【祝】水木しげる その29【大全集完結】
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なんと激しい戦いだろう
描写が下手糞すぎて何が激しいのか分かりまへんわ
その辺きっちりしとったらええのに
まさに片手落ちですなや 龍谷ミュージアム魂の漫画家展 行ってきたので報告する
・漫画原画のサイズが小さいのに驚いた。マガジンと同じ。ジーマーで貸本原稿は大全集より小さい。
・妖怪画も小さいのに、拡大して衝立にした赤舌の絵は少しも雑になってない・・・ゴイスー
・映画で池上さんが「妖怪画の雪女は自分が描いた。水木先生の奥さんの美人の妹に似てる」と言ってた。バイヤーじゃないの? あの絵はたしかに池上タッチ
期間中に展示作品入れ替えるんだろ 鬼太郎の原作について語るときに
ボンボンで連載していた最新版ゲゲゲの鬼太郎のエピソードは
原作として数えてよいものだろうか
それとも参考資料程度の扱いとすべきなんだろうか >>428
原作じゃあないだろ
水木プロ名義ですら原作扱いするには怪しいのに 二期のアンコールワットとか猫又とか原始さんとかは鬼太郎じゃないけど原作じゃねーの 原作の鬼太郎の話とアニメの元になったって意味の原作の鬼太郎は意味合いが違うから
文脈で判断したらいい
4期の妖怪王シリーズの話とかならあれを原作って言い方するだろうけども 例えばアニメの鬼太郎しかしらない人と話をするときに
「原作では鬼太郎とぬらりひょんはエピソードとしては4回登場しているが
戦ったのは40年代マガジンでの1回だけで、死神大戦記(モブキャラで登場)、スポーツ狂時代、国盗物語では
共闘したりといずれも友好的な関係なんだよ」と言うべきなのか
それとも最新版でのエピソードもこれに加えるべきなのかということね 「原作では鬼太郎とぬらりひょんはエピソードとしては4回登場しているが
戦ったのは40年代マガジンでの1回だけで、死神大戦記(モブキャラで登場)、スポーツ狂時代、国盗物語では
共闘したりといずれも友好的な関係なんだよ」
アニメの鬼太郎しかしらない人
「そんな情報はいらない」 キリッ そういう人と話すとしたら言うとしても、
ぬらりひょんってメインで登場するの一回だけ、とまでしか言わないわ アニメのぬらりひょんは大物にしすぎているから、そろそろダイナマイト投げるだけの妖怪に戻せばいいのにと思う。 アニメでもそうだし、大昔の子供のころ買ってもらった鬼太郎の絵本でも
ぬらりひょんがあまりにもラスボスやってたもんだから
大人になって原作まんが読んだらギャップというか、何というか、反応に困った
やってることはダイナマイトおじさん、コンクリートおじさんで笑えないんだけど
半分人間設定がブレないねずみ男よりも人間くさいもんだから「コイツ本当に妖怪なの?」
「実は人間だけど妖怪と偽ってるみたいな裏設定でもあるんじゃないの?」
と、逆に疑心暗鬼になったっつか・・・ ぬらりひょんのパブリックイメージはかなり3期の影響が強いよな ぬらりの見た目は、頭がデカイじじいってくらいでそれほど妖怪感ないしな
ベアードみたいに見るからにラスボス感溢れる見た目じゃないと だから最新版では、伝承の姿からずいぶん遠くまできてしまった
異常にかっこいい軍服ぬらりひょんになったのね。
思想的にも世界の変革を志向する悪のラスボスになってるし。 オタク第一世代視点だと
少年期に何度も再放送されてた二期でぜーんぜん出て来ないので
このぬらりひょん人気に超違和感 一度火口に落として退治される、自衛隊の待ち構える港湾から上陸してくるなど
最新版ぬらりひょんには、数年前に公開された「84’ゴジラ」の影響がうかがえる
https://pbs.twimg.com/media/DT_V9YZV4AAiqC7.jpg 三期世代だけどボンボン読んでたせいかアニメぬらりひょんにどうも違和感が
総大将設定使って宿敵役やらせるんだったら最新版みたいな強い理由付けが欲しかったな 「元々絵しか伝わってない妖怪が時代が下るとなぜか総大将扱いになってた」
っていうつかみどころのなさ、テキトー感がまさに「妖怪的」なのでいいんだよ
深刻なレベルの妖怪オタクにはむしろ「それがいい」って感じ
昔、ぬらりひょんに対しての持論をこじらせて自著で今見るとアレすぎる解説書いちまった村上健司とか
それに釣られた『妖怪のお医者さん』の佐藤友生みたいなのもいるしね 今思えば総大将となった過程をちゃんと描写した最新版は希少なのかな 80年代前半頃だと
ぬらりひょんは水木作品より魔夜峰央の漫画にちょこちょこ出てきてたものが印象深い
波多利郎で「ぬらり」「ひょん、ひょん」という擬音たてて歩いてたり
