あさきゆめみし 第九十八帖
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
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ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
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紫式部、源氏物語スレ 二帖
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1578572479/
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前スレ
あさきゆめみし 第九十七帖
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1592617883/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>312
藤原兼家(藤原道長の父君)の正妻は受領の娘だし、藤原道隆(道長長兄)の妻も受領の娘で女官をしてた人。兼家妻は最初から正妻だったというよりは、たくさんの子を産んで正妻とみなされていった模様。 >>312
有名なところでは、藤原兼家の正室藤原時姫は摂津守の娘。
藤原道隆の正室高階貴子は結婚当初父親は大内記(正六位上)とか大和守とかそんな感じ
一番多く子供(特に后がねになる娘)を産んだ妻が、多少身分が低くても正妻になることは
そんなに珍しいことでもない
明石の君だって、娘一人じゃなくてもっとわんさか産んでいたら紫の上を蹴落とすことだって
不可能ではなかったかも 上流貴族が正式な結婚の手順を踏んだ嫁限定で
沿い臥し(一番最初の妻)がワンランクアップ
嫁の家柄や実家(バックボーン)で通う回数に影響が出る→子供が増える可能性
第一子は家の栄えとなる特別な存在なので太郎君と大姫(一の君)を産んだ妻がランクアップ
ただし格下嫁の場合、父方に子供を引き取られるケースも多い
貴族は自分で子育てしない(雲井の雁が例外)のでよそで作った子を引き取ってもトラブルは少ない 貴族男性が正妻(一の人)を決めたら、同居して他の妻の元へはそこから通う
それで世間にはあの人が正妻だと知らしめる形になる
正妻が定まったら、それより身分高い女性とは正式なおつきあいはしない(控える)のが世を乱さないマナー
※貴族社会狭いから
だから女三宮降嫁は当時の常識でもかなり突飛でそれだけ朱雀院の苦悩が深いって描写にしても迷走通り越して暴走だと思う
女三宮の相手に夕霧を考えた時は、正妻(雲井の雁)と仲が良いので居場所がないと諦める分別はあったのにねぇ 源氏物語では厳格な身分差があって現実と違い超えられない壁になってるね
身分を越えるには明石姫のように裏技?を使い周囲を黙らせる権力が必要
紫上も明石御方も身分相応だった 惟光は、出自は受領(非貴族)だけど、物語中盤で参議にまで出世してるから、別に身分低くもない
参議は公卿だし殿上人(要するに帝にお目見えできる身分)だから
明石とは全く異なる >>318
惟光、若い頃は源氏の冒険に付き従って走り回ってたけど、中年になるとそれなりに出世もして落ち着いてるよね(出番は減っちゃうけど)。
源氏の乳兄弟だし幼い頃から尽くしてくれたから、源氏も彼の出世を後押ししたんでしょう。
夕顔の死後の処理とか色々表沙汰にできない事も請け負ってきたっぽいよね。 つまり藤典侍が出仕せず、雲居の雁以上に子供(太郎や大姫)を産んでいたら
妻の一人になれたってこと? 正妻って結局親類が権力持ってるかどうかでしょ
髭黒正妻は十分子供産んだのに追い出されたのは兵部卿宮より源氏や頭中将の方が権力が強かったから 髭黒先妻は追い出されたんじゃないよ、自ら出ていったの
そもそもあれだけ重度の精神疾患なら正室として家を取り仕切る努めなんて果たせる筈がない
現に、正室が居るのに玉鬘と結婚したことを咎めてるのは兵部卿宮一家だけ >>317
源氏物語の方が身分について現実より厳しいね
明石女御が、卑母生まれと知ったとき、
紫の養女になれなければ栄華はなかったのに、思い上がっていた自分を
陰で悪く言う人もいただろうと考える場面があるから、
現実でも身分不相応に出世した女が陰口を言われていたのを紫式部は聞いていたんだろうね >>320
藤内侍はすでに夕霧の妻の1人
側室の室は妻って意味
側室の藤内侍が子供を沢山うんだら正室になれるか?
まず、雲居の雁と実家の権勢が違い過ぎる
惟成は参議に出世したけど内大臣とは勝負出来ない
正室に据える=夫婦同居だから
藤内侍と夕霧が同居した時点で雲居の雁&実家を敵に回すことになる覚悟がいる >>311
源氏物語ではノーカン扱い
藤典侍は、身分高い妻を得た夕霧からは冷たく扱われるようになり次第に通いも減っていった
とある
優れた子供だけが有効利用されるだけの存在に 惟光って後半出てこなくなったから源氏より先に亡くなったのでは…と思ってる 貴族って五位以上だから受領も貴族でない?
