あさきゆめみし 第九十八帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
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紫式部、源氏物語スレ 二帖
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あさきゆめみし 第九十七帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1592617883/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>843
当時は日焼けした人間なんて、男女問わず、人じゃない、て扱いじゃない?
空蝉が、もう少し身分が低ければ、日焼けも気にならなかったかもしれないけど、なまじ、更衣くらいで入内しようとしたくらいの家の娘だったからね。 >>851
部下たちにも「源氏の君はよりどりみどりだからその必要ないもんな」ってぼやかれてたねw リア充自慢源氏。。 >>854
頭中将と源氏をゲットしてるから、成果はあげてるね。
頭中将の妻から脅されたり、源氏に外に連れ出されて早死にしちゃったから成果だけではないけど。 >>855
でも源氏と関係を持ったことで後に娘が源氏の養女になるんだからそれもひとつの成果だよね 夕顔の死因…房事過多というやつかなあ。
源氏も、使われてない空き家なんてよく使う気になるよね。埃まみれでしょうに。
現代のようにホテルもないからだろうけど。 源氏の夢に出てきたのは六条の生霊(当時は夢に出てくる=思い焦がれた魂が出張してくる)
夕顔は妖しい古屋に棲みついた物の怪におののいて、心臓発作か呼吸困難で死亡 物語の中での空き家で情事なんだからよく使う気になるも何も… >>861
あ、そうかも。匂宮も浮舟を連れ出した空き家を、きっと事前に掃除させてたんだねw >>852
貴族社会では、色白が良いというか当たり前だっただろうなあ。男性もお白粉してたんだっけ。
空蝉にしたら生きるために不本意ながら受け入れた結婚だったから、日焼けしてるとこも無骨なとこも嫌だったでしょうね。
たらふく食べて大いびきかいて寝てる伊予介に空蝉が幻滅してたシーンはあさきオリジナルだろうけど。 >>865
あさきオリジナルといえば、空蝉が伊予の介を見ながら「あなたと一緒に年老いていきたかった」みたいに思うシーンが好き 日焼けしてたのは任地の伊予から帰京した時の船路のせいであさきにはその描写はない
髭黒の名の由来も「色黒く鬚がちに見えて」からなんだが褐色設定ではない模様
ってかあさきに肌トーン貼ってるキャラっていないような >>862
まあでも、源氏は六条には悪いことしたな、て思ってたんだろうね。源氏の前に現れる物の怪って六条だけじゃん。
物の怪、なんて、ある意味本人(源氏)の思いようでしょ。 >>866
そのシーンいいよね、描写に優しさがある。
源氏とのことで罪悪感もあっただろうけど、自分を守ってくれた伊予介への感謝もあったんだろうなと思えた。
源氏と小君が再会して、改めて文の使いを頼むシーンも好き。 >>868
物の怪って両親の呵責が見せた幻かもしれないよね。
東宮妃として時めいてたこともある未亡人と中途半端に関係しちゃったから、そりゃ父帝も怒るよ。 覚悟を決めて六条を妻に迎えてもよかったような
六条自身が子供や体面や葵が正妻格なこととか色々考えて断るなら
六条も源氏も踏ん切りついたような 夕顔は見ず知らず、通りすがりの源氏に対して夕顔の花を扇子に乗せて進呈する行為があざといし、
主人(夕顔)も従者(幼女)も知らない男に対して手慣れてる感がある
身一つで頭中将の妻に追い出された夕顔にはたいした財産がなさそう
従者と娘を抱えて生きるためには裕福な男を誘い込んでたんじゃないかな 源氏物語に出てくるくらいだから
実際に没落した姫君が進退窮まって身売りもあったんだろうな
両天秤担いで魚を売ったりは無理だし、働けないから大変 ただ、平安時代の貴族社会だと、男が通う女に対して何かしら貢ぐみたいなのは
習慣としてあまりなかったんだよね
基本は女が男(婿)に貢ぐものだったから