パタリロがぬらりひょん拳法(なんだそれは)を使ったり
魔夜の妖怪好きも当然ながら水木作品の影響なんだろうけど 石燕の創作を藤沢が妖怪総大将にして真に受けた水木佐藤が広めた
それを元に多くのマンガ家がそのイメージを押し広げもはや後戻りできない事態に >>448
ぬらりひょんの孫ってタイトルが何だか不愉快で未読だし、一生読まない >>450
誰も聞いてないのに急に他の漫画の悪口言いだすのなんか怖いな 作者の妖怪知識が非常に高いのが明らかに判る妖怪漫画なのにね 要するにネットで「自分の考え」は絶対に書き込むなという事さ
人前で本音を口にしちゃいけないのはリアルと同じ
安住の地なんて何処にもないよ そもそもの話として「ぬらりひょんの孫」のタイトルが不快な意味が分からん 鬼太郎にも子供がいるんだから(鬼太郎自身だけど)別にぬらりひょんに孫がいるくらいなんでもない > 鬼太郎にも子供がいるんだから(鬼太郎自身だけど)
変な主人公ww だから好きなんだけど >>456
俺は何となくわかるよ
ぬらりひょんというのは水木の専売特許ではないが、その名前を大きく知らしめたのは水木
それに乗っかってる感じがするから嫌なんじゃないかな
「ブラックジャックによろしく」みたいなもんだ
ま、俺はどちらのタイトルもさして不快ではないが いや「ルパン三世」だの「金田一少年の事件簿」だの「孫」ものって漫画的に割と定番やん >>460
水木先生が広く知らしめたというよりも
3期アニメで有名になった方が的確じゃね 河童の三平?カッパをメジャーにしたのは○○だろ!、みたいな人もいたんだろうか 貸本版悪魔くんを見るまで漫画に最初に神秘学や魔法陣や西洋の学問体系的な黒魔術を取り入れたのは
古賀新一か少女漫画の山田ミネコが最初だと思っていた
(山田ミネコさん貸本出身だけど >>461
ルパン三世の子孫を主人公にしたのもあるよな 補巻4の解説の米国人民俗学者は「ぬらりひょんの孫」を水木しげるの孫と呼んでおる ルパンレンジャーで思いだしたが、カクレンジャーに出てきた泥田坊はぬらりひょんだった THE LAST STORY 〜マエストロたちの遺言〜
BS日テレ
2018年10月7日(日)
18時30分〜19時00分
漫画界の巨匠・水木しげるが生前に建てた妖怪墓。そこに残したメッセージとは?戦争漫画妖怪、その人生に迫る!!
2015年11月30日に93歳で他界した「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」で知られる漫画界の巨匠・水木しげる。
生前自らデザインしたのは妖怪づくしの墓だった!なぜ生前墓を作ったのか?残したメッセージとは?
絵を描くことと妖怪研究に生きた水木が伝え続けた幸福な人生とは!そして水木を支え続けた妻、布枝さんが想いを語る…。 最近少しずつ老いを感じてきた26歳の甘えっ子ちゃんです
ゲゲゲの鬼太郎大好きです♪
この前も友達と一緒に『画皮』観ちゃいました
私に彼氏がいたら彼氏と見たかったけど・・・・
でも面白かったからいいや
ココだったら濃い絡み出来るかなって思ってます
色んな人と触れ合いたいんでヨロシクです 鬼太郎もそのうちアニメでは美少年になってしまうのかね… やあ、奇遇ですね。
私も三期アニメや最新版をリアルタイムでみていた
26歳ヤングメンです。 >>472
週刊実話記者の奈倉や柏木が書いたみたいな気持ち悪さを感じる文章だな 柏木先生は著書もある、一応本物の官能作家やん…
奈倉はガチで謎の存在だが Tシャツ化プロジェクト差別語があるから駄目といわれてしもーた
画はグロでもええが言語はあかんのかー >>479
えー、そんな理由ではねられるもんなのか
まあ、でも本に載ってるだけならまだしも、水木絵+差別用語のTシャツで出歩かれたら
水木プロにとってみたら損しかないもんな
妥当な判断 差別用語が書かれたTシャツで街歩いて、
トラブルに巻き込まれたりしても責任取れないでしょ
シャツの柄にしたら物語の前後の文脈なんて
切り離されちゃうんだから 妖怪世界遺産を久しぶりに見ようと思ったらWindows10じゃ無理なのか そんなことがあるんだな。やはり最後は紙媒体に戻るのか? 龍谷ミュージアムでの小松和彦の講演会見に行ったんだけど、水木しげるの妖怪画が石燕とかの古い文献から絵を引用してることについて触れたときに
会場から結構「え〜」って声が出てて、割と知られてないんだなって思った 一般に知られてないのはわからなくもないけど、
そこの講演聞きに行くぐらいの人にもそんな感じなんだな ワシも聞いてたけど、小松和彦が、石燕とかの古い文献が水木しげるの妖怪画から絵を引用してると言ったかみんな驚いたんやで >>483
