ミロ「神に近いと言われる貴様の力を見せてもらおう」
シャカ「いいだろう 神に近い私の力をその身で知るがいい 天魔降伏」
ミロ「スカーレッドニードル」
お互い「うわ〜」
ミロ「中々やるな だが俺のスカーレッドニードルはお前の体を貫いているぞ」
シャカ「むっ この激痛は」
ミロ「スカーレッドニードルは中枢神経を刺激し想像を絶する激痛を伴う だがスカーレッドニードルは15発で完成する 残りの全てを撃ち込んでくれる」
シャカ「そうはいかんぞ バルゴのシャカ最大の奥義天舞宝輪 これで君は攻めることは不可能だ」
ミロ「何だと 何だこの結界は」
シャカ「全五感剥奪」
ミロ「うわ〜」
シャカ「止めだ 六道輪廻・・・ 何だこの出血は」
ミロ「どうやらスカーレッドニードルの傷口が大きく開いたようだな」
シャカ「馬鹿な あれほど小さな傷口からこんな・・・」
ミロ「このままではお前は出血多量と共に五感を失い そして死ぬ」
シャカ「私に血を流させた報いを受けるがいい」
ミロ「何だこれは これは血の池地獄か」
シャカ「そうだ 私の血の池地獄だ しかし助かる方法が一つだけある 跪き私を拝むことだ」
ミロ「ふざけるな それよりも自分の身の心配をしたらどうだ それにこんなもので黄金聖闘士を倒そうなどとは甘いぞ」
シャカ「血が蒸発していく 五感を失いながらもミロの小宇宙は限りなく高まっていく」
ミロ「シャカよ一つだけ教えておく 俺達黄金聖闘士は小宇宙の真髄セブンセンシズを身につけている 言わば聖闘士の中で最も神に近い存在なのだ」
ミロ「貴様だけが特別だと思ったら大きな間違いだ その力を正義のためにこそ燃やすのが真に神の行いなのだ 燃えろ俺の小宇宙」
ミロ「食らえ スカーレッドニードルアンタレス」
シャカ「馬鹿な 天舞の結界の中でこれほどの小宇宙を まさか私の小宇宙を凌駕したというのか うわ〜」
ミロ「勝った シャカ恐ろしい敵だった」