妻として屋敷に引き取る段になればまた別だけれども、引き取る前から光源氏が
末摘花の生活の面倒を見たりしたのは結構例外的な話で…
夕顔が裕福な男を引っ張り込んでも、それで生活をどうするつもりだったのかちょっと疑問 >>876
正式な結婚の手順を踏まない所謂「通い女」相手だと男の持ち出しがデフォ
訪れる際になんらかの手土産を持参するものだし、うまくいった翌朝には男が着ていた衣を置いていったりしてる
更に通いを重ねるなら室内の調度品なども整えて男が居やすくする(そのうち隠し妻みたいになる)
六条御安所は正式な手順を踏んでないけど高貴な自分が通いどころの一つ扱いは絶許!な性格だったので
源氏が結婚を申し込んで、六条がそれを断る→断られた源氏が縋ったので関係は続く・・・・て展開なら良かったんだろうけど
源氏は若かったしそこまでの考察は無理っぽいw >>877
源氏が結婚を申し込んだら六条さんは受けたと思う
妻の一人「でさえ」ない…と言ってたってことは、妻になれば今よりはましな立場に格上げになる
それにあれだけ都中に噂が広まってるんだから、面子からも「妻の一人にすらしてもらえなくて単なる通い所の愛人の一人」って方がキツい
夕顔や軒端萩と同じ扱いってこと
ちゃんと源氏の妻になった女たちって、それなりに身分ある人が多いし、あれだけ甘い桐壺帝にまで説教されるくらいなんだから、愛人扱いってのは悪い扱いかと
そういや、明石はなんで六条さんに祟られなかったんだろ >>872
すみません、「良心の」呵責です。間違えました。 >>878
娘を持つ母親として思うところがあったとか 明石は途中から出仕して花散里は床を共にしなくなったから一番近くにいた紫の上がとばっちりを受けた感じ 源氏の良心の呵責が物の怪を見せた説でいくと
紫を病気にまで追い込んだ罪悪感が源氏に六条の幻を見せたとか?
俺が紫を苦しめたせいじゃないもん六条が紫に祟ったから紫が病気になったんだもん的心理
ついでに女三宮の出家もあのアホの女三宮が自分の意思でこの俺を捨てるなんてありえない、物の怪のせいだ、六条が取り付いたんだと思いたかったのかもしれん 六条御息所は源氏の正妻を祟ったって聞いたけど
葵の上・紫の上・女三の宮の三人はそうでしょ。紫の上も正妻扱いだったわけだし
夕顔はリアルタイムで源氏の二股だったからしかも身分の低いどうでもよい女に
入れ上げてたからだって・・・ >>882
うわっ酷い責任転嫁w
葵が死んだのも六条が祟ったからだもん、乗り移ってるの見たもん!六条のせいで和解する時間がなかったもん! >>882
自分に都合よく捉えるよねw
紫に先立たれた時も「これも御仏が私を通して世の無常を教えておられるのか」的な事言ってなかったっけ。自分が紫を苦しめたからだとは思わないらしい。。
女三宮にしても、お人形のような幼い女が俺を裏切って浮気した!っていじめてたのに、出家して捨てられたら惜しくなっていちゃつこうとするし(そしてウザがられる) 薫が母親をいつまでも幼いと思ってるけど、現代人にもこういうタイプ多いよな
精神的に幼いまま自分をちゃんと持ってなくて深く考えられずに流されやすい人間
女三宮はある意味現代人に近い存在と言える
その分、源氏を突き放した時はカッコ良かった 夕顔は光源氏を頭の中将だと思って歌を詠みかけたって説きいたことがある 六条が生霊出して祟ったのは車争いの相手の葵上だけ
夕顔急死の巻は源氏の夢に現れて恨み言を言ってるだけで、とり殺したのは廃屋の物の怪(共犯かも知れないがw)
死霊になってから理性のたがが外れたかで、悪霊化した
生霊も死霊も、源氏から愛されたり厚遇されて「うらやましい」と六条が思った女君をタゲってる
そういう意味では花散里や明石上は「同じ土俵に乗ってない(六条調べ)」ので祟られないのではないかな 明石については、身分が低い女にまで祟るのは、六条のプライドが許さなかったのかも 原典だと明石と六条は似てるところがあるって言われてたけど関係あるのかな >>887
こころあてにそれかぞと見る白露の
ひかりそえたる夕顔の花
(白露に輝くようなその白いお顔のあなたは源氏の君ではないでしょうか)
扇にモロに名指しで誘いをかけるような歌を書いていて、頭中将と間違えたとは思えない >>874 従者と娘を抱えて生きるためには裕福な男を誘い込んでたんじゃないかな
