マイナーゲームを語る訳ですね。
「ダンジョンキッド」

RPGを作るゲームと言えば。知る人ぞ知るRPGツクールでしょう。
しかし、驚くことなかれ。なんとそれ以前にファミコンでRPGを作るゲームが出てたのだ。
それがこのダンジョンキッドである。

つってもファミコンだからそこまで大したことは出来なかった。
ウィザードリィ風の3Dダンジョンゲームで固定であり、全体で5階までしかない。
メッセージもOP、ED及びその他5つ+戦闘で敵が言う台詞の5つの計12個を設定できるだけだ。
後はダンジョンの迷路を変更できたり、モンスターの名前とパラメータを変えられる。アイテムの名前と性能、値段も変更できた。
あと、変わった要素として、ファンタジーとSFの世界観を二種類選べた。(グラフィックのみ変わる)

でも、これが作るの、面倒くさいんだよね。キーボードも何もないからメッセージは一々コントローラで手打ち。
しかも入力方式が、十字キーで一個一個たぐっていく方式である。(コナミワイワイワールドのパスワード入力と同じ方式)
短いメッセージを入れるだけで相当手間が掛かった。

と言う訳で、あまり話題にならなかったソフトだと思う。
でも、一応ファミマガ誌上で読者が作った作品のグランプリとかもやっててそれにはそこそこ応募は来てたりしてたんだぜ。