がきデカ〜山上たつひこ15
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ややっ、前スレが残り少なくなったから立てるのだ。
「がきデカ」をこの世に放ち、のちのギャグ漫画に多大な影響を及ぼした
偉大なる漫画家・山上たつひこを語り継ぐスレッドなのじゃ。
「がきデカ」に限らず、「喜劇新思想体系」や「JUDOして!」など、
山上作品全般について引き続き語り合うところがまたいいのじゃ。ううっ
長さ二尺四寸五分 反り深く 先大きく 皮強し
鍛えは玉二つ金まじり 地熱く強く匂う
帽子は深くたれ先とがり強く返る
その切れること 切れること ビシュッビシュッ
前スレ
がきデカ〜山上たつひこ14
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1518427155/ ええじゃない課、面白いね。
古本屋で全巻セット買っちゃた。 >>496
がきデカみたいにオチや場面転換に無理な一発ギャグに頼らない
1話ものでは一番の傑作だと思う 玉鹿市って舞台背景も妙なリアリティがあって良かった。市長などのキャラも活きてたしね。
ただ途中から性格の変わった洲崎くんが主役になり市役所側のメンバーの存在感が
薄くなったのと、オチが投げっぱなしなのは「ヨイショで満開」と同じミスを犯したかな。 須崎君が何故途中から変人になってしまったのか?
(作中の世界観からではなく、現実の作者の創作側からの考察)
松坂課長ってこれまでも作者が描いてきたこまわり君タイプのキャラだよね
悪ふざけをして大騒ぎして周りを巻き込んで行くってタイプ
このタイプのキャラは作者の他の漫画でも散々描いている
ええじゃない課を描き続けるにあたって
こまわり君タイプのキャラで描き続けるのにネタがきつくなったのか
はたまた他のタイプのボケキャラを描いてみたくなったのか
とにかくある回から唐突に須崎君が変人になっていた 初めは熱血青年だったのにな
ええじゃない課で一番面白かったのは
全然別人にインタビューする話だったな 須崎君は自由なボケ・ツッコミの役割ポジションを演じてたんじゃなく、突発的に頭がおかしく
なっちゃったように感じられて何か怖かった
松坂課長の出番が減ったのは、もしかして頭のぐりぐりを描くのが面倒になったのかと >>499
陽念がオカマキャラからサイコパスっぽいのになったのを思い出したな
一見普通の人間がおかしくなるのを描きたくなることがあるのかな >>501
>>松坂課長の出番が減ったのは、もしかして頭のぐりぐりを描くのが面倒になったのかと
そういえば
雑誌での初期の数回分の松坂課長は肌にトーンをはっていて本当に大仏のようだった
ある回から突然それをやめたんだけど
手間がかかるしトーン代もかさむで止めたんだろうな >>503
元はホラーチックな話のキャラだったからな 主人公ののざらし以外にも異常者が多くて異常者数名で騒いでいるのが喜劇新思想大系っぽい そういえばええじゃない課の市長も最初はオネエ言葉の半カマキャラだったな
山上先生はああいうポジションのキャラをハジケさせてみたい願望を持ちながら
なかなか上手くいかずトライ&エラー繰り返してたのかも >>502
突っ込みキャラが、時にボケ役を上回る凄いことをするのは山上氏の作風よな スタミナサラダってマガジン連載だったよね。
少年チャンピオンコミック「能登の白クマ」の後半に5話分入っているのはどういう事なんだ? ああっ 肉体の欠損をはやく補充しなければ ・・・だっけ? スタミナサラダの顔2パターンあって、どっちかを気に入らないと言ってた気がするが… ヨイショで満開もスタミナサラダも面白いと思う。
唯一の駄作はボクシン子かな… >>512
顔が2パターンというか
同じ「スタミナサラダ」ってタイトルで別々の作品が2つあるように思えるんだけど、どうなの?
ナスみたいな頭だけど普通の人間っぽく見えるのと(探偵?)