そうだと思うよ。お付きの女房たちも、主人の夕顔に良いパトロンが付かないと自分たちの生活困るからね。 六条は生き霊の時は女への嫉妬や怨念に支配されてたけど死霊になってからは源氏への愛憎に執着して復讐的に正妻や正妻格に祟ったよね
源氏の家族を破壊して本人を傷つけてやろうと計画した
子供たちにも祟って家ごと没落させるまではやらんかったね >>890
あさきでもそんな描写あったかも
気位が高くて誇り高いってのが共通
でも祟りかたが理不尽だから、やっぱり源氏の言い訳に過ぎなかった説に一票 生霊は本人が明確に飛ばすというより、無意識に飛ばしちゃってるから
六条もどうしようもないよね
源氏の女人の中で愛して愛したのは六条だな
来世があったら愛憎絡み付いた六条が源氏の奥さんになるが
最後は源氏の自業自得で刺されて無理心中してそう >>897
愛が深いとは限らないよ
プライドを傷つけられた恨みとか他人への競争意識とかそっちが大きそう
愛だけなら愛してるから相手が幸せであればいい、なんて展開もあるわけでさ
あっても若い男の性愛による欲求不満とかさ >>888
夕顔を殺害したのは廃屋の物の怪という説があるけど、
だとしたら「私を差し置いて、こんな身分が低くてつまらない女と」という台詞は何の意味があるのかと疑問が残るし、
九州在住の玉鬘の乳母の夢にまで出てくるなど、しつこく付き纏っているところも謎だなあ。 宇治十帖には秋好中宮出てこなかったけど
出てたら六条御息所そっくりになってた説 >>900
玉蔓大君が出産直後に謎の物の怪に襲われて急死しそう 六条は源氏を叩きのめして六条院崩壊させたから満足して成仏したんだろうね
粘着ストーカーぶりには背筋が寒くなるが源氏の自業自得因果応報だからいいか >>900
秋好は中宮にまでなれてそこそこ満足でしょ。 そもそも源氏には顔認識能力があるのだろうか…
自分そっくりな相手って普通選ばないよね 有閑倶楽部で美童が自分そっくりのお姫様に一目惚れしてたけど、あれも源氏物語のある種オマージュかなあ? 女好きのナルシストなのは共通してるよね。 あれは源氏物語ってより神話のナルキッソスじゃない?
源氏物語をオマージュするなら、亡くなった母にそっくり…とかな気がする 美童といえば、「愛してごめんなさい」回に源氏物語が出てきたわ
サナトリウムで会った美少女をお嫁さんにする約束をして
自分の好みに育てるなんて男の理想〜みたいな感じで >>908
そっか、そうだね。言われてみればナルキッソスぽい。水面に映った自分の顔に一目惚れしてたね。 >>909
あったねーそういう話。美童って初期の頃は「美人だったら親と同年代でもOK」ってキャラだったのに、後ではロリコンキャラになってるよね。
源氏は若い頃は年上の藤壺や六条に憧れて、18歳くらいで若紫を引き取って、40過ぎて14歳位の女三宮を娶り…ターゲットの年齢層幅広いね。 桐壺と源氏と藤壺と紫とがクリソツか
夕霧と冷泉院も似てるけど子孫に源氏の美貌を受け継ぐものはいないとあるね >>909
美童の言い分には納得したけどそれって男の側の教師スキルが高くてと女が少女時代から聡明で利発じゃないと達成できないよね
現に紫の上は成功したけど女三宮は失敗したし >>904
秋好は宇治の頃にはもう60歳くらいのお婆ちゃん
美しい容姿のままで亡くなった六条の面影を求めるのはちょっと無理かと思う
上品な老貴婦人にはなってると思うが
ちょっと思ったんだけど「亡き母に似てる」的キャラってそのキャラが若く美しいこと前提だよね
「主人公がまだ幼いときに若くして儚く亡くなった美しい母」に似てるのであって
時が流れて老いて美貌が損なわれても「母に似てる」と言われるかはかなり微妙
この場合の母って生身の人間でなく限りなく美化された夢か幻のような存在だもの >>914
60代の秋好はどんなだろうね、三条大宮とか紫の祖母みたいな上品な老婦人を予想。出家していないから尼姿ではないだろうけど。
亡き母に似てる云々はそうだね、その母が若く美しいまま亡くなったからこそ出てくる言葉だと思う。
そういや冷泉が幼い頃、母の藤壺に「わたくしの姿が変わったらどう思いますか?」って聞かれて「(年寄りの女房の)式部のように?おたあさまがそんなふうになるわけないでしょ?」って答えてたね。幼くてまだ人の老いをよく知らないのがいじらしかった。 宇治十帖の序盤でチラッと出た花散里や明石の御方があまり変わってなかったので秋好中宮もそのままと予想
シワくらい増えてるだろうけど 秋好中宮は、父親似なのではないか、と思う。
母上(六条御息所)の妖艶な美しさとはまた別の、おっとりとして上品な綺麗さを保った
年の取り方をしたと思う。 序盤に、夕霧が女房としゃべってるシーンかな。
花散里が二条院、明石は御所にいて六条院が寂しくなった、
だから落葉の宮を六条院に移した、と言ってるところでヒトコマずつ。 >>919
花散里はあのまんまのほっこりした顔に口元のシワが描き足されてて
明石は横から見た姿に微妙に陰影つけた感じだったな >>911
若い頃は年上美人に熱をあげて自分がおじさんになったら年下の女の子に目を向ける
現代の男と変わらんな 若い時の年上美人への憧れ・・・
六条(7歳上)や藤壺(5歳上)などまだまだ甘い
源典侍という超熟女もいたではないかw >>923
そうそう、源典侍パイセンを忘れちゃいけませんw
源氏10代後半の時に50代みたいだから…ひと回りどころか三回りくらい年上の人が、「私はまだまだ現役なのに」って意味の歌を書いた派手な扇を持ってアピールしてたわけやね。 源典侍50代だったのか
顔のシワと白髪で70歳くらいにはなってるかと思ってた
15.6歳で結婚して子供産むのが普通の時代だから
50代なら孫どころかひ孫がいてもおかしくない年なのね
現代に生まれてたら年を気にせず派手なミニスカートにピンヒールで人生楽しんでそう >>925
wikiによると初登場の時に57、8歳くらいで、朝顔のとこで再会した時70代だそうな。今の感覚ならもっと年上に感じるよね。
桐壺帝から「うちの息子は堅物だけど、さすがに源典侍のことは見過ごさないようだね」って冗談言われて「まあ主上ったらそんな〜〜☆」ってはしゃいでるシーンが面白いと思った。 >>922
男の本質は、古今東西老若男女変わらない、てかんじだよね。 >>922
>>927
若い娘を好むというか、
両親の罪のせいで、ずーっと跡継ぎに恵まれなかったんだから(一応弘徽殿が娘を生んだけど)、
やっと玉鬘の娘が男の子を生んで有頂天になるのはしゃーないやろ・・・。
子供が生めない理由で別れる夫婦なんて現代でも聞く話だし。 >>929
>>922さんは光源氏の話をなさっているのであって、冷泉帝のお話ではありませんよ? >>929
冷泉の話だと思うけど、退位したあとに男の子が生まれても帝位に関係ないし下手すりゃ出家なんだから、かえってむなしさや悔しさ残念さが募るだけだと思うんだけどなあ つーかさ、女三宮を源氏に預ける朱雀院もなんなんだか…
源氏が手をつけても紫の上みたいに育ててくれるって思ってたんかな
あの朱雀→源氏のコンプレックスもなかなか根深いものがあるよね
まあ本当は夕霧のとこにやりたかったんだろうけども >>932
ほんとそれ。朱雀は「自分が女だったらな」なんて妄想するくらい源氏大好きだし、強烈な母親の存在とか幼少期からのコンプレックスもあってなんか屈折してるよね。
朧月夜をとられたり秋好をもってかれたりしても、それでも続く源氏への(兄弟)愛。
さすがに女三宮が出家のあたりでキレてたけど。 史実の冷泉帝の皇子は、退位後に産まれて即位してますよ >>934
あさきの話をしてるんだと思うけど
日本史板へ行ったら >退位したあとに男の子が生まれても帝位に関係ないし下手すりゃ出家
なんてこと言ってるから、時代背景的にはそんなこた全然ないんですよ、と教えてさしあげたのよ >>926
あそこら辺、コメディタッチで面白いよねw
源氏の若い頃は結構笑える話も入ってて好き。
後半の、特に女三宮降嫁あたりから、主要人物たちが苦悩しまくっていて、ほんとシリアスで重い雰囲気になっていくから… 母親にクリソツな藤壺の宮に初恋
↓
たまたま見かけた宮の面影を残す美少女が宮の姪だと知り、引き取って理想の妻(紫の上)に育てる
↓
紫の上の従姉妹にあたると聞いて藤壺の宮に繋がる!とスイッチが入り、実兄の娘(女三宮)を正妻に迎える
