■開発費は日本だけで310億円。衛星ひとみの分解事故、原因はNECのプログラムミス NECがJAXAに5億円支払い

人為的なミスで機体が壊れ、去年4月に運用が断念された日本の天体観測衛星「ひとみ」について、失敗の主な原因の1つは、電機メーカー「NEC」が作成したプログラムのバグだったとして、
NECは、JAXA=宇宙航空研究開発機構にだったとして、プログラムを作成したNECがJAXAに5億円を支払うとする民事調停が成立しました。
「ひとみ」は、宇宙で機体が異常な回転を起こし、遠心力でバラバラに壊れたと見られますが、この失敗の主な原因は衛星のエンジンを制御するパラメーターを不適切に設定したプログラムミスでした。

「ひとみ」の開発にはJAXAや米航空宇宙局(NASA)をはじめ、国内外の大学・研究機関など世界60以上の組織から250人を超える研究者が参加。日本だけで310億円を拠出した大型国際プロジェクトは、
打ち上げわずか40日足らずで頓挫しました。

ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/090502183/
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170905/k10011128071000.html


数百億円かかったビッグプロジェクトを潰したNEC