ヨ−ロッパでは「身体(ギリシャ語 soma)」と「魂(ギリシャ語 psyche)」はすでに古代ギリシャ時代に分離され始めたので
近代医学が発達しやすかった反面、病気はますます純粋に身体的、物質的現象としてとらえられがちであった。
特に第2次世界大戦後、身体観と病気観の極端な一人歩きを抑制するためか
心身医学のような新しい分野が誕生し、補完代替医療のような試みがなされるようになっている。