源氏が中流について語るとき受領階級について記載があったし >>327
源氏物語の世界では貴族=上流=殿上人
受領は中流
無冠の人々は別世界の人
差別や悪意があるわけではなく素直に違う暮らしを珍しく思ったりしてる 源氏物語の世界ではとか勝手な定義を作られても困るw
殿上人とは5位以上の貴族を指し公卿は3位以上という明確な学術的定義があってのに 史実だと道長の長男の頼通の正妻は子供いなかったけどずっと正妻だった
正妻も女王だったからもしかしたら紫の上のモデルかも 藤典侍への通いが間遠ったって、次々と三人も四人も子供できてるんだから、
継続的にやることやってるよね
藤典侍もお勤め持ちだから、安定した後ろ盾として重宝だったのかも >>316
雲居の雁は頭の中将の娘だから、夕霧に女三の宮を降嫁させる、てことは、頭の中将にケンカ売ることにもなりかねないからね。 源氏にも夕霧にも嫁がせるのが変ならやっぱり柏木にやるのがまともだったのか>女三宮
三宮母>朧月夜 に当時はなってたのかな >>333
そもそも内親王の降嫁例が数少ない、大半は出家する
女三宮を溺愛してる朱雀院が「若い身空で出家は可哀想・・・」と要らんことを思わなければ
尼寺で侍女にかしずかれながら猫を相手に念仏を唱えて過ごしてたはず 源氏に皇女を降嫁させたのは紫の実家がなかったからもあるね
父親とは絶縁状態だから紫側から受ける損害はゼロ
夕霧や明石姫も新しい正妻に不満や不公平感を持った形跡なし >>334
女三宮は母親が源氏で、母方にはかばかしい後見がなかったから、
独身でいたり出家したとしても生活に心配があったから、あえて結婚相手を探したのだと思う >>333
女三宮の母女御は既に亡くなってるが、桐壷帝(源氏の父)の先代帝の皇女
早くに母を亡くしたことに加えて血統がよいのも父宮が女三宮を溺愛した理由な気がする
同じ娘なのに母が更衣の女二宮はあっさり柏木に降嫁させた(その結果、軽んじられて落ち葉の宮) 女三宮は母親が寵愛され父帝に溺愛され帝の兄の母親に憎まれて後見がいないところが源氏と一緒だわ
源氏が女だったら頭中将に嫁いだかは微妙 >>318
あれ?受領って中流階級の貴族じゃないの? >>332
そんなことは関係ないよ
夕霧は最後まで有力候補。独身の柏木より有力。
柏木が熱心に女三宮を望んでいるのに相手にもされない
頭中将一家は朱雀から見下されてるよ 朱雀にとっては、頭中将家は、
更衣腹皇女であれば釣り合う程度の家格という認識なんだよね
だから落葉は許可した
柏木はそれを屈辱と思い、女三宮に執着 >>341
母親(弘徽殿の大后)は右大臣家出身だよね。だから、左大臣家の頭の中将のことは見下してるのかな? >>334 尼寺で侍女にかしずかれながら猫を相手に念仏を唱えて過ごしてたはず
ワロタwww
だけど、内親王は有力な後見人とか母方実家が強くないと、優雅な出家生活は送れないでしょ。 >>337 女三宮の母女御は既に亡くなってるが、桐壷帝(源氏の父)の先代帝の皇女
藤壺の女御(女院)の異母妹なんだよね。それも、源氏が女三の宮降嫁を受け入れてしまった理由の一つだよね。 でもまあ最終的結果としては女三宮は源氏に嫁いで良かった
後ろ立てがないまま出家したら朱雀がいなくなったら軽んじられるどころか財産管理でさえ危なくなりそう
朱雀出家したし、どう考えても女三宮より早く死ぬ
仮に母親の係累がいたとしても年上、次世代になったら女三宮の世話は危うい
優秀な実子の薫が後ろ立て、薫は女三宮より当然はるかに若いわけで老後は安泰 >>347
薫という子を、不義ではあったけど産んだからこそ安泰になったんでしょ。
子供(薫)がいなかったら、女三の宮、源氏亡き後どうやって暮らしていくよ? >>348
え?源氏と結婚しなかったら薫が生まれないでしょ?
不義でもなんでも薫を作るためには嫁ぐ必要があったって話
理解できてる?