ニンニク顔で人間離れした野菜みたいなのと(佐羅田農業研究所)
このふたりのキャラは同じ漫画の同じキャラなの? >>516
ストーリーの途上で設定が変わったことに対するセルフ突っ込みみたいなのもあったから、
単純に作者が途中で飽きたかネタが続かなくなったからでは 上のほうで「湯の花親子」が全然面白く無いってカキコがあったが、面白いと思うが…
いしいひさいちとは全然違う。
山上流4コマ(7コマ)だと思う。 山上は負けず嫌いなんだよ。
JUDOも湯の花も、手塚が当時のトレンド漫画に対抗して俺ならもっと上手く描けるって結局はパクリみたいな作品を出したパターンじゃないのか。
天才は嫉妬深い… >>518
いしいひさいちっぽいのは「お天気くん」あたりのが目立つかな
いしいほど素っ気無く纏められては居ないが、定形メンバーが身近なテーマについて
話を転がすって類の
湯の花親子は自身が度々描いてきた商店街コメディ(「朝もはよから」みたいな)を
シンプルに成型したように見える
ただ個人的にはどちらもギャグの切れ味が鈍りきってたので面白くは感じない 湯の花はデタラメな日本ローカルものとして好きではある。
たしか掲載が一般の週刊誌だったから、エッジの利いたギャグは避けたのではと思う。 湯の花は面白い・つまらないという両方の意見に頷けるのが不思議な作品。
確かに色々刺激を抑えた部分はあったのかもしれないが、主人公が逆向春助で
その親父がこまわりもどきという作者の著作の中でも2大トップスターを担ぎ出した割に
こぢんまりと纏めてしまったのはもったいないというのもあるんだよね。 人類戦記も雑誌からの複写方式で復刻してくれないかな。 スタミナサラダは読んだ事ない作品なので全然知らないんだけど
(ネットで見る情報でしか知らない)
>>517
って事は、同じ雑誌の同じタイトルの同じ連載枠で
主人公がニンニク顔のキャラからナス頭の探偵の話へシフトしたって事ですか? >>525
まあそういう事じゃないんですか?最近このスレでよく名の挙がるええじゃない課やヨイシュで満開なども
基本タイトルは変更無いのに途中で突然主人公がシフトしてそのまま終了したようなもんだし。 がきデカや思想大系が面白いのは当たり前で、湯の花やJUDOを愛でてこそ… JUDOしてのテニス部顧問、あれは新しい系統のキャラ
柔道にコナーズやレンドルはいないだろ JUDOしてっ!は数々の山上作品に触れてきた中、つまらな過ぎて唯一最後まで読めなかった代物
大人になってから読み返せば評価が変わるかもしれないと4年くらい前にまた買い直したが、
やっぱりつまらなくて僅か5巻なのに途中挫折した >>529
あれはアシスタントがモデル
起こると豹変ってのも原色日本行楽図鑑で出てる 山上先生は鮨屋の話が実にうまかった。
握りずし三億年や腰みの踊りも傑作だ。 研究用に取り寄せたシーラカンスを寿司にするとはなんともぶっとんだ発想だ
しかしこの漫画には致命的なウソがあり、それだけ残念だ
シーラカンスは実際には不味くて喰えないらしい
だから狙われる事もなく何億年もその姿だったそうだ JUDOは当時の流行りに合わせて描いてみた実験で途中から暴走してしまった。山上らしいといえばらしいが、あんな漫画が長期間連載されるとは当時の山上の力は絶大だったんだな。 ギャグ漫画は山上で止まっていたが、いがらしみきおが出たときはエポックだった。
それ以来、ピンとくるギャグ漫画家はいない。
相原コージ、吉田戦車、臼井儀人もピンとこない。 >>537
書き漏らした「妖怪マンガ恐怖読本 (文春文庫―ビジュアル版)」に載ってる >>539
へえ‥こんど読んで見ますわ
それにしても須崎君より松坂課長の方がおもろかったな
あっちからにゅっ! 須崎くんが奇行に走るときは、松坂課長たちの悪ノリとは違い目の据わった異常者の表情だもんな
笑える以前に何か怖い へえ、松坂課長はええじゃない課が最初の登場ではなかったのか
こりゃ知らなかった >>542
松坂課長自身というわけじゃないよ
ほぼ同じようなのが出るって事で 屋根より高いタマキンのぼり〜♪
大きなタマキンはお父さん
中ぐらいの……はお母さん
