>>557
任天堂:
NES(ファミコン)時代の圧倒的なシェアを活かし、マリオシリーズなどの人気作を独占する
ことで顧客のスライドに成功した。
また同世代のゲーム機の中では圧倒的と言えるグラフィック処理能力を有し、これを活かした
ソフトウェアで高性能をアピールした(本体同時発売のF-ZEROなど)

セガ:
現地受けするスポーツやアクションゲームを早い段階でラインナップに組み込み、普及の下地
を作ることに成功。
後期にはソニックシリーズなどキラーコンテンツを確立させ、北米では任天堂と接戦レベルの
シェア争いを繰り広げた。

NEC:
ライバル機が16ビット時代に突入する中、8ビットマシンであったため発売時点で性能面の不
利を抱えていた。
加えて日本国内で生産されていたため、コスト面からハードウェアやオプションの価格を下げ
ることが出来なかった。
また、NEC(およびハドソン)は海外市場でのノウハウに乏しかったため、現地向けキラーコ
ンテンツを産み出せなかった(殆どのソフトは日本版を翻訳しただけのものであった)
→ 公式なソフト総数は150本程度と言われる。
それでも世界初のCD-ROM対応など、一部のゲームマニアには歓迎された模様。

すなわち、高い・性能低い・ソフトが無い・・・の3重苦だったわけよね。
「世界で最も売れなかったゲーム機ワースト10」にもランクインしている。