どんだけ〜 >>938
逆に一貫性があるというか、一本筋が通ってるといってもいいかもね >>936
あさきの世界と台詞をリアルで混同するようなバカはご退去ください >>938
そのわりに紫の上の姉妹には今まで興味持ってなかったから要は中年の危機なんだよね あさきの世界で、退位したあとに男の子が産まれても帝位に関係ないし下手すりゃ出家、
なんて話出てきたこと一度もないと思うんだが 史実で院の子が立太子するには強力な外戚がいないと駄目だけど髭黒はいないし夕霧とは仲違いしちゃったわ >>943
冷泉院が「この子が在位中に生まれてればいかなる栄誉も思いのままだったろうに」とか夕霧が「あのまま主上の元に上がってれば、きっと皇子を生んだのにと思うと残念でならない」とかあったような
いずれにしても史実と物語は区別つけないとね
原作の源氏物語ならまだしも、史実ならどんな特例でも持ってこれちゃうわけだし
そもそも男皇子である必要もないし、皇后どころか皇太妃でも即位してたし、
五代遡って田舎から担ぎ出してきたとかもある 史実といっても、源氏物語が背景にしている時代の先例以外はあまり意味ないでしょ
源氏が皇族に戻って即位した話とか、史実の話も源氏物語の中に出てきてるわけだし
栄花物語で超子が冷泉院に院参して女御になり皇子たちを産んだ(うち一人即位)、
とあるんだけど、実際は超子は冷泉帝の在位中に入内してるから、おそらく栄花物語が
源氏物語の玉鬘の大君のことが念頭にあってそれに引っ張られて、そう記述してしまった
可能性がある
いずれにせよ、円融天皇の同母兄が即位できなかったりとか、あの時代の即位は
ベースは母親の身分というのはあるけれど、政治情勢次第というのが大きくて、
退位前に産まれたかどうかというのも政治情勢の一つの要素にすぎない。
冷泉帝の在位中に産まれていれば、冷泉帝が強力に東宮にプッシュしただろうから
今上帝の即位と同時に東宮に立てられていただろうけど、退位後である上に
今上帝に皇子がたくさんいるので、状況は流動的ではある
ただ、夕霧の娘に皇子が一人も産まれなかったら、夕霧が玉鬘と手を結んで冷泉院の
皇子を東宮に立てる可能性はあるし、夕霧ではなく弟の紅梅右大臣でも、娘の東宮妃が
皇子を産まなかった場合は玉鬘と手を結ぶ可能性がある
夕霧とも、紅梅とも手を結びうるのが玉鬘の強みかな
宇治十帖後の話になっていくだろうけどね
ちなみに、だけど、「あのまま主上の元に上がってれば、きっと皇子を生んだのにと
思うと残念でならない」というのは、玉鬘が髭黒大臣の息子を産んだ時に、玉鬘の兄の
柏木が言ったセリフじゃないのかな? ともかく、あさきゆめみしの世界・源氏物語の世界は紫式部の頃までの平安時代の状況を
背景にした物語であって、平安時代頃の史実も当然ベースにした世界なわけで。
そして物語的にも物語がベースにしている史実の世界からいっても、「退位したあとに
男の子が生まれても帝位に関係ないし下手すりゃ出家」ということは全然ない。
自分が決めつけで物を言っておきながら、「それは違う」と指摘されたら、史実は別だとか
ゴネるのは合理的な態度ではないよ 史実に拘ってる人、なんかズレてるというか歴ヲタ拗らせ過ぎよ
ヲタ川柳「聞いてない 誰もそこまで 聞いてない」を贈るわ 史実じゃなくて、「退位したあとに男の子が生まれても帝位に関係ないし下手すりゃ出家」
なんてこた全然ない、ということにこだわってるんだよ
自分の解釈と異なることを言われると無茶苦茶な屁理屈こねたりして排除しようとする人が
このスレに住み着いてるのは分かってるけれど。
玉鬘の大君をともかく貶めたいという傾向も前からだけどね。 冷泉が退位して生まれたってことは源氏の世界では不義の血が皇統に連なるのは天が許さないって事でしょ
怨霊や仏の加護や住吉の神がいる世界観だから
玉鬘大君というより老化した玉鬘や冷泉が呆れられてる 原典宇治十帖の世界が全て、あさきではあのラストが全てでしょ
それ以降の話は全て二次創作になるから正統性を主張しても虚しいよ
史実に基づいた物語を想像するもよし、贔屓キャラ中心の話でもよしでしょう レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。