宇治まで読んできた読者には、源氏物語は大臣家の娘は立后で必ず負ける話と分かっている
夢占で太政大臣止まりの人間とされた夕霧は、生まれる前から負けが決まっている人w
宇治冒頭でもやはり光源氏の栄光は継げなかった人物と書かれる

読者は、負け組と予め分かっている夕霧が
必死で六君結婚をごり押ししたり寵愛得たいとあがく様子を笑いながら俯瞰して楽しむのが宇治編なんだろう
大和さんも何もうまくいかない夕霧の不満顔やイライラ顔を沢山描き入れて、楽しませてくれているw