独身で子供作れるとでも? >>344
髭黒の姉の承香殿女御
女三宮を憎んで生活費を送らせなかった >>351
そうなんだ!承香殿女御って、女三の宮の母、藤壺の女御を嫌ってたの? 承香殿の女御が女三の宮に嫌がらせしたなんて話は初耳だけど
何か勘違いしてない? >>351
あれ?承香殿女御は髭黒の妹では?
そして今上の即位前に亡くなってたような?あれ・・・? >>343
朱雀院は先細りな貧乏宮家じゃなく元帝なので財産がある
さらに女三宮は二品の宮なので宮廷からの支給(扶持)もある
※品は皇族の官位みたいなものでお給料も出る、末摘花(常陸宮皇女)のように無品=無給の皇族も多い
女三宮が父宮と同時に出家の道に入っても経済的に困るようなことにはならない
その後に悪い使用人に騙されて身ぐるみ剥がれるかも知れないが・・・ >>355 その後に悪い使用人に騙されて身ぐるみ剥がれるかも知れないが・・・
女三の宮のところは女房たちは、小侍従を始めお軽めなのが多かったみたいだよね。男性の奉公人たちはどうだったんだろ? >>355 朱雀院は先細りな貧乏宮家じゃなく元帝なので財産がある
やっぱり現役帝時代に貯蓄しておくの? >>353
具体的な嫌がらせしたかどうかは分からないけど、 >>358
>>353 具体的な嫌がらせをしたかどうかは分からないけど、原文には、"同席している承香殿女御は女三の宮のことをよく思わない"てあるね。 >>359
朱雀帝の寵愛順位は、朧月夜>藤壺女御> 承香殿女御、だったんだろうか?落葉の宮の母更衣はどの辺りだったのかな? >>357
院のうちにやむごとなく思す御宝物、御調度どもをばさらにもいはず、はかなき御遊びものまで、
すこしゆゑある限りをば、ただ この御方に取りわたしたてまつらせたまひて、
その次々をなむ、異御子たちには、御処分どもありける。 >>354
承香殿女御は息子の即位前に亡くなってるね。
今上(朱雀院と承香殿女御の子)が女三の宮を二品にしたのは、やっぱり、女三の宮の母(藤壺の女御)と寵愛争いしていた生母(承香殿女御)が亡くなった後なのかな?いくら父帝に"女三の宮を頼む"て言われても、そりゃあ生母には気を使うよね。
>>351が言うように、承香殿女御が女三宮を憎んで生活費を送らせなかった、て記述、ある? >>360
回答になるかわからないけど・・・
藤壺女御(源氏の女御)は朱雀帝の東宮時代からの妻
前藤壷の異母妹で皇后も望める血筋の皇族女御だが、女宮1人しかうめず、後ろ盾も少ないのでそうはならなかった
その後朧月夜の内侍の入内で影が薄くなり他界、遺された女三宮は朱雀帝が手元で養育した
弘徽殿大后の末妹の朧月夜入内させて女御→立后の予定が光源氏との浮気がばれて計画が挫折
傷物なので女御は無理で内侍(女御より派手なw)で入内したが子に恵まれなかった
その結果、朱雀帝時代には皇后中宮は立たなかった
朧月夜以外の女御更衣の間に1男3女がいる
朱雀帝は異母帝の冷泉帝に譲位、冷泉帝は子が出来なかったので朱雀帝の一人息子(承香殿女御腹)に譲位
弘徽殿大后が亡くなったので止める人がいなくなって朱雀帝が出家計画を進め始めたせいで終活の一環として女三宮の行く先を探し始める
朱雀帝の生涯は、どの女御更衣よりも、母=弘徽殿大后の影響で終始してる >>359
原文には、女三宮の母と東宮の母の女御は仲が良くなかったから、
「『 げに、今はわざと憎しなどはなくとも、まことに心とどめて思ひ後見むとまでは
思さずもや』とぞ推し量らるるかし」
今は憎いとまでは思わないにせよ、後見しようとまではお思いではない、と推し量られる、
とあるだけで、嫌がらせするとかいう話ではないと思う >>364
曲解がすごいと思います
(原文)
されど母女御の、人よりはまさりて時めきたまひしに、皆、挑み交はしたまひしほど御仲らひども、えうるはしからざりしかば
その名殘にて、げに今はわざと憎しなどはなくとも、まことに心とどめて思ひ後見むとまでは思さずもや
↓
(朱雀帝の現役時代に)女三宮の母の源氏女御が特に寵愛されたのでライバルの女君達との仲は良好ではなかった
朱雀帝が退位し、源氏女御が他界した今となっては、他の女君達が女三宮を憎む気持ちはないだろうが、かといって親身に世話をしてくれるとも思えない
・藤壺女御=源氏女御、女三宮の母(他界)
・承香殿女御、髭黒の妹、後の冷泉帝の東宮の母
・麗景殿女御、弘徽殿皇太后の姪
・女御以下で名前が出ているのは女二宮=落葉の宮の母更衣と、後半にもっとも寵愛された朧月夜内侍(子がいない)
他に名前だけ出てくる母や詳細不明の皇女が2名、女一宮と女四宮(早世の可能性あり) >>364
同意、曲解がすごいと思います
>>359
(原文)
されど母女御の、人よりはまさりて時めきたまひしに、皆、挑み交はしたまひしほど御仲らひども、えうるはしからざりしかば
その名殘にて、げに今はわざと憎しなどはなくとも、まことに心とどめて思ひ後見むとまでは思さずもや
↓
(朱雀帝の現役時代に)女三宮の母の源氏女御が特に寵愛されたのでライバルの女君達との仲は良好ではなかった
朱雀帝が退位し、源氏女御が他界した今となっては、他の女君達が女三宮を憎む気持ちはないだろうが、かといって親身に世話をしてくれるとも思えない
・藤壺女御=源氏女御、女三宮の母(他界)
・承香殿女御、髭黒の妹、後の冷泉帝の東宮の母
・麗景殿女御、弘徽殿皇太后の姪
・女御以下で名前が出ているのは女二宮=落葉の宮の母更衣と、後半にもっとも寵愛された朧月夜内侍(子がいない)
他に名前だけ出てくる母や詳細不明の皇女が2名、女一宮と女四宮(早世の可能性あり) >>365は推敲中に送信してしまったものです。
>>364さんが曲解したように巻き込んでしまい失礼しました 自分以外の妃は基本的にライバルだからね
ライバルが亡くなればその子までは憎いと思わないかも
弘徽殿が源氏を憎んだのは更衣そっくりの藤壺宮を慕うようになったからだし
もし弘徽殿を義母として育ち、兄朱雀を立ててさえいれば悪いようにはしなかったはず 息子?に女三宮への生活費を送らせなかったと言うのはオリジナルかな?
六条さんといい源氏物語が好きすぎて私的源氏物語になっちゃうのかな 承香殿女御の息子=朱雀帝の一宮、女三宮の異母兄で正妻は明石の女御
叔父にあたる冷泉帝の東宮→冷泉帝が息子を持たないまま譲位したので今上天皇となる
即位の時点で承香殿女御は他界、
即位後に父朱雀上皇の願いを受けて、異母妹の女三宮を二品の宮に昇格させた
※ ○品は皇族限定の位つけ、貴族の官位に相当するもので扶持も支給される
内親王降嫁後の昇格は異例
以上を踏まえて、承香殿女御が特に女三宮を嫌ったとか
息子の東宮を通じて仕送り(扶持のこと?)を断った等の描写は見あたらないように思う 書き足し
朱雀院が出家する際に財産整理して良い物、値打ちのある物は全て女三宮に譲り
残りを東宮含む他の子達に遺したとあるので女三宮はそれなりに財産家
さらに父朱雀院が兄帝に頼んでくれて二品の宮になって格と財産が乗っかる そもそも女御の一存で帝の内親王の生活費を差し止めるとか無理じゃない?
憎く思ってたとかじゃなく単に関心も接点もなかっただけだと思うよ >>346
女三宮の不気味な飼い猫の鳴き声が響き渡り、その声を聞いている内に
「あ、そういえば、女三宮も藤壺の姪に当たる…。もう一度、紫の上みたいな少女と巡り会える…?」
という邪念が芽生えていくっていうのは、見事な演出だったね。 >>372
「このくらいの身分の皇族には扶持はいくら支給する」っていうのは、律令格式とかで決まってる話だしね。 >>348
薫がいなかったら、夕霧や夕霧の子が世話するんじゃね >>366
底意地悪そう
なんで顔真っ赤にして連続レスしてるの? 原文だと女三宮の母親が一番寵愛されてそうだから朧月夜が密通してもスルーだった? そう考えると朱雀帝は父親と違って一人を偏愛せずにきちんと義務を果てして優秀だったんだね >>378
スルーではなく朧月夜と源氏が通じた時点での朧月夜は東宮の女御として入内する予定(后がね)の右大臣家の独身の姫
姉の弘徽殿女御の御殿に逗留していた
婚約者を横取りされた東宮が不快に思ったとしても、まだ入内前なので表立って責められないかと
大事な后がねの娘を傷物にされた右大臣家は源氏を責めることが出来る
弘徽殿女御は妹を傷物にされた右大臣家側と、女御予定者を横取りされて顔を潰された東宮の母としての両方から源氏を責めることが出来る
右大臣家としてはそのまま朧月夜と源氏を結婚させて取り込む作戦もあっただろうが、弘徽殿女御の怒りに屈して却下→須磨流し >>380
そのころ朱雀は東宮じゃなく帝だよ
朧の密通が発覚したのも入内後に右大臣邸に里帰りしてたとき
入内前に源氏との関係が発覚したとき右大臣は朧のために源氏と結婚させようかとしたのを断っておいて
入内後もずるずるとセフレ関係続けてたのがバレた >>377
あなたが自分で帝の母が女三宮に生活費を送るのを妨害するとか話を作るからじゃね? 朧月夜と結婚しても良かったと思うけどね
そうしたら右大臣側にも取り入って、左大臣とうまく釣り合いを持つことができた
宮廷が正面衝突みたいにならない
そもそも左大臣家の頭中将が右大臣家の婿なんだし、源氏が左大臣家の孫を跡継ぎにして、今は右大臣の婿でも問題はそれほどないかと
そしたら紫だって晩年になってからあんなにショック受けなくて済んだ >>374
ね、変だよね
それできるならこきでんさまが桐壺の更衣の息子の源氏にとっくにやってるよ >>383
そうなんだよね。家柄もつり合ってるし。
ただ紫と結婚したてだったのと、二人の性格もあって結婚しなかったよね。
「あの人はスリルを楽しみながら付き合うには最高だけど結婚は…」ってお互いが思ってたように思う。 >>384
桐壺帝亡き後の藤壺にはやってなかったっけ?
女三宮が二品になったのも今上帝が即位してからだか流石に冷泉には頼めなかったか >>386
桐壺帝亡き後、藤壺への支給が止まってる、て話になってたよね。 >>381
そう、まさにセフレ関係だよね、朧月夜と源氏。
朧月夜は実家がお金持ちだから、特に誰かと絶対結婚しなければいけない、て立馬じゃないんだよね。 >>383
源氏というか、源氏物語自体が、反摂関政治物語だよね。 >>389
紫式部って、摂関政治真っ只中のあの時代に、よくぞここまで半摂関政治物語を書けたな、てかんじだよね。 >>386
>>387
桐壺院亡き後、藤壺の出家を口実にしてできたことだよね
女三宮の場合は溺愛してくれる朱雀がいるし
今上も朱雀に頼まれて妹に目をかけてやっていた
権力者である源氏すら朱雀に気を使って女三宮を厚遇しなければならなかった
これで承香殿女御が女三宮に悪意ある仕打ちをできるはずがない
それができるならこきでん大后だって桐壺院の生きてた頃に藤壺や冷泉にもっとなにかひどいことができたはず 今上帝も女二宮の母親の方が好きそうなんだよね
桐壺帝が露骨なだけで後ろ盾が弱くて寵愛しづらかった女性がいるのは三世代共通か
そしてその女性との間に出来た子には不自由しない結婚相手を見つける 出家したら中宮の仕事できないなら剥奪されても文句言えない気がするけど
厳しい事言うと不義の子を帝にした大罪を考えると文句言える立場じゃないんだよね藤壺は >>393
定子中宮が兄弟の不祥事で追い詰められて髪を切った後、道長側が「出家をされた身では中宮として神事を行えないでしょう」って主張して自分の娘を新中宮にゴリ押しした、って事例を思い出したわ。天皇家の勤めは神式だしね。
定子側は「取り乱して髪を切っただけ、正式の受戒じゃない」と主張するも聞き入れられずに、定子が皇后に、彰子が中宮にという一帝ニ后状態にされてしまった。