あのビョンビョン五月蝿いオープニング&メニューのFlash形式のせいで普通にやると完全に起動できなくなってるが、
エクスプローラーで開いてから右クリックでシークレットファイルを表示するようにして、
沢山表示されるhtmlのやつを適当に開いてやればブラウザでインデックスが普通に立ち上がるぞ 小松さんの講演会は聞いてないから分からないけど、水木しげるについてオリジナルで色々な妖怪の姿を生み出した人ってイメージ持ってたら
そのうちの相当量が元ネタありって聞いたら幻滅しちゃう人もいるのかもしれないな 俺、ガキの頃から妖怪図鑑みて
「これタッチが江戸時代の絵みたいだし、何か元ネタありそうだな」とかなんとなく思ってた
雪女は美人すぎて全然水木っぽくねえなとかも思ってた 「古典や言い伝えの裏付けがあると思ってたのに創作かよ」っていうパターンが普通かと思ってたが、逆もあるんだな。 水木妖怪画で元ネタあるやつでも垢舐めとか家鳴りはけっこう水木の画風になってるけど
小松さんの講演会でも紹介された「化け物屋敷」の絵みたいに元ネタそのまんまの画風だから明らかに水木っぽくないやつもあるよな
雪女は池上遼一が描いたってのは龍谷ミュージアムで流れてた映像で初めて知った お歯黒べったり→「こんな変な妖怪、水木サンの創作にきまってんだろ」
がしゃどくろ→「かっこいい、これの伝承をもっと詳しく知りたいな」
俺の眼力はあてにならん 水木しげるの妖怪図鑑と佐藤有文の妖怪図鑑、両方は買えない自分は選択を迫られた
悩んだ末に選んだのは佐藤有文の妖怪図鑑
掲載されている絵の本物感(全部ではないが)は子供の自分にも分かった 佐藤有文&石原豪人コンビは資料としての正確さは全くないけど子供を怪奇の世界へ誘うには最高の教材だったな どう考えても佐藤有文の妖怪図鑑の方がプレミアついてて高価だろ
水木のは同じ絵でも価格はピンキリ 水木の妖怪画、塗仏・さがり・たくろう火とかは井戸仙人を描いたアシスタントの作。
サイケな画風が共通してるだろ。
他にもあるから、あててみな。 >>501
塗仏じゃなくて塗坊(初期バージョン)な 佐藤有文の妖怪図鑑には石燕や春泉を初め昔の妖怪画が大量に載ってるから本物感あったんよ
今では全部載ってる書籍が容易に入手できるしネットでも見られるけど当時は貴重だった
世界編にはプランシーの「地獄の辞典」の悪魔図も多く載ってて刺激的だったな 佐藤有文は図版に勝手なキャプションつけてデタラメな妖怪を生み出したけど、そいつらがまた味があっていいんだよな がしゃどくろのように佐藤発かと思ってたらもっと大元があったり
この辺の妖怪創作史は面白いな 石燕が洒落で作った妖怪、佐藤有文が適当な図版に適当な説明つけて生み出した妖怪、水木しげるが色々なところから図版を引っ張ってきて姿を与えた妖怪
妖怪が作られていき広まっていく過程をまとめた本を研究者が誰か書いてほしい 出たら3000円以内なら即買い
5000円前後なら内容を検討した上買うわ 佐藤有文系列だと大伴昌司が少年雑誌で企画した画報ものにも適当な妖怪がいっぱい出てくるな
ああいう由緒もクソもない妖怪結構好き 同じパクリ創作妖怪でも水木のバックベアードは今では妖怪に興味がない人でも一度は目にしたことがあるレベルの知名度を持つのに対し
一部の好事家からネタにされる程度の知名度しかない佐藤の投げ捨て魔人 バックベアードの伝わり方って如何にも民間伝承って感じで良い 佐藤のは創作だと思ってたら実際言い伝えがあったのも割とある
無から作っちゃう創作王は中岡俊哉かな 昭和妖怪ブームの中で最も影響力があったのが水木しげるなのは間違いないと思うけど、佐藤有文も大伴昌司も中岡俊哉も
各々のやり方で不思議なものを楽しむてことを教えてくれたな。子供心に胡散臭いんだけど惹かれるものがあった
そういう意味で水木のバックベアードも佐藤の投げ捨て魔人も中岡の心霊写真もみんな偉大だと思うわ >>511
今ちょうど鬼太郎のアニメにベアード出てるな。西洋妖怪軍団の一人として投げ捨て魔人も出ることに期待しよう しまっちゃうおじさんなんかももう妖怪扱いしていいんでないかな その後のゲゲゲの女房買って来た
ゲゲゲの女房から10年たつんだな 佐藤有文って妖怪図鑑なんて出してたのか
俺にとっては心霊写真集の人でしかなかったなw 佐藤有文って心霊写真集なんて出してたのか
と俺は今思った 水木しげるって妖怪画集なんて出してたのか
と俺は今知った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています