトな「距離適性」というステータスがあるわけではなく、各種ステータスの高低が「距離適性」となっているらしい。24ページの解説を表にすると、以下のようになる。

タイプ 距離適性 必要能力
スプリンター 〜1400 瞬発力
マイラー 1400〜1800 スピード
中距離馬 1800〜2400 平均的
ステイヤー 2400〜 スタミナ
万能馬 全般 高能力
 基本的には、同じ能力傾向の繁殖馬同士を掛け合わせるのが基本である。さらにインブリードの場合は、その能力傾向を強める効果があるらしい。38ページによると、「2倍以上」に引き上げることもあるという。インブリードは3×4が基本であるが、近親配合は、脆弱な馬が産まれやすい一方、非常に優れた馬が産まれる可能性もある。

疲労と放牧
53ページによると、ステータスの「頑丈」は、体調の回復の速さと故障のしやすさを表す。能力が高いほど回復も早くなり、故障もしにくくなるようである。このデータについては第五章の「種牡馬データ」、「繁殖牝馬データ」でも確認することができる。

 一方、7ページによると、それとは別に「疲労」と呼ぶべきデータも存在しているようである。「疲労」がたまると、体調が戻らなくなるほか、怪我を負いやすくなる。この「疲労」は、レースに出さないだけでは減少せず、放牧に出す以外に減らす手段はない。「頑丈」と併せて考えると、「頑丈」が高いと「疲労」の上昇を抑えることができるものと思われる。

 26ページによると、本作ではプレイヤーが自発的に競走馬を放牧に出すことはできず、調教師が言い出すのを待つしかない。基本的に放牧を勧められる競走馬は「疲労」がたまっているため、素直に申し出を受け入れた方が良い。ちなみに、基本的には7月月初のイベントであるが、7ページによると、疲労がたまりすぎた馬に関しては、時期を問わないようである。