藤壺も、家族を守ろうと出家したことが相手方にさらなる攻撃の大義名分を与えてしまった気がする。
藤壺に関してはその後朱雀が考え直してピンチを脱するけどね。 >>392
それはないでしょ
明石中宮は当代一の貴婦人で寵愛も不動の一位
女二宮の母の方が実はすきだったという記述はどこにもないはず まあ弘徽殿だって当代一の貴婦人で不動の寵愛だったのに桐壺が来て変わったからなんとも言えん
今上は玉鬘の娘狙ってたし予定通り入内してたら歴史は繰り返してた可能性も無きにしもあらず
でも地味だけど朱雀院をさらに賢くしたような人だからないとは思うけど 女二宮母はこっちも藤壺女御だけど一番最初に入内したから特別に思っていたけど子供は女二宮しか産まれなかったらしい 明石中宮は寵愛とかもう関係ないのでは皇子3人というか他に男皇子を生んだ妃いないし、中宮だし後ろ楯強いし
仮に女二宮母のが心情的に多少多く愛されてたとしてもあまり心動かされないと思う
子供の数からして、少なくとも女二宮誕生あたりと同時期は明石のが寵愛もあったと思う 「母を亡くした子供を不憫に思ってその子の将来のためにもいい結婚相手を見つけてやる」ことが
イコール「その子の母親こそが最愛の女性だった」ことにはならないと思う
女三宮母もそうだけど若くして子供を置いて亡くなったってだけで不憫で可哀想だよね
それがかつて愛した女性で幸福な時間を過ごしたこともあったのに
その後他にもっと寵愛する女ができて辛い思いをさせていた女性なら罪悪感も加わるし
母方の後見を失った娘は実際頼りない身となったんだから父親としての責任感もでてくる
死んだ母親のぶんも幸せになってもらいたいとも思うだろう
でもだからといって死んだ母親が最愛のひとだったかというとそうは言い切れない
出自もよくもっといい地位につけた可能性もあった女だったのに可哀想なことをしたという思いは
かなりあったと思うがそういうのは愛というにはちょっと微妙
強いて言うならかって愛した人への情かな 最愛のって言い方がないんじゃない?
桐壺帝みたいにハッキリしてるのが珍しいだけであって、ほとんどは
「こっちもいいけど、あっちもいい、新しいのがいいし、若いのもいい。まあどれでもいいや」程度じゃないかと
だから実家の権勢や後ろ楯、皇子の数が重要なんであって、寵愛は些細なものだしおまけにうつろいやすいはかないものにしかすぎないかと 朱雀帝にとっての二宮母の更衣もまあどれでもいいや枠だったのかな…
通う想像がつかない… 帝としては、あまりあからさまに一人だけを寵愛しない方がいいって聞いたことある。女御たちもそれぞれ実家を背負って入内してきてるから、恥をかかしちゃいけないものね。
桐壺帝は後宮だけでなく貴族達にもひそひそ言われる程、桐壺更衣を偏愛しちゃったから顰蹙を買っちゃった。
息子のことも、冷泉含めて10人もいる中で第二皇子の源氏を溺愛してたよね。 すごく今更なんだけど
秋好中宮は、源氏よりも10歳ぐらい年下だけど、ということは源氏が10歳ぐらいまでは
桐壺帝の弟の東宮は生きてたんだね >>403
桐壺帝の場合は、更衣への愛情の深さもあるけど、摂関家に左右されない帝の専制を目指していて、更衣への愛情表現は摂関家や有力貴族たちへの対抗、とも取れる気がするな。 >>405
意地悪な右大臣や弘徽殿に朝廷を牛耳られないようにしていたね
桐壺帝は賢帝だし >>403
貴族にひそひそされても桐壺更衣を寵愛できるなんて
桐壺帝のバックは余程強かったのかなって思った
生母が左大臣家の姫か皇族の姫だったのかなと想像する >>407
帝位に付ける皇子だから、母方ももちろん有力な家のはずだよね、桐壺帝。 桐壺帝はあまり賢い立ち回りとは言えないと思うけど
本当に賢帝ならコキデン様を立てつつ桐壺更衣を寵愛するんじゃないの
コキデン様冷遇して若くて美人な桐壺更衣を可愛がったせいで桐壺更衣にヘイトが集まって嫌がらせされてその心労で死なせてしまった あさきの桐壺更衣は最期のときに幼い源氏に愛を残し、源氏が幸福に生きることを願って逝ったけどその願いは通じなかったな
母の愛を求める幼子がこじれにこじれて次々と女を不幸にさせる男になって最期は自分も不幸になった >>409
>>405でも言ったけど、桐壺帝は更衣をある意味スケープゴートにしてたんだと思う。
もちろん愛してたと思うけど、後ろ盾なし、ていう更衣の身上も、帝の親政を目指してた桐壺帝にとっては魅力的だったと思うな。 あさきの一番初めのページが母への思慕モノローグだしね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています