0713愛蔵版名無しさん
2019/07/10(水) 20:01:56.67ID:???そうなんだけど、宮崎は2009年のインタビューでは改めてこう語っていた↓
――以前、『太平洋Xポイント』(1953)を映像化してみたいというようなことを語られています。
小さな時限爆弾で戦艦を沈める話ですよね。それはたまたまその時(『風の谷のナウシカGUIDE BOOK』1984年)
そう話しただけで、手塚さんの漫画の「詐術」というのがあって、
実現不可能なことをコマ割りでポイと持ってっちゃうのが手塚さんの漫画なんです。
成り立たないことも成り立たせちゃうから映画に向かないんです。
そんな小さな爆弾で船が沈むはずないのに、1枚の絵で沈ませちゃう。そうできるような気にさせる。
そういう飛躍や荒唐無稽さは漫画であるから許されるので、それを映画にすることは不可能です。
やるとしたら、映画のウソのレベルを相当上げなきゃならない。
そのギャップを手塚さんはわからなかったと思います。
だから手塚さんのアニメーションはつまらなくなるんです。