面白そうに泳いでる〜♪ 握ってから時間が経ってもうまい、うまくないという点はすし飯に砂糖を入れるかどうか
も影響しているはず。赤酢を使って砂糖を全く使わない場合は握って時間が経って冷める
と飯がぱさつく。必ずしもうでの問題じゃないのでは、名無しのすし兵衛さん。 安くて旨い寿司屋を発見した。
握り手は山上キャラっぽく、
お茶係は中国女子で日本語は話すが内容は何言ってんだか解からない。
握り手はゴムゴムのヤクザと思想大系の師匠の愛人に似てる。 「至上の愛」面白いな。
玉三郎もっと出せばよかった… 平成さえついて行けなかった自分に、令和は無理であります。 父「貴様まだ言うかーっ」
こまわり「平成は永遠に続くのだーっ」 正月に西城とこまわりの立場が逆転する回があった。
風で晴れ着がめくれて、西城が喜んだのにこまわりが目を背けるとか・・・
きょんが操作した異次元か夢の中かと思ったらそうじゃなかって驚いた。
何巻くらいか覚えてないけど、一瞬勇気付けられたものだった。 >>545
江戸前鮨ってのは工夫と下ごしらえが大切なんでね。
そういうことからキチッとできる職人が一流になれるのさ。 がきデカ抜きだと個人的には
・怪僧のざらし
・ええじゃない課前半
・半田溶助シリーズの半分くらい
がベスト3かな。SFシリアフものは正直あまり好きじゃないし、ギャグでも
喜劇新思想体系などあまりにえげつないのはなんか引いてしまう 快僧のざらしじゃぁ〜!!
しかしスタミナサラダも捨てがたい >>565
鉄筋トミーと冒険ピータンは、もうちょっと構成を練って連載が続いてたら
化けた気もするんだけどね 思想大系と半田溶助の一部エスカレートしていく系の話しは読んでいて目眩がしてくる。 山上たつひこの天才度を理解してから読むと全部面白いのだが、当時はガキでかと比べてしまっていた。
別の角度から見ることができなかった。
ガキでかの大ヒットで金は儲かったかもしれないが、作家には不幸なことだったかもしれない。 山上先生の金持ちエピソード
アシたちと京都旅行へ行こうとなって自宅に
タクシーを呼んだけれど、タクシーでそのまま京都まで行こうとした。
新幹線を使うという発想がなかったそうだ。 昨日父ちゃんとテニスウエアを刻んで、ご飯に混ぜて食べたのだ。 「光る風」で既に少年誌におさまりきれぬイメージを妊んでいた山上マンガは、「喜劇新思想大系」で、笑いの異常児を出産した。 このシリーズが大友克洋や江口寿史らに与えた影響は計り知れないと信ずる。しかし山上のマンガ編集者??読者に対する欲求不満はたかまる一方だった筈だ。 「俺の作品のオカシさがわからんのかー!」そんな叫びが今も聞こえる。この怒りが「がきデカ」になった時、なんと赤塚ギャグの毒の賞味期限が切れてしまったのだ。ニャロメ!
赤塚不二夫。…選集2巻帯 >>582
この発言が出来るのは赤塚さんスゴいわ。 こまわりが勝手に清掃車のゴミ収集を断ったのは笑った >>584
そうかねぇ
オレにはなんて見苦しい発言だとしか思えない
「見苦しい発言をあえてするところがスゴい」という意味なのかな
そういう意味なら別に凄くない
やはり見苦しいだけだ どんなジャンルでも最低押さえておかなければならない基礎教養というものがある。漱石.??外を抜きにして明治の文学は語れないだろうし、チャンドラーを読まずにハードボイルドを口にする奴は単なる馬鹿だ 。 同様にいっぱしのマンガ読みを自認する者が(仮にそ奴が小学生であろうと犬であろうと)山上たつひこをその一部しか読んでいないとすれば、これはそうとうに恥ずべきことだと思い知らねばならない。いい機会だ。これは聖書である。買いなさい。…とり.みき。選集4巻帯 こまわり(寝言)「あべ先生と西城くんに乱暴されたんです!婦女暴行されたんです!」 こまわりエロテープ作成の会が読みたい。
何巻だっけ??? >>580
笑いの異常児を出産した。
という所、今ならアウトだな。 >592 BS漫画夜話でも取り上げられてたやつだな... ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています