PCエンジンにまつわる当事者の想いを保存する
https://www.gamepres.org/2016/02/26/pcengine/

沼: 当時、定価24,800円はファミコンよりも高めの値段に思いました。

K氏: 24,800円ではハードの儲けは無かったね。
ソフトウェアのロイヤリティ収入があったからなんとか価格を下げられたけど、
もしハード単体で開発費も回収しようと思ったら、おそらく5万円とか7万円になってしまっただろう。


沼: PCエンジンといえば、いろいろな本体のバリエーションが特徴的でした。
例えばスーパーグラフィックスなどはメガドライブやスーパーファミコンを意識されたのですか?

K氏: バリエーションを用意したのは、ただ単にグレードを松竹梅で用意しようという
NECらしい発想の結果であって、他社のゲーム機のSPECはあまり意識していなかったな。